キャリアSNS「YOUTRUST」を運営する株式会社YOUTRUSTに移転エピソードを伺いました。
渋谷で創業して五反田、松濤などにオフィス移転をした同社が、なぜ今回のオフィス移転で渋谷にしたのか、そしてどのようにオフィス移転をしたのかインタビューしました。
この記事の目次
株式会社YOUTRUSTについて
株式会社YOUTRUSTの概要をご紹介します。
社名 | 株式会社YOUTRUST / YOUTRUST, Inc. |
業種 | HRTech事業 広告事業 |
従業員数 | 67名(2024年4月時点) |
課題 | ・採用計画上、リモートを併用しても前のオフィスでは手狭になる ・内装をしっかり入れてハイブリッドワークで使いたい |
東京オフィス | 〒150-0011 東京都渋谷区東1-26-20 東京建物渋谷東ビル4階 |
移転の方法 | 居抜き退去、オフィス移転 |
株式会社YOUTRUSTは、キャリアSNS「YOUTRUST」を運営し、SNS事業とHR Tech事業を展開。
資本主義・経済市場を牽引する会社が現れて産業を生むこと、そして自社自身も10年後、20年後に大黒柱となるような会社ができるような土壌を作るためにダブル・ミーニングで「日本のモメンタムを上げる偉大な会社を創る」をビジョンに掲げています。
キャリアSNS「YOUTRUST」
「YOUTRUST」は友達とつながりプロフィールを埋めるだけで、スタートアップ企業などから転職・副業のスカウトが届く日本のキャリアSNS。
従来までの求人媒体と異なり、つながりのある人からのスカウトが届くため、信頼でつながり、チャンスを広げることができます。
さらに、カジュアルな仕事の相談や登壇相手を探すなどのキャリアに関する出逢いを広げることも可能です。
オフィス移転前の状況について
以前は松濤の50坪程度のSOHOに入居していましたが、トイレが3つ、お風呂が2つあったため、デッドスペースが多く、実際に使えるのは40坪程度でした。
4つ部屋があり使いやすかったですが、常駐できる人数は15名ほどで出社人数が多い日には廊下でオンラインミーティングを行うこともありました。
悩みや移転のきっかけ
感染症拡大の影響が読めない状況でしたが、採用計画上、リモートを併用しても前のオフィスでは手狭になる想定だったため、オフィス移転を検討しました。
物件選定の条件
特に条件でこだわっていたのは広さでした。
移転前の段階から内装をしっかり入れてハイブリッドワークで使う想定だったため、すぐに移転するような広さではなく、3年ほど入居できるくらいの広さであることが条件でした。
内装は仕事のパフォーマンスに対してどのくらい影響するか定量的に計ることはできませんが、毎年移転するよりもしっかり内装を入れて数年入居する方がコスト面でのメリットがあると考えていました。
そのため、どのくらいそのオフィスに入居できるのか、内装をどのくらい手の込んだものにできるかを重視し、仲介いただいた櫻井さんには150〜200坪前半の幅広い坪数の物件を提案していただきました。
またエリアは、前のオフィスと同じ渋谷や恵比寿、原宿、そして前々回のオフィスの五反田も見ていたので、比較的広範囲で見ていたのではないかと思います。
結果論ですが、このオフィスは広さや内装工事のしやすさなどがマッチしただけでなく、弊社の創業地のオフィスビルに近かったことが決め手になりました。
オフィス移転時の状況について
前職でも移転を経験していたのですが、その時と比べて格段に今回のオフィス移転はスムーズにできたと思っています。
総務メンバーが移転前に不要なものをまとめて処分を進めてくれていたため、移転時に不要なものの選別で慌てることがありませんでした。
また、IPPOの櫻井さんが居抜き退去の支援もしてくださり、後継テナントもスムーズに決まりました。
ちょっとしたオフィス家具やトイレットペーパーなどの備品は後継テナントのかたが引き取ってくださったので、処分費用もかなり浮いたと感じています。
前オフィスから持ってきたオフィス家具はカウンタースペースに使用しているのですが、現オフィスの木と白を基調とした内装にマッチしています。
移転検討の当初から内装をしっかり入れる想定だったため、入居前から内装会社やオフィス家具のサブスクの会社などとうまく連携して打ち合わせを重ねたことでスムーズにオフィス移転をすることができました。
一度、OKAMURAのショールームに行って実際にチェアを試してみて、よかったものを内装会社のデザイナーさんに共有して色味はお任せすることもでき、効率よく内装工事もできたのではないかと思います。
オフィス移転後の変化について
オフィス移転から4ヶ月しか経過していないため、まだ目に見える変化はないですが、弊社の理想をより追求できるようになったと感じています。
移転してよかったこと
「YOUTRUST」はオンラインのサービスですが、弊社はユーザー様とのオフラインコミュニケーションも重要視しています。
それは社内のコミュニケーションもオフラインであることを大切にしているのですが、オフィス移転によりオフラインでのコミュニケーションがさらに取りやすくなりました。
一時は感染症拡大の影響でオンラインがノーマルになっていましたが、横から話が聞こえてきたり、ちょっとした雑談から何かが生まれるのはオフラインならではだと思っています。
一方で、家の方が快適に仕事をできる人もいます。
オンラインが普通になった時に、自宅用にモニターを購入したり、デスクやチェアを揃えたりしたメンバーもいました。
そのため、オフィス移転と併せて、オンライン希望のメンバーが出社しても働きやすいように、エンジニアはモニターやデスクを大きめにしたりと工夫をしています。
また、移転後はフリースペースができたため、社内での懇親会や「YOUTRUST」のイベントもお金をかけずにできるだけでなく、チームビルディングもできるようになりました。
IPPOに依頼してよかったこと
IPPOさんとは創業当時からのお付き合いで、当初は代表の岩崎がオフィス移転の対応をしていましたが、途中から担当にバトンタッチしました。
そんな中でもIPPOの櫻井さんは弊社の事業への理解度が高く、物件提案も的確で内見自体も楽しみながらできました。お互いに子どもがいるので、子どもの話でも盛り上がったのを覚えています。
内見の際、なぜか毎回雨で、最後の内見の際は大雨だったのが印象的です(笑)
また、櫻井さんには物件の提案だけでなく、内装会社のトレイルヘッズさん、オフィス家具サブスクのソーシャルインテリアさんもご紹介いただきました。
トレイルヘッズのご担当の方には内見の際からご同行していただいたことで、弊社の理想とする内装をできるオフィスも見つけられました。
オフィス移転全体を通して櫻井さんがいたからこそ、スムーズにできたのではないかと思っています。
オフィス移転を検討している方に一言
オフィス移転は言わば高い買い物になるため、妥協はせず、会社のメンバーが気持ちよく働けるように代表やメンバーの気持ちをわかってくれる人に意見をもらうのも大切です。
弊社で言えば、IPPOの櫻井さんがその人に当たります。
オフィス移転ですが、自分の家を選ぶつもりでこだわり、何よりもメンバーの働き方を優先することが大切だと思っています。
ハイッテ編集部からひと言
「YOUTRUST」でキャリアSNSという新たな価値観を生み出し注目を集めている同社にオフィス移転のエピソードを伺いました。
オフィス移転後、チームビルディングをできるようになり、オフィスの活用が進みそうです。
今回、前オフィスを居抜き退去するにあたり、IPPOの顧客をマッチングさせることで居抜き退去もスムーズに進みました。
居抜き退去・入居ともに通常のオフィス移転とは異なる部分が多いため、居抜きに対応した仲介会社に任せると安心です。
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 櫻井 宏之
新着物件情報や新着居抜きオフィス情報などの旬な物件情報のキャッチが非常に早く、情報量は社内NO.1。スピード感のある提案と引き出しの多さでリピート率は99%以上を誇る。不動産営業とソリューション営業も兼ね備え、顧客からの信頼も厚い。
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