シェアオフィスから初の自社オフィスを構えたという株式会社onepen 代表取締役 來住 樹生 氏に、オフィス移転時のエピソードを伺いました。
数々のスタートアップ企業が移転をしてきた渋谷の出世ビルと噂される「渋谷ホームズ」に入居された、株式会社onepenにオフィス移転事情を深掘りました。
この記事の目次
株式会社onepenについて
株式会社onepenの概要をご紹介します。
社名 | 株式会社onepen |
業種 | SNSメディア、ウェブメディアの企画・運営 D2C事業 観葉植物・フラワー事業 |
従業員数 | 6〜10人 |
課題 | ・社員やメンバーを増員することになったので、広いオフィスへ移転したい ・人が集まりやすい渋谷にオフィス移転をしたい ・事業特性上、女性従業員の採用を進めたいため、清潔感のある内装をしたい |
東京オフィス | 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ909 |
移転の方法 | シェアオフィスから居抜きオフィス移転 |
株式会社onepenは、月間100万PVを超えるSNSメディアやウェブメディアを企画・運営をしており、事業拡大につき、D2C事業にも参入されています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
大学二年生の時に起業してから、2021年まではメンバーが2〜3名だったのでシェアオフィスにいました。
少しずつ売上が上がってきて、社員やメンバーを増員することになったので、広めのオフィスが必要だと考え、移転先のオフィスを探し始めました。
オフィスを移転した2022年は、正社員を10名くらいを目標に増やしていく想定でいます。
物件選定の条件
物件の一番の条件は、渋谷であることでした。渋谷区に限定した理由は、人が集まりやすいからです。
採用の観点でも、渋谷区にオフィスを構えていた方が通勤がしやすく、スタートアップ界隈の友人とも会いやすいので、渋谷区にこだわりました。
また、弊社は女性向けのコンテンツを運営しているため女性を採用したく、内装は白基調で清潔感のあるところを条件の一つにしていました。
可能であればコスト削減のために居抜きオフィスであることも希望条件に入れていました。
内見は10棟ほどしたと思います。
この渋谷ホームズは最後の最後に提案してもらい、一目惚れして即決しました。
オフィス移転時の状況について
このオフィスは、内見時にはまだ前のテナントさんが入居していたので先方の移転時期が決まらず、契約までに少し時間がかかりました。
結果として移転のタイミング的には問題なかったのですが、居抜きでのオフィス移転は通常の移転とは少し違うと思います。
また、今オフィスで使っている什器はもらいものが多いです。
今回仲介を依頼した櫻井さんの取引先で什器を捨てたいという企業さんがいたので、デスクやイスなどを譲ってもらいました。
サイズもちょうどよく、使い勝手の良いデザインで気に入っています。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
移転後の変化は、メンバーが出社するようになったことです。
弊社はコミュニケーションを大事にしているので、会議などの大事なシーンは対面でするようにしています。
直接顔を合わせた方が想いも伝わり、タイムロスなくスピーディーに物事が進みます。
自分たちだけの一箇所に集まれる場所ができたことは一番の変化だと思います。
オフィスのお気に入りポイント
このオフィスに決めたポイントは、周りに高い建物がないので眺望が良いことでした。
天気が良くて雲が少ない日は、窓から富士山が見えます。
窓が大きくて電気を付けなくても室内が明るいところも気に入っています。
居抜きオフィスなので、前テナントさんの什器をそのまま使えたりするのもコスト削減になってよかったと思います。
また、この渋谷ホームズは数多くのスタートアップ企業が入居し、拡大移転していっている縁起のいいビルだというところもポイントです。
ゲン担ぎを結構大事にしており、実際移転してきてから事業成長も順調なので、オフィスのおかげでもあると思っています。
オフィスを構える理由
オフィスの価値
オフィスを構えるか構えないかは、ビジネスモデルや会社の風潮で決まると思っています。
個人的には、ひとりで仕事を進めるよりもみんなで集まって仕事する方が好きです。
また、face to faceで向き合うことで「人情感」がより伝わると思っています。
メンバーに対して厳しく指摘する場面があったとしたら、オンラインよりも対面の方が熱量や微妙なニュアンスも伝わってコミュニケーションのミスなく進められると考えます。
リモートワークだとチームワーク感が薄れて、個人プレーになってしまう部分が懸念で上げられることが多いと思います。
ベンチャー企業はみんなで伸ばしている感覚が大事なので、対面での働き方を優先していきたいと思っています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
私は、エリアやそのオフィスに前はどんなテナントさんが入っていたのかを見るようにしています。
今のオフィスは出世ビルとして名高く、以前の入居テナントさんも拡大移転していったという経緯もありますし、運気や縁起の良さという部分も考慮してみるといいかもしれません。
ハイッテ編集部からのひと言
若干21歳という若さで起業された來住氏。
事業も順調で事業とともにオフィスもどんどんグレードアップしていきたいとお話くださいました。
渋谷区は様々なスタートアップ企業が羽ばたいて行ったエリア。最初の一歩、二歩として渋谷エリアを検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 櫻井 宏之
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