物件の選定から入居までを2ヶ月弱のスピードで進めた、トビラシステムズ株式会社の執行役員の片岡和也さんにお話を伺いました。
迷惑電話をブロックしてれくるサービス『トビラフォン』を提供しているトビラシステムズ株式会社。
名古屋に本社を構えるトビラシステムズが、東京オフィスの移転を完了させたのはつい先日の7月上旬のこと。
移転の経緯や、オフィス移転の決定打を改めて振り返っていただきました。
この記事の目次
トビラシステムズ株式会社について
トビラシステムズ株式会社の概要をご紹介します。
社名 | トビラシステムズ株式会社 |
業種 | 迷惑情報フィルタサービス(個人向けサービス、企業向けサービス) |
従業員数 | 96名うち技術部48名(50%)、情報処理安全確保支援士 6名 (2024年4月末時点) |
課題 | ・採用が決まっていて一刻も早く移転する必要があった ・内装工事のいらない物件を探していた |
東京オフィス | 東京都千代田区神田駿河台2-3-6 CIRCLES御茶ノ水 10F |
移転の方法 | セットアップオフィス |
トビラシステムズ株式会社は迷惑電話番号や、フィッシング詐欺等で使用されるURLなどを収集してデータベースを構築し、危険な電話やSMSをフィルタリングする「迷惑情報フィルタサービス」を提供しています。
固定電話製品、ビジネス向け製品、モバイルアプリなどを通してサービスを提供しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
本社は名古屋にあるのですが、営業組織の一部が東京にあります。
今後の事業戦略として、BtoB事業に力を入れていて、SaaS系の人材は東京の方が採用しやすい傾向にあるので、東京拠点を拡張して、人員増強しながら事業成長を図っていきたいというのが移転のきっかけです。
物件選定の条件
すでに採用が決まっていて一刻も早く移転したかったので、スピード重視の短い期間で決めました。おそらく提案いただいてから入居までは、2ヶ月弱だったと思います。
早く入居して稼働させたかったので、物件選定の要望としては、セットアップオフィスや居抜きオフィスなど、内装工事のいらない物件を探していただきました。
事業規模拡大が目的だったので、人員増強の条件に適していて、かつスピード重視で決定できる物件というのが条件でした。
オフィスの決め手
決定打が3つありまして、1つ目は立地がいいというところです。神田、小川町にあるこのオフィスは、地下鉄の駅からも近いですし、少し歩けばJRの秋葉原にも神田にも出られる場所にあります。
営業拠点ですので、都内どこでもアクセスがよいところというのはポイントです。
また、本社からの出張を考慮すると、東京、品川に近いという点も考慮しました。
2つ目は、清潔感と開放感のある明るい内装のオフィスだったこと。
窓も多く光が入ってくるので明るいですし、ガラス張りで見通しがいいのでメンバーの作業状況もよくわかります。
清潔感のある明るいオフィスは、採用時にも強みになるかなと思いました。
3つ目は、内装がすべて揃っていたので、費用的にも時間的にも節約できるという点です。
デザイン性が高く、入居してすぐに稼働できる環境にあったのは大きなメリットでしたね。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
社員の満足度は上がりましたね。
以前のオフィスは、シェアオフィスだったので、オープンスペースが多い作業環境でした。
周りを気にしながら話したり作業したりという環境は、やはりストレスにもなるのかなと。
印刷等も不便でしたし、移転してからの業務効率は上がったのではないかと思います。
また、社員が営業途中でオフィスに立ち寄ることが増えたので、以前よりコミュニケーションが取りやすくなりました。
今は感染症拡大中で出張もなかなか難しいですが、アクセスが良く立ち寄りやすいので、名古屋本社のメンバーが東京に来た際には、会議や作業場として利用できて、生産性も上がるのではと思います。
オフィスのお気に入りポイント
アクセスが良くて、ランチに行けるお店が周りにたくさんあることです(笑)
あとは内装に開放感があるので、仕事がしやすいことでしょうか。
オフィスの写真を見た名古屋本社のメンバーからも好評です。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
スピード重視で移転したので、通信回線などの重要な設備や環境が完璧に揃うまでに時間がかかってしまうのは致し方ないことだと思います。
あとは、単純に様々な手続きが大変だったなと思います。
今思えばやっておけばよかったこと
現状満足しているので後悔はありません!
オフィスを構える理由
オフィスの価値
今のご時世、社員の安全面や生産性の観点でリモートワークの良さもあると思うのですが、一方で直接一堂に介して実施する会議や作業だからこそ生まれる発想やコミュニケーションもあるのではないかと感じています。
これからのオフィスの在り方としては、ベースキャンプのように会社が拠点を用意することで、何かあった時や必要に応じてメンバーが集まれる場所として必要な場所かなと思います。
そういう意味で、オフィスに来たくなるような設備や環境を整えることが大事だと思います。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
移転チェックリストがあると漏れなく、より分かりやすいのかなと思いました。
最初に情報収集をしっかりしてから始めるとスムーズだと思います。
ハイッテ編集部からのひと言
これからの事業拡大や東京に進出した経緯をお話いただきつつも、オフィスの在り方とはという部分についても熱く語ってくださった片岡さん。
移転したオフィスについても、内装や設備、立地について大変満足しているとインタビュー中に何度もお話くださいました。
スピード重視の移転ということでしたが、拠点の行き来や出張があることなど、オフィスの使用目的をしっかり決めて動いたことがオフィス移転成功の近道だったのだと分かりました。
営業担当者
株式会社IPPO 代表取締役社長 関口 秀人
宅地建物取引士【東京都知事:第101772号】
近畿大学卒業後、新卒で不動産仲介会社に入社。その後、不動産業界の経験を経て、株式会社IPPO(イッポ)を設立。主要大手デベロッパーとの契約を全て経験しており、何万坪でも対応可能。「どの街に、どこが運営している、どんなビルがあるか」、東京都内の最新不動産マーケット情報を常に把握しており、まさに不動産生き地引といえる。また、不動産業界経験14年の中で、10年以上お付き合いのあるお客様も多く、顧客上場社数は20社以上、顧客EXIT社数は30社以上にのぼる。各企業の成長フェーズに合わせた課題とソリューションのノウハウがあり、関わったお客様は皆上がっていく傾向あり。
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ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
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