監修者:関口秀人
株式会社IPPO代表取役締社長
関口秀人の監修者情報 ▶︎
監修者:関口秀人
株式会社IPPO 代表取締役社長
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空港や新幹線など出張が多く交通機関をよく利用する企業は田町や浜松町がおすすめです。
交通機関を重視しつつ、賃料を少しでも抑えたい企業は三田が最適です。
六本木や赤坂周辺には「セイコー六本木ビル」や「黒崎ビル」など出世ビルが多数存在します。
また、六本木や赤坂周辺は居抜きオフィスであれば初期費用を抑えるレます。
坪数 | 賃料相場(坪単価) |
---|---|
30坪以下 | 約17,000〜20,000円 |
31〜50坪 | 約21,000〜25,000円 |
51〜100坪 | 約22,000〜27,000円 |
101坪以上 | 約24,000〜31,000円 |
数々の大手企業やスタートアップ・ベンチャーがオフィスを構える、東京都港区の利便性や賃料相場をご紹介します。
この記事の目次
居抜きオフィス移転する、東京都港区のおすすめエリア
空港を利用することが多いのであれば、利便性を考え田町や浜松町がおすすめです。
しかし浜松町は港区全体の賃料相場で考えると安くはないエリアです。
賃料を少しでも抑え、空港への利便性も重視する場合は、三田が便利です。
また、六本木や赤坂周辺には多くの上場スタートアップ企業を輩出した「セイコー六本木ビル」や「黒崎ビル」など出世ビルが多数存在します。
六本木や赤坂周辺は小中規模の賃貸オフィスで坪単価20,000〜30,000円ほどですが、居抜きオフィスであれば初期費用を抑えることが可能です。
赤坂、麻布十番、麻布台、麻布永坂町、麻布狸穴町、愛宕、海岸、北青山、港南、芝浦、芝公園、芝大門、芝、白金台、白金、新橋、高輪、台場、虎ノ門、西麻布、西新橋、浜松町、東麻布、東新橋、三田、南青山、南麻布、元赤坂、元麻布、六本木
オフィス・事務所移転時における退去や入居に関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
東京都港区のオフィス賃料の相場
大規模再開発が複数進んでいる港区は都心5区(港区、千代田区、中央区、新宿区、渋谷区)の中で、2024年9月時点で最も空室率が高いエリアです。
※オフィスマーケット 東京ビジネス区 │ 三鬼商事株式会社のデータ参照
ただ空室が多いというわけでなく、大型ハイグレードビルが順次竣工されることによってニ次空室が増加している状況です。
そのため、ラグジュアリーなイメージが強い港区ではありますが、賃料相場は千代田区・渋谷区より安い傾向にあります。
特に西側(六本木、赤坂、青山など)が高騰していて、東側(芝、白金、台場など)は落ち着いています。
2024年11月7日時点の東京都港区の平均空室率と平均賃料は以下のとおりです。
東京都港区 | 2024年10月 |
---|---|
平均空室率 | 5.71% (前月比▼0.26ポイント) |
平均賃料 | 19,780円 (前月比▲156円) |
※こちらのデータは三鬼商事株式会社が公表しているデータを掲載しております。
※三鬼商事株式会社が定める利用条件に則り、適切に掲載しており、データの改変などは一切行っておりません。
坪数 | 賃料相場(坪単価) |
---|---|
30坪以下 | 約17,000〜20,000円 |
31〜50坪 | 約21,000〜25,000円 |
51〜100坪 | 約22,000〜27,000円 |
101坪以上 | 約24,000〜31,000円 |
東京都港区のおすすめの居抜きオフィス・セットアップオフィス
東京都港区のおすすめ居抜きオフィス・事務所・セットアップオフィスをご紹介します。
東京都港区で、現在公開中のおすすめ新着オフィス物件です。
東京都港区の特徴
東京都港区では大規模再開発が複数進行しており、2023年、2024年にはいくつも大型複合施設を竣工しています。
森ビル株式会社が手掛ける「麻布台ヒルズ」が2023年11月に開業し、2024年6月にはヒューリック株式会社が手掛ける「(仮称)虎ノ門開発計画」が竣工予定です。
2025年3月開業予定のJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)が手掛ける「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」など、今後もさまざまな複合商業施設が誕生します。
テレビ局やマスコミ、広告代理店、外資系企業などが多数オフィスを構えており、日本国内にある大使館の半数以上が港区に集積しています。
他の都心5区(千代田区、中央区、新宿区、渋谷区)は、区内のエリア毎に大きく特徴が分かれ、それぞれ街の印象も異なりますが、港区は全てのエリアがビジネス街と繁華街、住宅街が融合する1つの街になっています。
東京都港区の利便性
比較的どのエリアも飲食店は多く、特に新橋や浜松町は昼も夜もリーズナブルなお店が多いです。
虎ノ門、六本木、赤坂などは高級店が多いため、接待や会食に困ることはありません。
東京都港区にオフィスを構えるメリット
東京都港区は主要地下鉄や新幹線、飛行機などが利用しやすく交通利便性に優れています。
全国展開、世界展開している会社や、ネットワークが必要な場合は、移動がしやすいことはもちろんのこと、外資系企業や大使館が多い点でもメリットが大きいです。
また、街自体のブランドイメージも良く、採用にも有利に働きます。
東京都港区の交通アクセスや入居企業
東京都港区は千代田区、中央区とともに都心3区とされ、東京都23区中央に位置する特別区です。
以下5つのエリアで構成されており、各エリア再開発によってハイグレードオフィスビルや商業施設が次々と竣工しています。
地区 | エリア | 代表的なオフィスビル |
---|---|---|
芝地区 | 浜松町、新橋、芝大門、汐留、三田、虎ノ門など | 日本生命浜松町クレアタワー、汐留ビルディング、虎ノ門ヒルズなど |
麻布地区 | 麻布台、麻布十番、西麻布、六本木など | 六本木ヒルズ、六本木ミッドタウン、住友不動産麻布十番ビルなど |
赤坂、青山地区 | 赤坂、南青山、北青山など | 赤坂BiZタワー、赤坂パークビル、青山ツインタワーなど |
高輪地区 | 白金台、高輪、白金など | 白金台ビル、白金ステーション、プラチナなど |
芝浦、港南地区 | 芝浦、台場など | msbTamachi田町ステーションタワー、住友芝浦ビル、TIME24など |
JR各線、東京メトロ、都営地下鉄、京浜急行電鉄、ゆりかもめ、東京モノレールなど計16の路線が走り、品川駅は東海道・山陽新幹線の停車駅でもあります。
さらに浜松町駅からモノレールまたは品川駅から京急線を利用すれば、羽田空港まで1本で行くことができる点も魅力の1つです。
本田技研工業株式会社や日本電気株式会社、ソフトバンク株式会社、全日本空輸株式会社、コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社、三菱自動車工業株式会社、綜合警備保障株式会社、ソニー株式会社、大東建託株式会社、株式会社電通など
東京都港区にオフィスを構えるべき企業
六本木は美術館が複数立地する文化・芸術の街です。
再開発によって建てられたハイグレードオフィスや複合商業施設にアート作品が置かれることも多く、クリエイティビティが刺激されます。
六本木や南青山などのエリアは、国内外のアパレルブランドやセレクトショップ、飲食業が多くオフィスを構えているのに対し、虎ノ門は官公庁街に近いことから、法曹関連の事務所や企業が多いです。
また、港区立産業振興センターとフォースタートアップス株式会社が共同でスタートアップ・起業家を支援する事業成長プログラム「MINATO Incubator」を展開するなど、スタートアップ企業に対する支援・サービスが充実しています。
スタートアップ企業や起業家、VCなどと交流が生まれ、ビジネスチャンスに繋がる可能性もあります。
【参考】港区スタートアップ事業成長プログラム MINATO Incubator │ 港区立産業振興センター
東京都港区に居抜きオフィス移転した成功事例
東京都港区に移転した企業の事例を一部紹介します。
株式会社Morght (成約事例①)
人員増加によりオフィスの拡張が必要になり、移転を検討した株式会社Morght。
所謂オフィスビルの一角ではなく、暮らしの豊かさや生活感を演出できる場所を重視して物件選定をしました。
今回、移転した「AUSPICE OMOTESANDO」は周辺環境や立地が良い意味でオフィス感の少ない場所で、イメージとぴったりだったため即決しました。
自社の掲げるビジョンを体現した空間をつくり、社員が働きやすい環境に整えることで、社員のモチベーションと企業価値向上に繋がり、雇用面でも魅力のひとつとなればと考えています。
株式会社TRiCERA (成約事例②)
事業拡大のため、移転をした株式会社TRiCERA。
表現の柔軟性に富んだ六本木・西麻布エリアに拠点を置くことは非常に価値があると思い、この地であることを条件のひとつとしていました。ギャラリーを設置できるスペースがあることも条件として探していました。
株式会社カケコム(成約事例③)
間借りしていたオフィスを出なければいけないタイミングで移転をした株式会社カケコム。
エリアに特にこだわりはなく、コストや会議室の数が条件に当てはまっていればいいという温度感で、かなり多くの物件を内見していくうちに条件をブラッシュアップしていきました。
移転先の物件は始めの頃に一度提案していただいていたものの、資料だけ見て「なし」と判断していました。
しかし、担当営業のIPPO櫻井に「気にいると思うので」と再度おすすめされ、内見したところかなり良かったため、この物件に決まりました。
東京都港区のオフィス移転に強い「ハイッテ」にご相談ください
ハイッテ by 株式会社IPPOは東京都内の人気ビジネスエリアである東京都中央区、港区、千代田区、渋谷区、新宿区におけるオフィス移転に強みを持ちます。
スタートアップ・ベンチャー企業の創業時のシード期、資金調達を完了したアーリー期、成長フェーズのミドル期のほか、従業員100人の中堅企業の東京都内のオフィス移転仲介に対して、豊富な知識と実績を有しています。
経営戦略に応じた、1年後、数年後、10年後を見据えた最適なオフィス移転提案が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
営業担当者
株式会社IPPO 代表取締役社長 関口 秀人
宅地建物取引士【東京都知事:第101772号】
近畿大学卒業後、新卒で不動産仲介会社に入社。その後、不動産業界の経験を経て、株式会社IPPO(イッポ)を設立。主要大手デベロッパーとの契約を全て経験しており、何万坪でも対応可能。「どの街に、どこが運営している、どんなビルがあるか」、東京都内の最新不動産マーケット情報を常に把握しており、まさに不動産生き地引といえる。また、不動産業界経験14年の中で、10年以上お付き合いのあるお客様も多く、顧客上場社数は20社以上、顧客EXIT社数は30社以上にのぼる。各企業の成長フェーズに合わせた課題とソリューションのノウハウがあり、関わったお客様は皆上がっていく傾向あり。