インタビューに対応くださったガレージバンク株式会社CEOの山本氏とCOOの磯田氏は、オフィスや不動産を見ることが大好きで、内見時に見るべき点や条件などが好きだからこその視点をお話しいただきました。
個人向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi / カシャリ」を運営するガレージバンク株式会社。
創立2年目を迎え、業界注目のスタートアップ企業にインタビューを実施!オフィスを構えて半年が経過し、移転前から現在を振り返っていただきました。
この記事の目次
ガレージバンク株式会社について
ガレージバンク株式会社の概要をご紹介します。
社名 | ガレージバンク株式会社 |
業種 | CASHARi / カシャリの企画・運営・開発 |
従業員数 | 10人以下 |
課題 | ・採用強化のため、自社のオフィスを持ちたかった ・メンバーや来客がアクセスしやすいオフィスを探していた |
東京オフィス | 東京都千代田区永田町2-17-4 笠松千代田ビル5F |
移転の方法 | オフィス移転 |
ガレージバンク株式会社は2020年1月に設立した、「モノの価値を、みんなの力に」をミッションとするスタートアップです。
モノの価値を活用したファイナンスを実現する、C向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi / カシャリ」を運営しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
弊社は2020年1月に創業したのですが、昨年1年間は他社のオフィスを間借りする形にしていました。
昨年11月にプロダクトをリリースし、かつ仲間を増やしていきたかったので、メンバーみんなが集まってコミュニケーションが取れるよう、オフィスを構えることに。
オフィスを決める際はメンバーみんなで内見して決めました。
物件選定の条件
オフィスの場所は、メンバーの自宅や、ビジネス上のアクセス、街の雰囲気も考えて選んでいました。
条件が細かいオーダーになってしまったのですが、「山手線の代々木から目黒までの沿線、もしくはその間の駅に乗り入れる、私鉄・メトロから2駅」というエリアに絞って探していただきました。
細かい条件故になかなか合致する物件がなく、半年くらいは悩んでいましたね。
そんな時にこちらのオフィスを見つけてもらい、経済条件も雰囲気も立地も全て条件に合致していたので、内見して即決しました。
内見時に見るところ
建物の管理状況や部屋の雰囲気、あとは感覚的な「匂い」です。
匂いに関しては完全にフィーリングにはなりますが、合う合わない、があると思います。
あとは、使用している建材などで貸主の熱量が感じられるので、そのあたりは重視して見ていました。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
メンバーがよく出社するようになりました。期待した通り、濃密なミュニケーションが取れていると思います。
また、子連れ出社もOKにしているので、時にはベビーマットを敷いてお子さんも楽しめるような、皆が心地よい雰囲気のオフィスになったのではないかと思っています。
オフィスのお気に入りポイント
ソファエリアが気に入っています!
のんびり休憩したり、軽くお昼寝できたり、メンバーのお子さんもゆったりできるので好きなエリアです。
あとは会議室があるので、オンライン会議の時は別室でできるのはいい環境です。
この坪数で会議室がある物件はなかなかないので、ありがたいですね。
デスクの配置とレイアウト
そんなに人数が座れるほど席はないので大体決まっていますが、一応フリーアドレス制です。
席で仕事したり、会議室やソファで仕事をするひともいて、自由に過ごしています。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
初めてオフィスを構えたので、家具をすべてイチから買い揃えたことです。
自分で運んで組み立てたので、楽しかったですが結構大変でした(笑)
今思えばやっておけばよかったこと
もう少し人員計画のシミュレーションを精緻にしておくと、良かったかなと。
事業が伸びているため、予定よりも早くメンバーを増やしている関係もあるのですが、若干手狭になってきました…。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
エンジニアは基本リモートで、他のメンバーもリモートOKという状況です。
ですが、オフィスの居心地がよく、出社するメンバーも多いです。
オフィスの価値
コミュニケーションの密度を濃くしたい、というのが一番の目的です。
リモートでももちろん仕事はできますが、直接会って話すことで何気ない会話の中から素晴らしいアイディアが生まれる可能性があると思うんです。
仕事して、休憩して、メンバー同士のコミュニケーションを深めて、新たなアイディアを生み出す、これはオフィスがあるからこそだと思っています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
オフィスに何を求めるか、そしてオフィスを構える一番の目的とは何かをしっかり考えることが大事だと思います。
あとは、経済条件は緩めないことでしょうか。
素敵なオフィスを見るとつい揺らいでしまいうと思いますが、毎月出ていく固定費ですので、強い意志を持って探すことが大事です!
ハイッテ編集部からのひと言
インタビューを通して、山本さんのオフィスに対する情熱や好き度がひしひしと伝わる取材となりました。
内見時の見る部分などは、マニアックながらもまさにプロ目線!
好きだからこそ気になる部分や、目に入ってくるものがあるのだなと感じました。
初めてオフィスを構えることになったガレージバンク様の記事は、スタートアップ企業の方にぜひ参考にしてみてほしい内容となりました。
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 上田 豊
宅地建物取引士【大阪:第234599号】
不動産業界経験16年ならではの街、物件の知識量は社内NO.1。内装写真を見ただけでどのビルかわかるだけでなく、周辺環境にも詳しく、その知識量の多さは歩くGoogleMAPと呼ばれるほど。オーナーとの条件交渉が得意で、確実に決めてくれる安心感から、4年間で1社13件の成約を達成。オフィス移転以外も幅広く取引実績あり。
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