今後、需要が拡大していくであろう外国人採用を手掛けるスタートアップ企業のバックオフィス事業部 事業部長の由良さんにオフィス移転の背景や課題、効果をお伺いしました。
この記事の目次
Guidable(ガイダブル)株式会社について
Guidable(ガイダブル)株式会社の概要をご紹介します。
社名 | Guidable(ガイダブル)株式会社 |
業種 | 有料職業紹介事業 |
従業員数 | 150名 |
課題 | ・オフィスが狭く、事業拡大や採用計画に適していない ・セキュリティカードなど管理が煩雑 |
東京オフィス | 東京都新宿区西新宿3丁目7-30 フロンティアグラン西新宿901 |
移転の方法 | セットアップオフィスへの入居 |
Guidable(ガイダブル)株式会社は、外国人採用における支援事業や派遣事業(求人プラットフォーム運営)、外国人向けメディア・リサーチ事業を行っている、スタートアップ企業です。
「日本経済を、もっと多国籍に。」というミッションをもと、事業を拡大しており、累計約6.1億円の資金調達を完了している、注目の企業でもあります。
会社の成長とともに従業員の働く環境や管理が難しくなってきた
——- オフィス移転のきっかけやお悩みはどんなものがあったのでしょうか。
由良さん:事業が大きくなり、人員も増えているため、オフィスが狭くなってしまいました。
弊社はアルバイトやインターン生も多く、オフィスの出勤状況が日々異なります。そのため、出勤が重なるとオフィスが過密状態になる日も増えてきました。
また、主に電話業務が多いため、エンジニアやデザイナーなど作業に集中したい従業員にとって、働きにくい環境になっていました。
坪数も60坪しかなく、会議室も1部屋しかなかったので、その点では、従業員に苦労をかけていたなと思います。
——- 確かに60坪だと職種が多い企業にとっては、窮屈に感じます。その他はどういった点でお悩みだったのでしょうか。
由良さん:前のオフィスは入退室には従業員ひとり一人セキュリティカードを発行しなければならず、発行手続きや管理が大変でした。
紛失してしまう方も出てくるので、アフターフォローにも神経を使っていましたね。
——- セキュリティカードだと発行毎に費用もかかってしまいますし、何よりセキュリティの不安で気がきでならないですよね
由良さん:はい。設備などは満足していたんですが、やはり成長フェーズに合ったオフィスの広さとセキュリティカードの管理がオフィス移転を思い立った機会ですね。
2年以上先の未来と従業員の働きやすさを考えたオフィス選び
——- オフィス選びで最も重視した点をお聞かせいただけますでしょうか。
由良さん:2年後の採用計画や事業戦略を考えた上で、200坪前後で入居できるワンフロアのオフィス、そして出勤が基本となる事業なので、アクセスの良さを考慮しました。
オフィスまでのアクセスが悪いとせっかく採用した優秀な人材が内定辞退するという事態が発生してしまうので、アクセスの良さは特に重視しました。その点に関しては、IPPOさんにご苦労をかけてしまったかと思います。
——- とんでもないです、お役に立てて良かったです。ご予算に関しては、いかがでしたでしょうか。
由良さん:はい。予算に関してもご相談させていただきました。
弊社のような従業員規模やスタートアップ企業である現状を考えると、オフィス移転にかけられる初期費用や内装工事費用をできるだけ削減して、事業成長に予算をかけたいという思いがあります。
そうした想いも汲んでいただけて、さまざまな条件をオーナーさんに交渉していただき、満足のいく結果で入居できました。
共同創業者/取締役
大隅
特定の保証会社を使用することで、敷金の減額が可能なオフィスも少しずつ増えています。
内装済みのオフィスだったため、オフィス移転が迅速にできた
——- オフィス移転の際に大変だったことなどお聞かせいただけますでしょうか。
由良さん:元々、内装が施された状態のオフィスに移転できたので、そこまで大変ではありませんでした。
1点挙げるとすれば、ネットワークの構築です。インターネット回線を敷くのに想定以上の時間がかかってしまい、それだけで1ヶ月もかかってしまいました。
もし、今回のオフィス移転が内装済みでなければ、もっと時間がかかっていたことを考えると、事前に調べておけば良かったなと思いました。
——- オフィス移転の繁忙期だと時間がかかってしまうことがめずらしくないですからね。その他、契約書周りなどで苦労されたことはございましたか?
由良さん:契約書周りはメンバーが担当してくれましたが、特に困ったことは聞いていません。IPPOさんと連携して、しっかりと進めてくれていたんだと思います。
会社の成長を実感し、現場の従業員のモチベーションに変化が生まれた
——- オフィス移転をしてみて、どのような変化や効果を感じていらっしゃいますか?
由良さん:オフィス移転をして、従業員のモチベーションが上がったことを目に見えて感じています。
経営層はいつも数字をチェックしているので、会社の成長を実感できるのですが、従業員は普段の仕事からは会社の成長をなかなか感じづらいと思います。
そういう意味では、オフィス移転は会社の成長が直接感じられる機会なので、移転して良かったと思います。
——- オフィス移転は心機一転のきっかけにもなりますから。働きやすさなどはいかがでしょうか。
由良さん:会議室が増えて、オンライン会議用のフォンブース、共用部(ラウンジ)もあるため、かなり働きやすい環境になったと思います。
弊社は職種によって、業務内容が大きく異なるので、、その点でも移転前の希望は叶えられたと思っています。
——- イベントスペースもございますが、活用はされていますでしょうか。
由良さん:はい。従業員はヨガやゴルフレッスンに参加しています。仕事終わりにも活用できるのはいいですね。
弊社も半期に一度は全社員で集まることがあるんですが、今後はもっとイベントスペースを活用して事業につながることができればと思います。
IPPOさんは何でも気軽に相談できたことがよかったです
——- 今回、弊社にご依頼いただいて、よかったことなどありましたら、教えてください。
由良さん:とにかくなんでも気軽にご相談できたことがよかったです。
営業担当の本田さんとは、イベントで名刺交換をさせていただいて、その時はオフィス移転など考えていなかったのですが、ちょうど移転を意識し出した時にタイミング良くご連絡がありました。
最初も気軽に内見にお連れいただいて、オフィス物件を回っていくうちに移転先の希望が見えてきました。
途中で要望(広さや場所)の変更など紆余曲折あったのですが、そういった要望にも真摯に対応していただけたことも好印象でした。
——- 今回、数ある仲介会社の中で弊社にご依頼いただいた決め手などはございましたでしょうか。
由良さん:仲介手数料のバランスと営業担当者の本田さんのお人柄が決め手だったかと思います。
そのため、他の仲介会社さんには相談をせずにIPPOさんにご依頼させていただきました。
——- 弊社はスタートアップを応援する仲介会社でもあるので、バランスはとても重視させていただいています。
由良さん:スタートアップとしては本当にありがたいです。逆に心苦しいこともあるので、今は大阪支店の物件のご相談もさせていただいております。
会社の未来のために「何のために移転するか」ことがとても大事
——- 最後にこれからオフィス移転をする方に一言お願いしてもよろしいでしょうか。
由良さん:元々、私がオフィスやマンションなど物件を探すのが好きで、いろんなポイントを見ています。
それこそ、間取りや賃料だけでなく、敷金、契約条件などかなり細かいところまで確認するんですね。
オフィス移転の対応は初めてでしたが、本田さんと一緒にシミュレーションや比較表を作って、考えるのがとても楽しかったですね。
そして、選定する上で大切にしていることが「何を重視するのか」という点です。
「移転コスト抑えるのか」、「オフィスの広さなのか」、「社員同士のコミュニケーション強化なのか」
弊社の場合、こうしたさまざまな視点を持ちつつ、内見時のテンション(「賃料は安いけど、古くてテンションが上がらないな」など)も含めて、ぼんやりとした共通認識を、内見を通じて、しっかりとした条件に落とし込むことができました。
ぜひ、「会社と従業員の未来にとって、何を重視するべきか?」を考えて、オフィス選びをしてみてください。
——- 引き続き、ハイッテ by 株式会社IPPOはオフィスを通じて、お客様の成長に尽力させていただければと思います。今回は貴重なお話、ありがとうございました!
株式会社IPPO セールス
営業担当者 本田 司
宅地建物取引士【大阪:第125679号】
新卒で大阪のマンション販売の不動産会社に入社。テレアポやポスティング、飛び込みなど営業として1年半従事。その後、BtoBの経験を積むために転職を決意し、IPPOのミッションに共感してジョイン。
居抜きオフィスへの移転をご検討の方はご相談ください
ハイッテ by 株式会社IPPOでは、スタートアップ・ベンチャー企業を中心に、居抜きオフィスの仲介を行なっています。
東京都内の居抜きオフィス移転の豊富な知識と経験から、採用・事業拡大や新規進出を考えている方へオフィス移転コンサルティングを行っております。ぜひお気軽にご相談ください。
※掲載内容は取材当時のものとなります。