株式会社Brave groupのオフィス移転をご担当された方々にインタビューを実施いたしました。
バーチャルIP(知的財産)の総合プロデュースを主軸としながら、esportsなど更なるメタバース領域の開拓を目指し様々な事業を展開する株式会社Brave groupが、何を目的にオフィス移転をするのか、移転後の変化などについて伺い、ご紹介します。
この記事の目次
株式会社Brave groupについて
株式会社Brave groupについてご紹介します。
社名 | 株式会社Brave group |
業種 | IP事業、Platform事業、esports事業、XR事業、DX事業、Incubation事業 |
従業員数 | 330名(2024年7月1日現在/役員含む) |
課題 | ・事業部間の関係性が希薄となり、コラボレーションが起きにくい ・用途や働き方に応じたワークスペースが足りていない |
東京オフィス | 〒108-0014 東京都港区芝4-1-28 PMO田町Ⅲ8階 |
移転の方法 | セットアップオフィスへの移転 |
現実世界と仮想空間がボーダレスになりつつあるメタバース時代において新たな価値観を生み出し、世界中の人々の毎日を熱狂させるエンターテイメントにグローバルで挑戦しています。
株式会社Brave groupは、バーチャルミュージックプロダクション「RIOT MUSIC」や次世代 Virtual eSports プロジェクト「ぶいすぽっ!」といったIP事業をはじめ、自社開発メタバースエンジン「Brave Engine」を活用したプラットフォーム事業など、次世代メタバース領域で従来の枠にとらわれない高品質なサービスを、圧倒的なスピードと創造性で提供しています。
オフィス移転前の状況について
オフィス移転前の状況について紹介します。
悩みや移転のきっかけ(事業部間コラボレーション&非効率な労働環境)
弊社は社員一人ひとりが主体性を持って事業に取り組み、新規事業に挑むカルチャーが根付いていることから、将来性も考えてオフィスを統一したいと思ったのがきっかけです。
弊社グループは全8社から構成されており、事業・社員数共に急成長を遂げている中で、以前は2つのビルに分かれて拠点を構え、業務に従事していました。
その反面で物理的に分離してしまっていることでグループ全体として事業部間の関係性が希薄となり、コラボレーションが起きにくいことを課題に感じていました。
また、管理部門間でも拠点が離れてしまい、行き来に時間を消費してしまう非効率さも悩みの一つでした。
物件選定の条件
主に重視した条件は「拡張性」と「コミュニケーション」です。
事業の成長スピードを緩めずに拡大していくためには、拡張性のあるオフィスが必要だと考えています。
必要以上の広さのオフィスでは、事業規模に対して賃料の負担が大きくなり、現状にフィットするオフィスであると人員増加した際に移転の必要がすぐに出てきてしまいます。
そのため、いかに拡張性があるかを中心に探しましたね。
次にコミュニケーションですが、組織が拡大していくと様々なカルチャーを持った方々が集まるようになります。
例えば静かな場所で仕事をしたいという人もいれば、ディスカッションしながら仕事をした方が捗るという人もいます。
弊社では全て受け入れて共存させようという意味で、用途や働き方に応じてゾーンを明確に分けられるオフィスを条件にして探していました。
オフィス移転時の状況について
トラブルなどなく移転を完了することができましたが、スケジュールは少しタイトだったと感じています。
今回の移転プロジェクトに携わったメンバーも含め、元々の業務も通常通り進行していく中で移転業務にリソースを割く必要がありました。
そうした状況下で、限られた予算も考慮しながらオフィスのパフォーマンスを最適化するにはどうしたらいいかを考えて内装やレイアウトを調整することが難しかったです。
オフィス移転後の変化について
新オフィスでは7階と8階の2フロアに分けて構築しました。
それぞれのフロアでコンセプトを明確に分離したことで、多様な働き方に対応できるオフィスへと進化できたと思っています。
移転してよかったこと
全体的にとても良くなったと実感しておりますが、主に変化したことは3つあります。
1つ目は来客対応です。
新オフィスでは大小様々な用途で使える会議室を8室用意し、各会議室に異なるバリューカラーを壁一面に表現。
カルチャーを体感できる空間になるようこだわり、気兼ねなくお客様を迎えられるようになりました。
さらに同じ8階に社長室とコミュニケーションフロアを設置したことで、代表との交流も自然と発生する動線設計が実現できました。
2つ目は業務効率化です。
元々2つのビルに分離していたオフィスを統合できたことで、要所での移動時間がなくなり、連携も取りやすいことから円滑に業務が進行するようになったと実感しています。
また、7階は黙々と作業ができる執務室として機能しているため、集中力が途切れにくく1人あたりの生産性も向上したと実感しています。
3つ目はコミュニケーション機会の創出です。
集中できる7階の執務フロアに対し、8階のコミュニケーションフロアは話しかける(かけられる)前提で利用するため、自然と会話が発生しやすく、柔軟な思考が求められる機会や気持ちの切り替えに重宝しています。
弊社では雑談から生まれるような面白い発想を大切にしており、思いつくことを全て書き出せる全面ホワイトボードで覆われたスペースを設置しました。
ここでは深緑色を取り入れることで、リラックス効果はさる事ながら深い思考を促す効果があると期待しています。
また、カフェスペースやファミレス席、カウンター、集中ブースも設置し、一人ひとりが最も生産性を高められる働き方を選ぶことができる環境を構築しました。
以前までは他事業部のメンバーの名前も分からず、活動の大半が見えなかったのが、どのように業務やミーティングを進めているか、見える化できるようになりました。
他者の考え方や意見を積極的に取り入れてブラッシュアップしてほしいと考えています。
総じてオフィスに求めている目的が達成でき、組織にとって良い効果をもたらすことができたと感じています。
IPPOに依頼してよかったこと
こちらの要望が素直に伝わるのがすごくやりやすいと感じています。
IPPOさんは各方面との調整や交渉に尽力してくれました。そもそも、いい条件の物件が見つからないと移転しない可能性もありました。
「拡張性があり比較的綺麗な状態の10階建てほどの中規模ビル」という難しい条件に対して的確な物件を見つけてきてくれたおかげで、今回の移転が無事に実現しました。
IPPOさんに依頼して本当に良かったと感じています。
オフィス移転を検討している方にひと言
何を成し遂げるためのオフィス移転なのか、移転先オフィスに宿すコンセプトのようなものは何か、事前に定めておくことが大切だと思います。
オフィス移転はただ単に働く場所を変えるだけと思いがちですが、様々な副次的効果が期待できます。
「オフィス移転をすることで何を実現したいか」を共感・理解してくれる不動産仲介会社や内装業者に依頼することが課題解決の近道ではないでしょうか。
Brave group採用強化中
Brave groupでは、コーポレート職やクリエイター職をはじめ、幅広い職種で採用を強化しています。ご興味をお持ちの方は、下記リンクより求人一覧をご覧ください。
株式会社Brave group 採用情報
株式会社Brave groupの公式オウンドメディア「ぶれすと」
ハイッテ編集部からひと言
「80億の、心をうちぬけ。」をミッションに掲げ、メタバース領域をあらゆる角度から牽引する同社にオフィス移転にまつわるエピソードを伺いました。
オフィス移転後、企業イメージを体現するエントランスや会議室デザイン、良質なコミュニケーションを促す工夫を取り入れたことで、業務において効率的なレイアウトでありながら活気を感じるオフィスを実現していました。
株式会社IPPO セールス
営業担当者 利根川 公紀
法政大学卒業後、新卒で大手インテリアメーカーに入社。自身の更なる成長を求め、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。入社1年間で年間開拓数100件以上、会社個人目標を大幅プラスで達成する。打ち合わせや商談に縛られず、まずはランチで交流して繋がりを作る「ランチAPO」の社内文化を自ら作り、多くの案件を創出。大手デベロッパーとの500坪のオフィス契約実績あり。
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ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
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