監修者:大隅識文
株式会社IPPO共同創業者/取締役
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イノベーションのきっかけともなるオフィスの移転は、単なる引越しではなく事業拡大やブランディングなど様々な理由で行われます。
目的を明確にせず移転すると資金と時間の多大な損失になることも…。
この記事では実際に様々な規模の企業が抱えるオフィスの課題やそれを解決した移転事例を詳しくご紹介します。
この記事の目次
東京都のおすすめの居抜きオフィス
東京都のおすすめ居抜きオフィス・事務所をご紹介します。
東京都で、現在公開中のおすすめの居抜きオフィス物件です。
オフィスを構える目的や理由・メリットは?
リモートワークが普及した今、企業がオフィスを構えることには様々な背景があります。
オフィス新設・移転前に課題に関連した目的や理由を明確にしておくことで、費用対効果の最大化が可能です。
企業が実際に感じているオフィスの課題をご紹介します。
企業ブランディング
企業ブランディングとは、「その企業がどのような企業なのか、何を成し遂げどのような価値を提供するのか」など企業の社会的価値や体質・機能などを表す効果があります。
例えば「りんごのマーク」と言えば「Apple社」であり、ひいては顧客からブランドイメージや愛着心をも生み出します。
オフィスに関連した企業ブランディングとは、所在地や内装などでその企業が果たすべき使命やコンセプトをオフィスへ落とし込み、具現化することです。
自社のストーリーを立ててオフィスに反映することで、言葉で説明しなくとも感覚で企業価値を伝えられます。
生産性向上のためのレイアウト変更
毎日過ごすオフィス環境は生産性に大きく影響します。
「集中したいけど周囲の音が気になる」「もう少しスペースが欲しい」など社員が働きにくいと感じている場合、レイアウトを工夫したり、改装工事をする必要があるかもしれません。
最近では、ABW:Activity Based Working(業務に合わせて働く場所を問わない自由なワークスタイル)を意識したフリーアドレス制度を取り入れたり、働きやすい環境を求めレイアウトを変更する事例も増えています。
採用力の強化
採用力の強化を目的(理由)とした、魅力的かつ機能性も考慮したオフィスづくりをする企業が増加しています。
例えば、同業界の企業が同条件で求人を出している場合、求職者は両社を比較する傾向にあります。
その際に働き方改革に即した魅力的なオフィスをはじめとする生産性を高く保ちながら働ける環境は、より優秀な人材を獲得できる可能性が上がります。
企業が優秀な人材を獲得したいと思うのと同じように求職者もより良い職場環境で働きたいと考えます。
そのような状況を理解した上で、オフィスを通じて対象となる求職者が働きたいと思う企業(環境)となれるかが、優秀な人材を獲得する重要なポイントです。
コミュニケーション向上のための減床
社員数に対してオフィスが広すぎる場合、物理的な距離が離れることでコミュニケーションが希薄になるケースがあります。
気軽に話しかけられる環境は、スピードを上げて密な連携をする上でも大切です。
在宅勤務・出社のハイブリッドな働き方
最近では、ハイブリッドワークの普及により前向きな縮小移転を計画する企業も増えています。
リモートとオフライン双方のメリット・デメリットや、事業特性や自社の状況を踏まえて検討しましょう。
課題別オフィス移転事例
オフィスに抱える課題を解決したオフィス移転の事例を、移転担当者または代表から伺った生の声をご紹介します。
弊社が携わった「ハイッテ by 株式会社IPPO」以外では読めない事例を是非ご参考にしてください。
コミュニケーション強化のオフィス移転事例
freeeサイン株式会社はグループ会社であるfreee株式会社の移転に伴い、グループとしてのシナジー効果を最大化し、コミュニケーションの促進、サービスの成長を加速させる狙いで移転を計画。
結果として出社率が向上し、顔を合わせることで自然とコミュニケーション量も増えたことにより、人間関係の醸成に繋がったり、仕事のヒントが得られたりと大きなメリットを感じていただくことができました。
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品川区の中でも五反田や大崎は成長しているベンチャー・スタートアップ企業が集結する人気エリアです。
\五反田や大崎など多数掲載/
採用力強化のオフィス移転事例
ACALL株式会社は前オフィスのキャパシティがオーバーしたことに加え、同社のミッションを具現化できる「基地」を求め移転を決意。
エントランスから貸室内に至るまで美しい内装や材質にこだわったオフィスに移転したことで、自信をもってクライアントを対応できるようになったと感じています。
会社見学や採用面接でも応募者が来社した際の反応がとても良く、応募数・内定承諾率も格段に向上しました。
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生産性向上のオフィス移転事例
株式会社Success Holdersは利用者からの評価が高いシェアオフィス「WeWork」に移転した同社。
WeWorkは共有部が充実しており、自社の占有部(オフィス)以外の場所で、その日の気分や業務内容に応じて場所を変えて働けるようになりました。
このことで気分転換にもなり作業効率も変化、全体の生産性はもとより創造性も向上したといいます。
生産性に課題を感じている場合に参考にしたい事例です。
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ブランディング強化のオフィス移転事例
株式会社REJECTは内装だけでなくチェアやデスク、インターネット回線などにこだわり、プロe-スポーツチームにおいて国内最高の空間を選手に準備・提供することができたという同社。
コンセプトを体現するデザインにもこだわった新オフィスへ移転後、メディア取材が殺到。
採用枠に対して応募者数も急激に増加しました。
選手からも競技に集中できると好評で、移転後にはNTTドコモが主催するリーグで優勝を果たし、「国内トップクラスのプロeスポーツチームREJECT」というオフィスを通じて企業ブランディングを実現しています。
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働き方改善したオフィス移転事例
Crezit Holdings株式会社は面積1人あたり3坪が快適といわれている中、移転前はいわゆる「すし詰め状態」であったため、エンジニアが集中しづらい環境でした。
移転後は1人当たりのスペースを広く確保でき、出社すると生産性が落ちる状態を改善することができました。
さらにレイアウトもリニューアルし、フリーアドレス制を導入したことで自ら出社する従業員が増えて、モチベーションが保てる環境を社員が選ぶことができるようになりました。
働き方を見直し、社員のパフォーマンス最大化に注目した参考にしたい事例です。
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\スタートアップやベンチャー企業に人気なエリア/
周辺環境を重視したオフィス移転事例
株式会社Natureは移転前は渋谷を拠点としていた同社は、「自然との共生をドライブする」というミッションを具現化するため、自然が豊富な周辺環境を求め移転しました。
移転後は内装にもこだわり、同社が大切にする透明性を体現。
働き方が多様化していくなかで柔軟な思考でコミュニケーションを促進し、密度を高く保つことに注力しています。
オフィス探しや退去サポートはハイッテまでご相談ください
ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
お客様の経営課題や今後の事業戦略、採用計画に最適なレイアウトをご提案し、オフィス移転のサポートをご提案いたします。
お気軽にご相談ください。
監修者
株式会社IPPO 共同創業者 取締役 大隅識文
宅地建物取引士【東京都知事:第237969号】
中央大学卒業後、マスメディア向け制作会社に入社し経営にも携わる。その後不動産仲介会社に転職し、共同創業者として2018年株式会社IPPO(イッポ)を設立。シード・アーリー期のスタートアップ企業から上場企業までオフィス移転取引社数は500社以上、うち居抜きオフィス移転の取引実績は200社以上に達する。オーナーとの関係性も非常に良く、居抜きオフィス移転の実務を知り尽くした、きめ細かなサポートに、オーナー・顧客からの信頼も厚く、リピートが絶えない。
執筆者 ハイッテ編集部
株式会社IPPO全般のマーケティングを担っています。ハイッテの運用のほか、オフィス移転事例や賃料相場、オフィス調査なども行なっております。