2回目の移転をした株式会社AirX。事業内容ならではのオフィス条件や、代々木公園エリアの魅力について、取締役COO 多田 大輝氏にお話を伺いしました。
新しい取り組みや事業を開始する際にみんなで集まれる場所が必要と判断した同社に、オフィス移転について、インタビューさせていただきました。
この記事の目次
株式会社AirXについて
株式会社AirXの概要をご紹介します。
社名 | 株式会社AirX |
業種 | ヘリコプター、ビジネスジェット、セスナの予約プラットフォーム事業 AIROS Skyview、AIROS |
従業員数 | 31名(2024年5月時点) |
課題 | ・新しい取り組みや事業を開始するため、集まれる場所が欲しくなった ・ヘリポート現地での搭乗案内のため、ヘリポートへ移動しやすい新宿の駅近を探していた |
東京オフィス | 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F WeWork 麹町 |
移転の方法 | WeWorkへの入居 |
株式会社AirXは「2023年以降空飛ぶ車=次世代の空のモビリティの市場が広がっていく」ことを見据えてヘリコプター、ビジネスジェット、セスナなどの予約ができるプラットフォームを開発・運営しています。
航空機を飛ばせる運航会社と提携してプラン作成をしており、WEBサービスで販売しており、予約〜現地の搭乗案内を含めた体験までをサポートしています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
前に入居していたオフィスビルは、元々2022年4月を目処に取り壊しをする予定の物件で、それまでの間シェアオフィスとして貸し出されていました。
感染症拡大の影響を受け、弊社がリモートワークメインになったことで、借りていた区画をキャンセルし、シェアスペースのみを借りるプランに切り替え、会議の時のみ利用するように変更しました。
その後コロナが落ち着いてきて、新しい取り組みや事業を開始する時に熱量高くやるとなると、集まれる場所が欲しいよね、となった為、シェアスペースのみという形をやめることになったというのが移転のきっかけです。
物件選定の条件
新宿駅から徒歩5分以内くらいの「新宿からアクセスがいいところ」が第一条件でした。
理由としてはヘリポート現地での搭乗案内も行っているため、電車でヘリポートへ移動しやすい方がいいからです。
どんなにいい物件でも、駅から歩いて15分とかになると、どうしてもフットワーク軽く動きにくいですよね・・・。
あとはこれも事業内容に通じる部分なのですが「空が見えるところ」が第二条件でした。光が入って、見晴らしのいい物件がベストですね。
オフィスの決め手
新宿を中心に2回に分けて5〜6件見たのですが、1番最初にこのオフィスを見て「ここで決まりだ!」と思いました(笑)
築年数が古い建物の場合は回りが清潔でなかったり、男女別トイレがないなどがあったのですが、ここは新築で綺麗でしたし、屋上に上がって、気分転換ができるというところが決め手ですね。
晴れていればスカイツリーや富士山も見えるんですよ。
打ち合わせの際、会議室が空いていなければ、屋上でやることもあります。
丁度色々な企業がオフィスを復活させるタイミングで、ぽっと急に空きが出ることもあったので、タイミングがよかったなあと思います。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
オフィス移転する以前は集まって仕事が出来ない環境だったので、業績的にも社内の空気的にも、少し下がっていたのですが、移転したことで大きく持ち直しました。
2019年と比較しても業績は良くなっていますし、寧ろ今月が創業時から過去最高売上を達成する見込みです。
モチベーションが上がったというか、空気を入れ替えることが出来たのかな、と考えています。
今後は採用もしていきたいのですが、まだホームページなど色々リニューアルまで手がまわっていなくて・・・。
早めにそのあたりも取り掛かりたいです。
オフィスのお気に入りポイント
4階の会議室がお気に入りです。6階にも会議室はあるのですが、そこは窓がないんですよ。
4階の会議室は、大きな窓があって光も入るし、空も見えるし、緑もあるので、前向きなことを話したいな、という時にとてもいいです。
契約している部屋が最上階なので、屋上にすぐ上がれますし、部屋にバルコニーがついているので、気分転換がしやすいですね。
同じ建物内で増床できたら最高だなと思うくらい、気に入っています。
あとはオフィスの設備が整っている環境なのに、駅から近い点も気に入っています。
代々木公園まで行かなくとも、たくさん小さな公園もあるので、気分転換にちょっとぶらっとしたりもできますし。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
全体的に満足しているので、強いて言うなら・・・という些細なことなのですが、電車が各停しか停まらないので、タイミングを逃すと10分くらいは待つところですね。
あとはエレベーターが2基あるものの、地味に上下と開閉が遅いところとか・・・普段は大丈夫なのですが、急いでいる時は少し気になります。
他には、駅周辺がローソンだらけなので、違うコンビニに行こうとすると少し歩かなくてはいけないとか、近くに長時間開かない踏切があるとか・・・知らない時は見事に開かずの踏切にハマりました(笑)
今思えばやっておけばよかったこと
横浜方面に住んでいるメンバーが若干通勤時間が増してしまい、積極的ににオフィスに出社できていないのですが、そのあたりのケアもしておけばよかったかなとも思います。
営業メンバーがほとんどで、オフィスに来る必要があまりないので、妥協させてもらった部分なので。
全員の希望を聞けたら1番いいというのは間違いないのですが、どうしても難しいので悩ましい部分です。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
オフィスに出社しているのは平均3〜4人です。
金曜日は全体MTGがある為、ほぼ全員出社しています。
多いときは15名出社していますね。
オフィスの価値
メンバー同士で事業課題に向き合う時間や、共に過ごしながら雑談できる時間を最大化しないといけないと考えているからです。
例えば、実家にいる親は大切だけど、実家を出て何年も1人暮らしをしていると、考える時間がどうしても減ってきてしまう。
近くにいないと、抱えている悩みや問題ってわからなくなってしまうというか。
一緒に働くメンバーが1番大切なので、そうならないようにする為にはオフィスが必要だと思っています。
古い友人と違って、オフィスを構えないと達成できないですね。
実際、移転して顔を合わせることが増えて、前よりお互いの考えていることが以前よりわかるようになりました。
リモートだとどうしても些細な変化に気づきにくいですし、雑談もしにくいですし。
今はランチに行ったり、コミュニケーションもとりやすいですね。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
直感に従うべし!ですね。「ここで働いたらテンション上がりそうだな」とか、「楽しく仕事ができそうだな」とか、そういう勘は信じた方がいいです。
次回も、その勘を信じて移転しようと思っています(笑)
ハイッテ編集部からのひと言
落ち着いた代々木公園エリアのオフィスで、メンバーの皆さんと快適にコミュニケーションをとっていらっしゃることが伝わりました。
開放的な空間で仕事が出来るというのは身体にいいことは間違いないので、空関係の事業内容ではない企業様にもオススメしたいオフィス条件です。
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 塩沢 龍太郎
宅地建物取引士【東京:第280468号】
不動産TEC×スタートアップ支援に魅力を感じ株式会社IPPO(イッポ)へ参画。スタートアップ企業が多く集まるピッチイベントに多数参加し、「Morning Pitch(モーニングピッチ)」の運営にも携わる。
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