国際物流デジタルプラットフォーム「Giho」を手がける、Willbox株式会社 Product dept. Chief 鈴木 鉄太氏にインタビューを実施しました。
みなとみらいのWeWorkからオフィスタイプで移転した同社がどのように移転を検討し、移転完了まで行ったのか伺いました。
この記事の目次
Willbox株式会社について
Willbox株式会社の概要をご紹介します。
社名 | Willbox株式会社 |
業種 | 国際物流プラットフォーム「Giho Sea」「Container EC」「Giho Air」の開発・運営 |
従業員数 | 8名 |
課題 | ・メンバーが増えたことでオフィスが手狭になった ・メンバーが通いやすいオフィスを探していた |
東京オフィス | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3−1 クイーンズタワーA 14階 |
移転の方法 | シェアオフィスからのオフィス移転 |
Willbox株式会社は国際物流デジタルプラットフォーム「Giho」の開発・運営を行っています。
これまでに100社以上の物流業者が登録しており、国際物流におけるDX化を促進しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
移転のきっかけは、メンバーが増えたことです。
2021年の初めまでは2名だったのでみなとみらいにあるWeWorkを使用していたのですが、手狭になってしまったため、移転を検討しました。
物件選定の条件
エリアはメンバーが通いやすい場所で検討していました。
弊社が物流関連の事業をおこなっているということもあり、海が見えるオフィスというのも条件でした。
実際、以前入居していたWeWorkでは海が見えて、テラスもあったのでいろんな場所で作業ができ、気に入っていましたね。
実際、以前入居していたWeWorkでは海が見えて、テラスもあったのでいろんな場所で作業ができ、気に入っていましたね。
設備面では、トイレが専有部分にないことも条件でした。
人数が少ないこともあり、掃除をビルの管理会社でしてもらえるのはとてもありがたいです。
オフィスの決め手
内見は2回に分けて、13棟見ました。
IPPOさん以外の不動産仲介会社でも内見をしていたので、合計で15〜20棟は内見したと思います。
このオフィスにした決め手は駅近で正方形のレイアウトしやすい形だったことです。
このビルで他のフロアも見たのですが、他のフロアは柱があって使いにくそうだったので、このビルの中でもこのフロアは使いやすいフロアだと思います。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
社員は家を持つみたいな意識の変化はあったと思います。
今まではシェアオフィスで他の会社の人もいたのですが、このオフィスでは会社のメンバーしかいないので、集中して作業をできるようにもなったと思います。
WeWorkは立地がかなり良かったので、そこと比較するとこのオフィスは観光地に近く飲食店は多いものの、少し高いのは残念でした…。
オフィスのお気に入りポイント
予算の都合上、予定していた内装はできなかったのですが、エントランスの壁やリフレッシュスペースは気に入っています。
デスク配置とレイアウト
以前はWeWorkを利用しており、什器は持っていなかったので、購入したものとサブスクで借りているものがあります。
この大きなデスクはIKEAのアウトレット品で、執務スペースのデスクやチェアはサブスクライフさんで借りています。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
一人暮らしをするときの感覚に近いかもしれませんが、物件探しから入居までが大変でしたね。
社長と一緒に移転対応をしていて、オフィスの条件などが明確だったので条件決めはすぐにできたのですが、その条件に当てはまる物件を探すのは大変でした。
このオフィスもたまたま空いたのでタイミングが大事だと思っています。
弊社の場合、移転が初めてだったことシェアオフィスからの移転だったので必要最低限のものを揃えるのも大変でした。
什器だけでなく、内装やインターネットの契約など、想像していた以上に準備が必要でしたね。
移転するときのやることリストみたいなものをネットから拾ってきて、作業をしていたのですが、そう言ったものが事前にあるともっとスムーズに移転作業をできたかもしれません。
今思えばやっておけばよかったこと
内装を考えたのが初めてだったので、しっかりと予算決めをできていなかったことです。
「こんな感じがいい」や「こうしてほしい」という要望をどんどん入れてしまったので、出てきた案に対してのディスカッションの時間が増えてしまいました。
内装はある程度のイメージを固めた後、内装会社にお任せした方がよかったと思っています。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
セールスは全員出社で、開発メンバーは週2出社でリモートワークも行っています。
オフィスの価値
コミュニケーションコストを考えるとオフィスにいる方が低いのではないかと考えています。
弊社ではコミュニケーションツールのoViceを導入しているのですが、今後はそこに費やしているコストを抑えられないかと考えています。
oViceがあるとリモートワーク中でも声をかけやすいメリットはあるのですが、オフィスに出社してその場にいる方が声もかけやすいです。
また、社内に必要な備品が揃っているのであれば出社する方が楽かもしれません。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
なぜオフィスを持つのかを考えて移転を検討するのをお勧めします。
どこでも仕事をできる時代になったので、自宅の方が仕事をできる人もいれば、カフェの方が仕事をできる人もいます。
オフィスを構えるということはある意味、家を構えるような感覚に近いので、オフィスを持つ理由を明確にするといいです。
ハイッテ編集部からのひと言
WeWorkからオフィスタイプへ移転した同社。
オフィスタイプへ移転する際、什器の用意や内装の設計に時間がかかることもあります。
内装会社や仲介会社に確認をして移転スケジュールを組むといいでしょう。
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 山岸 耕
VCとのアライアンスに携わっており、スタートアップへVCの紹介も行っている。また、オフィス移転レクチャーを勢力的に開催。顧客の相談役として厚い信頼を受けており、顧客の上場数は2022年度社内NO.1。
オフィス探しや退去サポートはハイッテまでご相談ください
ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
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