東京都内の新耐震基準オフィスビルを紹介します。地震が比較的起こりやすい日本だからこそオフィス移転では重要なポイント。有名なスタートアップ・ベンチャー企業がかつて入居していた出世ビルも併せて紹介させていただきます。
この記事の目次
新耐震基準とは
建築基準法により、建物の一定規模以上の地震が発生したときに倒壊・崩壊する恐れがないように耐震基準が定められています。1981年6月に法改正された耐震基準は新耐震基準、それよりも前の耐震基準は旧耐震基準を指します。
<新耐震基準>
確認申請承認日(建築確認日) | 1981年6月以降にされた建築物 |
基準 | 震度5程度の中規模地震で家屋がほとんど損傷せず、
震度6〜7の大規模地震で家屋が倒壊・崩壊する恐れがない |
新耐震基準のオフィスビル10選
1981年6月以降に確認申請承認された建築物は新耐震基準となり、数多くのビルが存在しますが、オフィスビル10選を紹介させていただきます。
渋谷スクランブルスクエア
渋谷スクランブルスクエアは、渋谷駅直結のショップやレストラン、オフィスエリアがある複合施設です。渋谷駅周辺の再開発事業として建設されました。株式会社DeNAが2021年8月に37〜41階にあるWeWorkに移転したことで話題になりました。
渋谷ヒカリエ
渋谷ヒカリエは渋谷スクランブルスクエア同様、渋谷駅直結の複合施設です。オフィスエリアだけでなく都内最大級のイベントホールもあるのが特徴です。
新宿イーストサイドスクエア
東新宿駅直結の複合施設です。
住友不動産西新宿ビル
西新宿駅周辺に2〜6号館がある超大型高層ビルです。
丸の内ビルディング
1923年からの歴史を持ち、2002年に建て替えられた後は「丸ビル」として呼ばれています。丸の内エリアでは景観を統一するために建物の高さが31m以下になっているのが特徴。
ダイヤゲート池袋
線路に跨る形で建設されたオフィスビルです。株式会社西部ホールディングスの本社などの大企業から株式会社OKANなどのベンチャー企業も入居しています。
プレクスビルディング
株式会社マネーフォワードがかつて入居していた出世ビルです。出世ビルとして人気が高く、スタートアップ・ベンチャー企業が多数入居しています。
恵比寿ビジネスタワー
株式会社カカクコムが入居していた出世ビルです。ヘビーデューティーゾーンがあり、サーバールームなど重い設備があるテナントでも入居しやすいです。
寿光ビル
株式会社エグニモやユナイテッド株式会社、株式会社アイスタイルが入居していた出世ビルです。
黒崎ビル
グリー株式会社や弁護士ドットコム株式会社が入居していた出世ビルです。
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ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
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まとめ
新耐震基準のオフィスビルを紹介させていただきました。旧耐震基準のビルも混在するタイミングで、耐震化により補強されている場合もあります。耐震基準と耐震化の有無も併せて確認しましょう。
監修者
株式会社IPPO 共同創業者 取締役 大隅識文
宅地建物取引士【東京都知事:第237969号】
中央大学卒業後、マスメディア向け制作会社に入社し経営にも携わる。その後不動産仲介会社に転職し、共同創業者として2018年株式会社IPPO(イッポ)を設立。シード・アーリー期のスタートアップ企業から上場企業までオフィス移転取引社数は500社以上、うち居抜きオフィス移転の取引実績は200社以上に達する。オーナーとの関係性も非常に良く、居抜きオフィス移転の実務を知り尽くした、きめ細かなサポートに、オーナー・顧客からの信頼も厚く、リピートが絶えない。