- 企業名
- 株式会社タックスナップ
- 事業内容
- フリーランスのための会計・確定申告効率化アプリ「タックスナップ」の開発
- 従業員数
- 9名(2026年8月時点)
- 移転先所在地
- 東京都渋谷区東三丁目24番13号 Sreed EBISU +L 9階
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株式会社タックスナップ 田中 雄太 代表取締役CEO
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株式会社IPPO 松井 小夏 不動産事業部 セールス
- 座席数 12 24 席
- オフィス面積 20 56 坪
- 資金調達シリーズ Series A 移転時点
インタビュー
移転前の状況・課題
はじめに、オフィス移転を考えた背景や目的を教えてください。
移転前は、株主である税理士法人のオフィスの一角をお借りしていました。代々木駅から徒歩1分ほどで、新宿駅からも徒歩圏内の便利な立地です。賃料面でも月額約15万円と非常に安く、とても恵まれた条件でした。
ただ、間借りだったため当社の本店として登記できず、創業時から私の実家を登記先としていました。金融機関などからの重要書類もすべて実家へ届いていたため、メンバーの増加と事業の成長を機に、この状態を見直したいと考えたことが移転の大きなきっかけです。
実際に働く環境には、課題感があったのでしょうか?
オフィスは自然光が入りにくく、少し古さを感じる空間でした。席数は12席を使っていたものの会議室がなく、取引先との打ち合わせや採用面接も執務スペースとつながった場所で行っていたんです。その間、当社のエンジニアはイヤホンを着け、周囲の会話を避けながら作業をする必要がありました。1on1の際には、カフェを利用することもありましたね。
最初にお話を伺った際には、「明るいオフィスへ移りたい」という希望を強くお持ちでしたね。また、メンバーが集まる場所をとても大切にされている印象がありました。単に登記だけが目的なら、サービスオフィスも選択肢になります。しかし、タックスナップさまが求めていたのは、メンバーを大切にするカルチャーを体現できる「自分たちの空間」だったんですよね。
IPPOを選んだ理由・伴走
数ある不動産会社の中で、IPPOを選んだ理由はどこにあったのでしょうか。
当社は日頃から、意思決定やコミュニケーションのスピードを大切にしています。スタートアップでは事業や組織の状況が短期間で変わるため、必要な情報を適切なタイミングで得られることが重要です。そうしたスタートアップ特有のスピード感を理解していることが、IPPOさんをパートナーに選んだ理由でした。
実際にIPPOさんは、希望を伝えるとすぐに条件に合う物件を提案してくれました。すぐに回答できない内容についても、現時点で分かっていることと、いつ頃回答できるかを知らせてくれます。当社は初のオフィス移転で、わからないことも多かったのですが、安心して本業に集中できましたね。
多忙な本業の合間を縫っての移転プロジェクトのため、ご連絡をいただいたタイミングで検討に必要な情報をすぐにお返しし、田中さんや安松さんの手を止めないことを意識していました。
特に頼もしさを感じた場面を教えてください。
私たちが次に知りたいことや希望を汲み取り、「二手先」まで準備してくれている感覚があります。たとえば、初期費用を抑えることも重要な条件でしたが、こちらから依頼する前に、IPPOさんは敷金の減額交渉を始めてくれていたんです。交渉がまとまらなかった場合に備え、敷金をどこまで受け入れられるのかも事前に確認してくれました。
オフィス探しのプロセス
物件探しでは、どのような条件を重視していましたか?
当初は、メンバーがアクセスしやすい代々木を第一候補としていました。ただ、内見を重ねると、広さを優先すれば建物の古さが気になり、新しさを優先すればスペースが狭くなるなど、条件のバランスに悩みました。内装工事が必要な物件では、費用だけでなく準備期間もかかります。物件を見るたびに優先したい条件を整理し直し、IPPOさんの提案を受けて、検討エリアを新宿や新宿御苑、恵比寿へと広げました。
現在の恵比寿オフィスを選んだ決め手は何でしたか?
新築物件にもかかわらず敷金不要で契約でき、入居時の資金負担を抑えられる点が大きな決め手でした。賃料だけを見れば決して安くはありません。ただ、敷金や内装工事費が必要な物件と比べると、長期的なコストに大きな差はありませんでした。
また、会議室や什器などがあらかじめ整った「フルセットアップオフィス」で、内装の設計や工事を行わずに入居できる点も魅力でした。通常業務と並行して内装を検討する余裕はなかったため、初めから快適な環境が完成していることはありがたかったです。植物やアートがある明るい空間は、当社のブランドカラーであるグリーンとも合っていました。
タックスナップさまの事業計画や資金調達の状況もオーナー側へ説明し、敷金なしで契約できる条件を整えました。あわせてフリーレントも交渉し、賃料発生までの猶予を確保しています。
ところが、入居直前に予定外の事態が起きたそうですね。
契約開始日まで1か月を切った頃、建物側の追加工事が必要となり、予定どおり入居できないと知らされました。すでに引っ越し業者さんを選び、日程や備品の準備まで進めていた段階です。ようやくオフィス探しから解放されると思っていたので、「マジか……」と正直絶望しました。
当社は1月から3月の確定申告シーズンが繁忙期で、売上の多くがこの時期に集中します。1月にはテレビCMの放映開始も決まっていました。多くの方にサービスを知ってもらう前に登記を移し、新たなオフィスで稼働することを想定してこの物件を選んだんです。ところが、繁忙期を前にメンバーが働く場所さえ決められない状況になってしまいました。
私たちにとっても、これまで経験したことのない緊急事態でした。年末の忙しい時期でしたが、安松さんのご都合に合わせてサービスオフィスを3件ほどご案内しました。その結果、新オフィスへ入居できるまでの一時拠点を新宿に確保できました。
本当に柔軟に動いていただきましたね。サービスオフィスの賃料や初期費用についても、新オフィスのオーナー側に負担してもらえるよう調整してもらいました。入居延期は大変でしたが、以前のオフィスよりも整った環境で繁忙期を迎えられ、メンバーからも好評でした。
移転後の変化・効果
晴れて入居できた新オフィスについて、メンバーの皆さまの反応はいかがでしたか?
一時入居したサービスオフィスも快適で、メンバーが新オフィスへ移りたくなくなるのではないかと少し心配していました(笑)。しかし実際に移転すると、植物やアートがある明るい空間やフロア全体を自分たちだけで使えることを喜んでもらえました。ここでは冷蔵庫や電子レンジ、コーヒーメーカーなども自由に設置できます。必要なものを少しずつそろえながら、「自分たちのスペースを作っていくのは楽しいね」と話しています。
働き方には、どのような変化が生まれましたか?
個室の会議室で、落ち着いて打ち合わせや1on1ができるようになりました。集中したいときは窓際、エンジニア同士で気軽に話したいときはカフェテリアスペースなど、目的や気分にあわせて働く場所を選べるようにもなりましたね。また、8月にはメンバーの家族を招いて「タックスナップ ファミリーデー」も開催しました。
ファミリーデー当日は、寿司職人さんを呼んでお寿司を振る舞ってもらったり、プロのフォトグラファーさんに家族写真を撮影してもらったりと、サービスを充実させました。さらにキッズスペースや授乳に使える部屋を設け、2人のベビーシッターさんも配置しました。
しっかり予算をかけたイベントだったのですね。なぜここまで力を入れてファミリーデーを開催したのでしょうか?
当社では、確定申告の繁忙期には仕事へ集中する分、ご家族に負担をかけることもあります。また、スタートアップという環境に不安を感じるご家族もいるかもしれません。だからこそ、どのような会社で、どんな仲間と働いているのかを実際に見てもらい、日頃の感謝を伝えたいと考えました。
費用は全体で30万円ほどかかりましたが、それに値するイベントだったと思います。家族が安心し、幸せであることは、メンバーが長期的に良いパフォーマンスを発揮することにもつながりますから。
こうしたイベントを自由に実施できることも、自分たちのオフィスを持ったからこその変化だと思います。
今後の展望
この新しいオフィスを拠点に、今後どのような組織を目指していきますか?
現在の人数に対して、余裕のある広さのオフィスを選びました。これからメンバーを増やし、より活気のある空間にしていきたいと考えています。事業が成長し、このオフィスも手狭になったときは、またIPPOさんの力を借りたいです。今回はスピードと初期負担を重視してフルセットアップオフィスを選びましたが、次回は内装も一から自分たちで作ってみたいですね。
次回の移転についてもお声がけいただけるのは、とてもうれしいです。今後さらに事業や組織が成長した際にも、その時点で目指す姿を理解して伴走したいと思います。
内装を一から作るとなれば、今回以上に力の入る移転プロジェクトになると思いますが、「タックスナップさまらしさ」をさらに表現できるよう私も全力を尽くします!
ありがとうございます! 新しくてきれいなオフィスには、自然と足を運びたくなります。社外の方も呼びやすくなり、採用活動にも良い影響があると感じています。この場所でさらに事業と組織を成長させ、次のステージへ進んでいきたいです。
これから移転を考える方へ
これからオフィス移転を検討するスタートアップの経営者に、IPPOを勧めるとしたら、どんなことを伝えたいですか?
今回の移転を通じて感じたのは、IPPOさんは、単に物件を紹介する不動産会社ではなく、同じ熱量とスピード感でプロジェクトを進めてくれる「スタートアップ仲間」だということです。
オフィス移転は、物件を決めれば終わりではありません。今回のように想定外の事態が起きることもあります。そんなときにも同じ目線で考え、解決策を探してくれるIPPOさんは、移転プロジェクトを一緒に進める仲間としてとても心強いパートナーだと思います。
オフィスギャラリー
松井 小夏
株式会社IPPO | 不動産事業部 セールス
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