監修者:関口秀人
株式会社IPPO代表取役締社長
関口秀人の監修者情報 ▶︎
監修者:関口秀人
株式会社IPPO 代表取締役社長
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六本木ヒルズを中心に数多くの高層ビルを手掛けてきた森ビルが、長年にわたり、開発してきた虎ノ門・麻布台エリアがついに完成しました。
2019年に虎ノ門・麻布台プロジェクトと銘打った麻布台地区第一種市街地再開発事業がスタートし、2023年6月に麻布台ヒルズが竣工し、2024年11月に開業しました。
国内最大級のプロジェクトで、日本一高い高層ビルおよび日本一高いタワーマンションである、麻布台ヒルズが誕生したことで、ますます東京都港区が発展していきます。
東京都内で再開発が進む中、このプロジェクトの全体像は一体どのようなものだったのか、本記事では主に開発地域となる虎ノ門エリアの歴史や具体的な開発の内容をご紹介します。
この記事の目次
麻布台ヒルズの魅力について
長らく再開発が続いていた、虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業は、無事、麻布台ヒルズとして開業しました!
“緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 – Modern Urban Village -”をコンセプトにかかげる、麻布台ヒルズの魅力を解説します!
お隣の虎ノ門二丁目地区再開発事業も2025年2月竣工と着実に虎ノ門・麻布台エリアが発展していっています。
麻布台ヒルズの所在地・最寄り駅
まずは麻布台ヒルズの詳細や最寄り駅について確認しましょう。
名称 | 麻布台ヒルズ |
所在地 | 東京都港区麻布台1丁目 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線 神谷町駅 東京メトロ南北線 六本木一丁目駅 東京メトロ南北線 麻布十番駅 |
主要なターミナル駅と比較すれば、さほど乗降者数は多くありませんが、多くの人が通勤に利用するため平日は人通りが多いです。
麻布台ヒルズはオフィスだけでなく、ショップやレストラン、美術館などが併設されている複合施設のため、平日問わず、さまざまな人が通う東京の観光地としても注目されています。
麻布台ヒルズの用途や面積・フロア構成
麻布台ヒルズの区ごとの面積や使用用途について、確認していきます。
街区名 | A街区 | B-1街区(西棟) | B-2街区(東棟) | C地区 |
---|---|---|---|---|
名称 | 麻布台ヒルズ森JPタワー | 麻布台ヒルズ レジデンスB | 麻布台ヒルズ レジデンスA | ガーデンプラザ |
用途・施設 | 住宅、オフィス、医療施設、商業施設、インターナショナルスクール | 住宅、オフィス | 住宅、オフィス、ホテル | 住宅、オフィス、商業施設、文化施設 |
敷地面積 | 24,104.21㎡ | 9,648.39㎡ | 16,467.87㎡ | 13,690㎡ |
建築面積 | 15,247.18㎡ | 6,377.03㎡ | 8,260.71㎡ | – |
延床面積 | 461,395.38㎡ | 185,228.13㎡ | 169,259.20㎡ | 45,650㎡ |
建物の構成はメインタワー、レジデンス(西棟・東棟)、ガーデンプラザとなります。
麻布台ヒルズの特徴や魅力とは
麻布台ヒルズは、メインタワーである、麻布台ヒルズ森JPタワーを含めて、レジデンスやガーデンプラザで構成されています。
ガーデンプラザの豊富な文化施設
約9000㎡のミュージアムやギャラリーを中心に随所にアートワークが展開されます。「街全体をミュージアムにする」というコンセプトのもと多くの人が感性を刺激します。
森ビル デジタルアートミュージアムなどの文化施設に加え、教育施設としてインターナショナルスクールも併設しています。
外資系企業や大使館の多い港区ということもあり、国際教育を推進させるエリアとしても注目されています。
麻布台ヒルズ森JPタワーは国内最大の高層ビル
麻布台ヒルズ森JPタワーは、全長325.19mあり、全長300mある「あべのハルカス」を上回り、日本一の高層ビルとなります。
高層階に位置するアマンレジデンスは、東京タワーと同じ高さで生活を送れる、今までにない住居練としても注目されています。
2027年には、高さ390mを誇る超高層ビル「トーチタワー(Torch Tower)」が竣工する予定で、近い将来、麻布台ヒルズ森JPタワーを含む、300mを超えるビルは国内に3棟となります。
「LEED ND」と「WELL」の予備認証を取得
LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)とは米国グリーンビルディング協会(USGBC)による国際環境性能認証制度です。
麻布台ヒルズはLEEDのエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいてプラチナランクのを予備認証を取得しました。
また同協会が運営する、建築環境における人の健康に注目した建物基準であるWELL(WELL Building Standard)においても予備認証を取得しています。
麻布台ヒルズ森JPタワーのエリアは予備認証済みの物件として世界1位の登録面積です。
東京都港区虎ノ門の歴史・情報
虎ノ門といえば日本を代表するオフィス街ですが、そもそもどんな歴史を持っているかご存知でしょうか。
現在の様子を踏まえて、かつての姿と比較してみましょう。
東京都港区虎ノ門の街の様子
現在の虎ノ門はオフィスビルが立ち並ぶ日本随一のビジネス街です。
同エリア内には経済産業省やホテルオークラなどが存在し、洗練された大人の雰囲気が漂っています。隣接する霞が関や赤坂といったエリアを考慮しても、ある程度地域の特性が見えてくるのではないでしょうか。
同じ港区内の新橋や六本木のような歓楽街のイメージは皆無で、どこかかしこまった感じですが、非常にクリーンな印象の街です。
また、虎ノ門エリアにはランドマークのひとつとして虎ノ門ヒルズがあります。
今回のプロジェクトを進める森ビルが開発したビルで、周辺の人の流れに大きな影響を与えました。
東京都港区虎ノ門の歴史
「虎ノ門」の名前の由来をたどると江戸時代に遡ります。
かつて日本の中枢を担った江戸幕府の中心には数々の大門が存在し、各地から訪れる要人や江戸から各地へと出向く人が利用していました。
「桜田門」や「半蔵門」などと同様に虎ノ門も江戸時代の名残です。
現在はオフィスビルが立ち並ぶイメージの強い虎ノ門ですが、かつては幕府に仕える大名たちの屋敷が存在しました。
富裕層が住む高級住宅街の「仙石山」や「城山」はかつての呼び名が現在も残っており、地図上には存在しませんがそのブランドは今も健在です。
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営業担当者
株式会社IPPO 代表取締役社長 関口 秀人
宅地建物取引士【東京都知事:第101772号】
近畿大学卒業後、新卒で不動産仲介会社に入社。その後、不動産業界の経験を経て、株式会社IPPO(イッポ)を設立。主要大手デベロッパーとの契約を全て経験しており、何万坪でも対応可能。「どの街に、どこが運営している、どんなビルがあるか」、東京都内の最新不動産マーケット情報を常に把握しており、まさに不動産生き地引といえる。また、不動産業界経験14年の中で、10年以上お付き合いのあるお客様も多く、顧客上場社数は20社以上、顧客EXIT社数は30社以上にのぼる。各企業の成長フェーズに合わせた課題とソリューションのノウハウがあり、関わったお客様は皆上がっていく傾向あり。