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【2026年最新】東京5区オフィス賃料相場|エリア別比較表とスタートアップ向け選び方ガイド

【2026年最新】東京5区オフィス賃料相場|エリア別比較表とスタートアップ向け選び方ガイド

更新日:2026.01.15  公開日:2023.12.07
株式会社IPPO 代表取締役社長 関口 秀人

監修者:関口秀人
株式会社IPPO 代表取締役社長
関口秀人の監修者情報 ▶︎

東京都心5区(渋谷区・港区・千代田区・新宿区・中央区)のオフィス賃料相場は、2026年1月時点で平均21,000円/坪前後です。空室率は2%台と歴史的低水準が続き、希望エリアでの物件確保が困難になっています。本記事では、各区の賃料相場とスタートアップ向けの穴場エリア、費用を抑える方法を解説します。

Q
東京都心5区のオフィス賃料相場はいくらですか?
A

2026年1月時点で平均21,000円/坪前後です。渋谷区が最も高く約22,000〜26,000円/坪、新宿区が比較的安く約16,000〜22,000円/坪となっています。

Q
スタートアップにおすすめのオフィスエリアはどこですか?
A

コスパ重視なら新宿御苑・神保町・築地エリア、IT系なら渋谷・五反田バレー、ブランド重視なら六本木・赤坂がおすすめです。

Q
2026年の東京オフィス市場の特徴は?
A

空室率2%台と極めてタイトな状況が続いています。賃料は上昇傾向で、希望の物件を見つけるには仲介会社との早期連携が必須です。

東京5区のオフィス賃料相場と、スタートアップ・ベンチャー企業におすすめのエリア選びのポイントをご紹介します。「どのエリアが自社に合っているかわからない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の目次

【2026年1月】東京都心5区のオフィスマーケット概況

2026年1月現在、東京都心5区のオフィス市場は「空室枯渇時代」に突入しています。まずは最新のマーケットデータを確認しましょう。

オフィスマーケット指標2026年1月
平均空室率2.3%前後(前年比 約▼1.5ポイント)
平均賃料21,000円/坪前後(前年比 約▲5%)
※三鬼商事発表データを基に作成。最新値は公式サイトでご確認ください。

空室率2%台は、オフィスビルがほぼ満室状態であることを意味します。一般的に空室率5%を下回ると「需給逼迫」と言われますが、現在の2%台は極めてタイトな状態です。

特に人気エリアでは「物件が出てきた瞬間に決まる」という状況が続いており、希望の条件でオフィスを確保するのが年々難しくなっています。

空室率2%台が意味すること

空室率2%台では、希望エリア・希望条件での物件探しが非常に困難です。移転を検討している場合は、半年前から仲介会社と連携し、物件情報をいち早くキャッチできる体制を整えておくことをおすすめします。

東京5区オフィス賃料相場 比較一覧【2026年版】

東京都心5区(中央区・千代田区・港区・渋谷区・新宿区)の賃料相場を比較表にまとめました。エリア選びの参考にしてください。

賃料目安(坪単価)穴場度こんな企業におすすめ
渋谷区22,000〜26,000円★☆☆IT・スタートアップ・クリエイティブ系
港区20,000〜28,000円★★☆コンサル・外資系・ブランド重視
千代田区18,000〜30,000円★★☆金融・法律・官公庁関連
新宿区16,000〜22,000円★★★コスパ重視・BtoC・アクセス重視
中央区17,000〜24,000円★★★商社・金融・老舗感・信頼性重視
※2026年1月時点の相場目安。物件の築年数・グレードにより大きく異なります。
エリア選びのチェックポイント
  • 採用したい人材が通いやすいか(路線・所要時間)
  • 来客の頻度と重要度(ブランドイメージの必要性)
  • 成長に伴う拡張移転の可能性(近隣に選択肢があるか)
  • 取引先・パートナー企業との距離
  • 予算(賃料だけでなく初期費用・原状回復費も含めて)

比較表を見ても「結局どこがいいかわからない…」という方も多いと思います。会社の成長フェーズや業種、採用戦略によって最適なエリアは異なりますので、迷われている方はお気軽にご相談ください。

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中央区のオフィス賃料相場【2026年版】

中央区は日本橋・八重洲といったビジネス中心地と、築地・茅場町といったコスパの良い穴場エリアが共存する区です。老舗感や信頼性を重視する企業に人気があります。

中央区の特徴とおすすめ業種

中央区は東京駅に隣接し、日本橋・八重洲・銀座といった歴史あるビジネスエリアを擁しています。老舗企業や金融機関、商社が多く集積しており、「信頼感」「安定感」を重視する企業に最適です。

エリア賃料目安(坪単価)特徴
日本橋20,000〜26,000円老舗感・ブランド力・再開発進行中
八重洲・京橋22,000〜28,000円東京駅直結・来客重視の企業向け
築地・茅場町14,000〜18,000円穴場・コスパ◎・スタートアップ向け
人形町・小伝馬町15,000〜19,000円下町風情・居心地の良さ
※2026年1月時点の相場目安
中央区がおすすめの企業
  • 金融・商社・コンサルティング企業
  • 老舗感・信頼性をアピールしたい企業
  • 東京駅からのアクセスを重視する企業
  • コスパ重視で穴場を狙いたいスタートアップ(築地・茅場町)

日本橋エリアの賃料相場

中央区日本橋エリアは、三井不動産による大規模再開発が進行中で、今後さらに注目度が高まるエリアです。老舗企業が多く、ブランドイメージを重視する企業に人気があります。

坪数賃料相場(坪単価)
30坪以下約20,000円~23,000円
31〜50坪約20,000円~23,000円
51〜100坪約21,000円~25,000円
101坪以上約26,000円~30,000円
中央区の坪数別賃料相場(坪単価)※ 2026年1月時点更新

八重洲・京橋エリアの賃料相場

東京駅八重洲口に直結するエリアで、新幹線や空港へのアクセスが抜群です。来客が多い企業や、全国に拠点を持つ企業の東京本社として人気があります。東京ミッドタウン八重洲の開業により、エリアの価値がさらに向上しています。

築地・茅場町エリアの賃料相場【穴場】

築地・茅場町エリアは、中央区内でも賃料が比較的抑えられる穴場エリアです。日比谷線・東西線など複数路線が利用でき、日本橋・銀座へも徒歩圏内。コストを抑えながら中央区アドレスを確保したいスタートアップに最適です。

築地周辺のオフィス賃料相場は約17,000円〜23,000円 / 坪 です。

茅場町周辺のオフィス賃料相場は15,000円〜22,000円 / 坪 です。

人形町・小伝馬町エリアの賃料相場

下町風情が残る人形町・小伝馬町エリアは、落ち着いた雰囲気の中で働きたい企業に人気です。飲食店も充実しており、社員の満足度も高いエリアです。

小伝馬町周辺のオフィス賃料相場は約15,000円〜22,000円 / 坪 です。

人形町周辺のオフィス賃料相場は約16,000円〜23,000円 / 坪 です。

千代田区のオフィス賃料相場【2026年版】

千代田区は大手町・丸の内という日本最高峰のオフィス街から、神保町・飯田橋といったコスパの良いエリアまで幅広い選択肢があります。賃料レンジが最も広い区です。

千代田区の特徴とおすすめ業種

千代田区は皇居を中心に、大手町・丸の内・有楽町(通称:大丸有)という日本を代表するビジネスエリアを擁しています。一方で、神保町・飯田橋・九段といった比較的リーズナブルなエリアも存在し、予算に応じた選択が可能です。

エリア賃料目安(坪単価)特徴
大手町・丸の内25,000〜35,000円日本最高峰・大企業本社・金融機関
有楽町・日比谷22,000〜28,000円銀座隣接・商業エリアとの相乗効果
神保町・飯田橋15,000〜20,000円穴場・コスパ◎・出版社・教育関連
九段・市ヶ谷16,000〜21,000円官公庁関連・士業・落ち着いた環境
※2026年1月時点の相場目安
千代田区がおすすめの企業
  • 金融・法律・コンサルティング企業
  • 官公庁との取引が多い企業
  • IPO準備中で「丸の内アドレス」が欲しい企業
  • コスパ重視で千代田区アドレスを確保したいスタートアップ(神保町・飯田橋)

大手町・丸の内エリアの賃料相場

大手町・丸の内は、日本を代表する大企業の本社が集積するエリアです。賃料は都内最高水準ですが、それに見合うブランド価値と利便性があります。三菱地所による継続的な再開発で、エリアの価値は今後も維持される見込みです。

大手町周辺のオフィス賃料相場は約32,000円〜50,000円 / 坪 です。

丸の内周辺のオフィス賃料相場は33,000円〜50,000円 / 坪 です。

神保町・飯田橋エリアの賃料相場【穴場】

神保町・飯田橋エリアは、千代田区内でも賃料が比較的抑えられる穴場エリアです。古書店街として知られる神保町は出版社やクリエイティブ企業が多く、独特の文化的雰囲気があります。飯田橋は6路線が乗り入れる交通の要所で、都内随一のアクセス性を誇ります。

飯田橋周辺のオフィス賃料相場は約15,000円〜26,000円 / 坪 です。

九段・市ヶ谷エリアの賃料相場

九段・市ヶ谷エリアは、官公庁に近いことから士業や官公庁関連企業に人気があります。靖国神社や北の丸公園に隣接し、落ち着いた環境で仕事ができる点も魅力です。

九段周辺のオフィス賃料相場は17,000円〜26,000円 / 坪 です。

霞ヶ関周辺のオフィス賃料相場は30,000円〜39,000 / 坪 です。

※2026年1月更新

港区のオフィス賃料相場【2026年版】

港区は六本木・赤坂といったIT企業・外資系企業が集積するエリアから、田町・三田といったコスパの良いエリアまで多様な選択肢があります。ブランドイメージを重視する企業に人気の区です。

港区の特徴とおすすめ業種

港区は外資系企業やIT企業の本社が多く集積し、「先進的」「グローバル」なイメージを持つエリアです。六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど、大規模再開発も活発に行われています。

エリア賃料目安(坪単価)特徴
六本木・赤坂22,000〜30,000円IT企業・外資系・エンタメ系集積
虎ノ門・新橋20,000〜28,000円再開発進行中・官公庁アクセス良好
青山・表参道22,000〜28,000円クリエイティブ・ファッション・広告
田町・三田16,000〜21,000円穴場・コスパ◎・品川へのアクセス良好
芝・浜松町17,000〜22,000円羽田空港アクセス・貿易関連企業
※2026年1月時点の相場目安
港区がおすすめの企業
  • 外資系企業・グローバル展開を目指す企業
  • IT・コンサルティング・広告代理店
  • 採用ブランディングを重視するスタートアップ
  • コスパ重視で港区アドレスを確保したい企業(田町・三田)

六本木・赤坂エリアの賃料相場

六本木・赤坂エリアは、六本木ヒルズや赤坂サカスなど大規模複合施設があり、IT企業やエンターテインメント企業が多く集積しています。Google、メルカリなど著名企業のオフィスがあることでも知られ、採用ブランディング効果が高いエリアです。

六本木周辺のオフィス賃料相場(坪単価)は、一般的に坪単価23,000円〜31,000円程度です。

虎ノ門・新橋エリアの賃料相場

虎ノ門エリアは虎ノ門ヒルズを中心とした再開発が進行中で、今後さらに注目度が高まるエリアです。霞ヶ関の官公庁へのアクセスが良く、官公庁関連ビジネスを行う企業に適しています。新橋は飲食店が充実し、サラリーマンに人気の街です。

田町・三田エリアの賃料相場【穴場】

田町・三田エリアは、港区内でも賃料が比較的抑えられる穴場エリアです。JR山手線・京浜東北線に加え、都営三田線・浅草線も利用でき、品川や東京駅へのアクセスも良好。六本木の半額近い賃料で港区アドレスを確保できる点が魅力です。

田町周辺のオフィス賃料相場(坪単価)は、一般的に坪単価17,000円〜25,000円程度です。

三田周辺のオフィス賃料相場(坪単価)は、一般的に坪単価16,000円〜27,000円程度です。

青山・表参道エリアの賃料相場

青山・表参道エリアは、ファッション・広告・デザイン関連企業に人気のエリアです。洗練されたイメージがあり、クリエイティブ系人材の採用に有利です。

青山周辺のオフィス賃料相場は約25,000〜34,000円 / 坪 です。

表参道周辺のオフィス賃料相場は26,000〜34,000円 / 坪 です。

渋谷区のオフィス賃料相場【2026年版】

渋谷区は言わずと知れたIT・スタートアップの聖地です。空室率1%台と都内で最も物件が見つかりにくいエリアですが、その分ブランド価値と採用力は抜群。代々木・千駄ヶ谷といった穴場エリアも紹介します。

渋谷区の空室率は1%台

渋谷区の空室率は都心5区の中でも最も低い1%台後半です。人気エリアでは「物件が出た瞬間に決まる」状況が続いています。渋谷でのオフィス移転を検討している場合は、半年以上前から仲介会社と連携し、物件情報をいち早くキャッチできる体制を整えておくことを強くおすすめします。

渋谷区の特徴とおすすめ業種

渋谷区はサイバーエージェント、DeNA、GMOインターネットグループなど、日本を代表するIT企業の本社が集積するエリアです。渋谷スクランブルスクエアや渋谷ヒカリエなど大規模再開発も完了し、さらに注目度が高まっています。

エリア賃料目安(坪単価)特徴
渋谷駅周辺24,000〜32,000円IT企業の聖地・採用ブランディング最強
恵比寿・代官山22,000〜28,000円洗練されたイメージ・クリエイティブ系
神宮前・原宿20,000〜26,000円ファッション・D2C・若年層向けサービス
代々木・千駄ヶ谷17,000〜22,000円穴場・コスパ◎・渋谷徒歩圏
広尾20,000〜25,000円閑静な環境・大使館エリア
※2026年1月時点の相場目安
渋谷区がおすすめの企業
  • IT・Web・アプリ開発企業
  • エンジニア採用を強化したいスタートアップ
  • 若手人材・クリエイティブ人材を採用したい企業
  • 「渋谷のスタートアップ」というブランドが欲しい企業

渋谷駅周辺の賃料相場

渋谷駅周辺は、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ストリームなど大規模オフィスビルが林立し、IT企業の本社が集積しています。賃料は高めですが、エンジニア採用における圧倒的なブランド力があり、採用コストを含めて考えると投資対効果が高いエリアです。

渋谷周辺のオフィス賃料相場は約24,000円〜36,000円 / 坪 です。

恵比寿・代官山エリアの賃料相場

恵比寿・代官山エリアは、渋谷よりも落ち着いた雰囲気で、洗練されたイメージがあります。広告代理店やデザイン事務所、D2Cブランドなどクリエイティブ系企業に人気です。恵比寿ガーデンプレイスを中心に、上質なオフィス環境が整っています。

恵比寿周辺のオフィス賃料相場は約24,000円〜34,000円 / 坪 です。

広尾周辺のオフィス賃料相場は22,000円〜33,000円 / 坪 です。

代々木・千駄ヶ谷エリアの賃料相場【穴場】

代々木・千駄ヶ谷エリアは、渋谷区内でも賃料が比較的抑えられる穴場エリアです。渋谷駅まで徒歩または1駅でアクセスでき、渋谷の採用ブランド力を享受しながらコストを抑えられます。新宿御苑や明治神宮にも近く、緑豊かな環境も魅力です。

代々木周辺のオフィス賃料相場は約12,000円〜25,000円 / 坪 です。

博多駅筑紫口のオフィス賃料相場は約13,000円〜23,000円 / 坪 です。

新宿区のオフィス賃料相場【2026年版】

新宿区は都心5区の中で最もコストパフォーマンスが高いエリアです。新宿駅は1日の乗降客数日本一を誇り、交通アクセスは抜群。新宿御苑周辺は穴場として特におすすめです。

新宿区の特徴とおすすめ業種

新宿区は日本一の乗降客数を誇る新宿駅を中心に、西新宿の高層ビル街から新宿御苑周辺の落ち着いたエリアまで多様な顔を持ちます。交通至便でありながら賃料が抑えられるため、コスパ重視の企業に最適です。

エリア賃料目安(坪単価)特徴
西新宿(高層ビル街)18,000〜24,000円大規模オフィス・都庁周辺
新宿駅周辺18,000〜25,000円交通至便・BtoC企業向け
新宿御苑周辺14,000〜19,000円穴場・コスパ最強・緑豊かな環境
四谷・市ヶ谷15,000〜20,000円落ち着いた環境・千代田区隣接
※2026年1月時点の相場目安
新宿区がおすすめの企業
  • コストパフォーマンスを重視するスタートアップ
  • 全国から社員が集まる企業(交通至便)
  • BtoC・店舗型ビジネスを展開する企業
  • シード〜アーリーステージで初期費用を抑えたい企業

新宿駅・西新宿エリアの賃料相場

新宿駅周辺・西新宿エリアは、都庁を中心とした高層ビル街があり、大規模オフィスの選択肢が豊富です。JR・私鉄・地下鉄合わせて10路線以上が乗り入れ、都内どこへでもアクセスしやすい点が最大の魅力です。

坪数賃料相場(坪単価)
30坪以下約17,000円~20,000円
31〜50坪約18,000円~21,000円
51〜100坪約20,000円~23,000円
101坪以上約23,000円~27,000円
新宿区の坪数別賃料相場(坪単価)※ 2026年1月時点更新

新宿御苑・四谷エリアの賃料相場【穴場】

新宿御苑・四谷エリアは、新宿区内でも賃料が最も抑えられる穴場エリアです。新宿御苑の緑豊かな環境に隣接し、落ち着いた雰囲気で仕事ができます。新宿駅まで徒歩または丸ノ内線で1駅と利便性も高く、コスパ重視のスタートアップに最もおすすめのエリアです。

実は、ハイッテで成約いただいたスタートアップ企業の中でも、新宿御苑エリアは人気があります。渋谷・六本木と比べて坪単価が5,000〜10,000円安いにも関わらず、新宿駅へのアクセスが良く、採用面でも不利になりにくいエリアです。

新宿周辺のオフィス賃料相場は約20,000円〜32,000円 / 坪 です。

四谷周辺のオフィス賃料相場は、一般的に坪単価13,000円〜20,000円程度です。

スタートアップのエリア選び 3つのポイント

ここまで各区の賃料相場を紹介してきましたが、「結局どこを選べばいいの?」という方のために、スタートアップ企業がエリアを選ぶ際の3つのポイントを解説します。

①予算から逆算する

オフィス賃料は「坪単価×必要坪数」で計算できます。一般的に、1人あたり3〜4坪が目安です。

従業員数必要坪数目安新宿区(16,000円/坪)渋谷区(24,000円/坪)
5人15〜20坪月24〜32万円月36〜48万円
10人30〜40坪月48〜64万円月72〜96万円
20人60〜80坪月96〜128万円月144〜192万円
30人90〜120坪月144〜192万円月216〜288万円
※賃料のみの概算。共益費・管理費は別途

同じ10人規模でも、エリアによって月額20〜50万円の差が出ます。年間では240〜600万円の差になりますので、予算と優先順位を明確にしてエリアを選びましょう。

②成長フェーズに合わせて選ぶ

スタートアップの成長フェーズによって、オフィスに求めるものは変わります。

フェーズおすすめエリア理由
シード〜アーリー新宿御苑・神保町・築地コスト抑制最優先・資金を事業に集中
シリーズA渋谷・恵比寿・五反田採用ブランディング強化・IT人材確保
シリーズB以降六本木・赤坂・丸の内取引先へのアピール・IPO準備

シード期に無理して渋谷に構えるより、新宿御苑でコストを抑えて事業に集中し、シリーズA調達後に渋谷へ移転する、という選択肢もあります。成長に合わせた「引っ越し戦略」を持っておくことも大切です。

③「出世ビル」という選択肢

「出世ビル」とは、有名スタートアップが成長期に入居していたビルのこと。こうしたビルに入居することで、採用面談で「あのビルですね」と言われる効果や、同じビルに入居する企業とのネットワーキング効果が期待できます。

東京の代表的な「出世ビル」
  • 渋谷ホームズ(渋谷区):メルカリが成長期に入居
  • 岡崎ビル(渋谷区):複数の有名スタートアップが輩出
  • 東接本郷ビル(千代田区):チームラボなどが入居歴あり
  • 北の丸スクエア(千代田区):複数のスタートアップが成長

出世ビルは人気が高く空室が出にくいため、入居を希望する場合は仲介会社に事前に相談しておくことをおすすめします。

オフィス賃料を抑える3つの方法

最後に、オフィスにかかるコストを抑えるための具体的な方法を3つ紹介します。

①居抜きオフィス・セットアップオフィスを選ぶ

居抜きオフィスとは、前のテナントが使っていた内装・設備がそのまま残っているオフィスのこと。セットアップオフィスは、ビルオーナーが内装・家具を整備した状態で貸し出すオフィスです。

項目通常のオフィス居抜き・セットアップ
内装工事費坪単価10〜30万円0〜5万円
入居までの期間2〜3ヶ月2週間〜1ヶ月
原状回復費用坪単価5〜10万円0〜3万円

30坪のオフィスの場合、内装工事だけで300〜900万円かかることも。居抜き・セットアップオフィスなら、この費用を大幅に削減できます。

②穴場エリアを狙う

本記事で紹介した「穴場エリア」を狙うことで、同じ区内でも賃料を大幅に抑えられます。

人気エリア穴場エリア賃料差(坪単価)
渋谷駅周辺代々木・千駄ヶ谷▲5,000〜10,000円
六本木・赤坂田町・三田▲6,000〜12,000円
大手町・丸の内神保町・飯田橋▲10,000〜15,000円
日本橋築地・茅場町▲5,000〜8,000円

30坪のオフィスで坪単価5,000円の差があれば、年間180万円のコスト削減になります。

③仲介会社と早期に連携する

空室率2%台の今、良い物件は「出た瞬間に決まる」状況です。希望条件を仲介会社に伝えておけば、条件に合う物件が出た瞬間に連絡がもらえます。

また、仲介会社は公開されていない物件情報や、退去予定の物件情報を持っていることも多いです。移転を検討し始めた段階で相談しておくことで、選択肢を広げることができます。

居抜き・セットアップオフィスで初期費用を大幅削減

ハイッテでは、東京5区の居抜きオフィス・セットアップオフィスを多数取り扱っています。内装工事費・原状回復費を抑えた移転をお考えの方は、ぜひご相談ください。スタートアップ・ベンチャー企業の移転実績が豊富な専門スタッフが、最適な物件をご提案します。

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初期費用を抑えた移転のご相談など

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東京5区のオフィス賃料相場と選び方をご紹介しました。空室率2%台の今、希望の物件を見つけるには早めの行動が必須です。

この記事のポイント
  • 東京5区の平均賃料は21,000円/坪前後(2026年1月時点)
  • 空室率2%台=希望の物件を見つけるのが困難な時代
  • コスパ重視なら新宿区・中央区の穴場エリアがおすすめ
  • 居抜き・セットアップオフィスで初期費用を大幅削減
  • 仲介会社との早期連携が物件確保の鍵

ハイッテ by 株式会社IPPOは、東京都心5区のオフィス移転を専門とする仲介会社です。スタートアップ・ベンチャー企業の移転実績が豊富で、居抜きオフィス・セットアップオフィスを多数取り扱っています。

「どのエリアが自社に合っているかわからない」「初期費用を抑えて移転したい」「空室情報をいち早く入手したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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株式会社IPPO 代表取締役社長 関口 秀人

監修者:関口秀人
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株式会社IPPO

執筆者 ハイッテ編集部
株式会社IPPO全般のマーケティングを担っています。ハイッテの運用のほか、オフィス移転事例や賃料相場、オフィス調査なども行なっております。

株式会社IPPO セールス 本田 司

株式会社IPPO セールス
宅地建物取引士 【大阪:第125679号】
監修者 兼 執筆者 本田 司
大阪公立大学現代システム科学域を卒業後、新卒で大阪のマンション販売の不動産会社に入社。テレアポやポスティング、飛び込みなど営業として1年半従事。不動産業界のBtoBの経験を積むために転職を決意し、株式会社IPPOに入社。

本田 司の監修者・執筆者情報>>

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