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人生が変わるような経験をしてもらいたい|Bonds Investment Group株式会社【提携VC #5】

人生が変わるような経験をしてもらいたい|Bonds Investment Group株式会社【提携VC #5】

更新日:2023.11.10  公開日:2020.10.15

VCインタビュー第5弾は2013年よりスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンド、Bonds Investment Group株式会社の加納敬一さんです。

学生時代の経験が今に繋がっているという加納さん。一体どんな経験だったのか、今後の目標などを聞いてみました!

加納 敬一(かのう けいいち)
Bonds Investment Group株式会社 アソシエイト
慶應義塾大学経済学部卒業後、2018年4月に日系大手証券会社に入社。
投資銀行部門において、主に化学、電力、素材、医療機器関連の顧客に対するM&Aアドバイザリー及び資金調達業務に従事。
2019年7月にオプトベンチャーズ(現、当社)に参画する。

インタビュアー
株式会社IPPO 山岸 耕
yutori、ペイミー、AppBrewといったスタートアップのオフィス移転を創業期から手掛ける。

Bonds Investment Groupについて

——2020年の7月1日にリブランディングし、商号も「オプトベンチャーズ」から「Bonds Investment Group」(読み「ボンズ インベストメント グループ」)に変わったばかりですね。

加納さん:はい。オプトベンチャーズはピュアVCファンドという形で運営していました。でも名前が名前なのでオプトグループを活用して戦略的な投資やパートナーとしてCVCの役割を期待してくださる方が多く、実際はピュアなファンドで運営されているのでどうしても期待値がミスマッチすることが多かったんです。

実態として独立系VCに近い形で認知されていきたいと思ったのが発端です。

今までオプトベンチャーズではIT×産業のような社会的意義のある事業をしているスタートアップに出資していたのを、Bondsではより社会課題の解決に貢献したいというビジョンを前面に押し出しました。

この会社ならリターンが出やすいかということだけではなく、Bondsとして出資することでこのビジネスが社会にどう影響するのか?というのを投資委員会でも常に議論しています。

——どのような領域を主にやっていますか?

加納さん:領域は特に絞ってはいませんが、インターネットの力でBtoB領域の大きな産業の負を解消している企業が多いです。産業構造をデジタル化で変革していくような、例えば、多重下請け構造や縦割り構造の改革とか、最適な受発注ができるような構造にしていくような企業などが多いです。

Bonds HAUSは企業成長に役立つ勉強会や情報交換の場


——加納さんの1日の働き方を教えてください。

加納さん:新規の起業家さんと新しく面談をさせていただくことと、ハンズオン支援の一環で支援先の役員会に出たり時には事業計画などの作成もお手伝いしたり、他は社内での業務やイベント、勉強会を設定したりしています

——新規の起業家と会う頻度はどのくらいなのでしょうか?

加納さん:新規だと週に1~2人くらいです。BondsがシリーズA~Bがメインなので、数多く会うというよりは、絞って会っています。ステージとしてはシードからシリーズAの起業家さんが多いですね。

——なるほど、意識的に絞っていらっしゃるんですね。先ほど言われていたいた勉強会はどのような勉強会ですか?

加納さん:今後、支援先向けの勉強会をやりたいと思っていて、その企画をしています。ゲストをお呼びして「支援先だからできる、あれこれ話」などをしてもらいたいなと。

例えば、Bondsのリブランディングに携わってくれたKESHIKIさんは、企業のミッションやビジョン、会社のカルチャーをどう根付かせていくのかというところについてプロフェッショナル集団なんです。

支援先の会社で、各々の期待値や職務の役割がフェーズによって少しずつ崩壊していくのをよく聞くことがあり、経営陣の方々ってそういった組織づくり、マネジメントやモチベーション施策に苦労されている印象を受けたんです。なので、KESIKIさんのような知見がある方をお呼びしてお話しできる機会があれば良いなと思っています。

——良いですね!後回しにしがちですが、とても大事なことですよね。

加納さん:会社の規模が大きくなってくると、いろんなところでミスマッチが起きてしまうので未然に防ぎたいところですね。

それと、CFOや広報や人事などで集まって、他社との情報交換会などもやりたいです。

しばらくはウェビナーが中心になりそうですが、ここBonds HAUS(読み「ボンズハウス」)に集まってやりたいです。

——Bonds HAUSって呼ばれているんですね!

加納さん:ここはオフィスというよりはコミュニティースペースとして運用しているんです。ここには執務スペースは無く、仕事は家でしています。

Bonds HAUSではコミュニケーションを取る場としていて、イベントを実施できるようにもしているんです。

上にはポップインアラジンも設置していて皆でLive配信を見たりなども出来ます。

——先ほどから思っていたんですけど、インテリアのセンスめちゃくちゃ良いですよね。

加納さん:subsclifeの家具を利用しています。どれもおしゃれで素敵ですよね。

広めのテラスがあって、そこにはパラソルを置いて「チルスポット」にしました笑

——オフィスの雰囲気が和気藹々としているメンバーの皆さんと合っているなと思いました。

加納さん:本当に和気藹々としていて、社内だけで無く、他社のVCさんをお呼びしてBonds HAUSで懇親会をしたりもしています。

繋がりのある他のVCさんと一緒にイベントも行いました。2020年の1月にKVPさんと一緒にグランドールアワードというのをやらせていただいて、「起業家100人が選ぶ、注目する起業家、尊敬する起業家」を選出するイベントです。支援先やご縁のあった起業家をお呼びして、事前にアンケートを取って授賞式を行いました。これはかなり盛り上がりましたね。

来年もやる予定ではいますが、このような状況なので開催方法など今いろいろ考えているところです。

その他にはピッチイベントや「VC夏の大運動会」などやりたいです。運動って社内コミュニケーションにも繋がりますし、これが一番仲良くなるのでやりたいなと。各社負けず嫌いな方が多い業界なので、かなり盛り上がりそうです。

「オプトベンチャーズ」は歴史が長いので、リブランディングを機に次のステージに進むためにも新しいことをやっていこうと仕込んでいます。

投資ももちろんですが、投資以外の部分も頑張っていきたいです。

高校時代のある体験が自分を変えた

——どんな起業家の方とお会いしたいですか?

加納さん:市場、ビジネスモデル、解決しようとしている課題とそれに対してどういう思いを持ってやっているのかを見ています。

もちろん儲かることも大事ですが、このサービスを通して誰を笑顔にしたいのか、未来を信じている人と一緒に挑戦していけたら良いなと思っています。

アナログをデジタルにするのはわかりやすい例ですが、デジタル化によって多重下請けを解消したり縦割りで非効率になっているところをプラットフォームにて最適化するようなサービスは好きです。

——今興味ある領域はありますか?

加納さん:建設業界、農業、水産業などをデジタル化するのは興味があります。

BASEのように個人をエンパワーメントするようなサービスや業界、エドテックにも興味があります。

——なぜエドテックを?

加納さん:もともと教育が好きで、将来、塾を開きたいと思っているんです。

高校2年生の時に竹中平蔵さんがやっている塾「世界塾」に通っていたんです。高校1年生まで適当に生きていたんですが、「自分を変えたい」と思っていました。それまでの自分は何もやりたいことがなくて、それが自分の中でストレスになっていたんです。

通っていた塾である日「世界塾」のチラシをもらったのがきっかけです。それを見て「自分を変えるためにも行ってみよう!」と。で、親に「行きたい」とお願いしました。

この経験が教育分野に興味を持つきっかけにもなりました。

——通ってみてどう変わりましたか?

加納さん:竹中さんみたいに世界を見ている視座が高い人や、世界的に活躍されてる様々な方が講演しに来てくださるんですが、そういった方々の熱量を肌で感じることができました。

塾には40人くらい生徒がいたのですが、趣味思考が全く違う、レベルの違う人が一つのところに集まっているんです。最初は「なんだこの人たちは」と思っていましたが、急に世界が広がりました。生徒からも刺激を受けて、自分も彼ら彼女たちみたいに社会を変えられるような人間になりたいと本気で思うようになりました。

なので、Bonds(当時はオプトベンチャーズ)のように社会課題を解決していくというビジョンをマインドセットとして持っている会社に入りたかったんです。

Bondsが他のVCと違うところは、社会をビジネスによってどう変えていくか、社会がどう良くなるのかを本気で考えているところです。社会に良い会社に投資するのは当たり前なんですが、その中でも比重が違うと思います。

人生が変わるような体験を皆さんにもしてもらいたいです。

強烈な思いを持って社会を良くしようとしている企業に貢献したい

——VCになるきっかけを教えてください。

加納さん:「世界塾」の経験から日本を良くしたいと本気で考えていて、日本の企業価値や経済力を向上したいと思い、大学卒業後は証券会社に入り投資銀行業務に携わっていました。実際に実務をやってみたら、既にある大きい会社の成長に必要なパーツを、M&Aや資金調達のお手伝いをすることでご提供するのが仕事なのですが、例えると大袈裟ですが100を110にしている、みたいな。

仕事自体は非常にやりがいのある意義深いことだとは思っていたのですが、やはりスケールが大きく手触り感はありませんでした。「あれ?僕ってこういうのが好きなんだっけ?これがやりたかったんだっけ?」と思って、なんか違うなと感じ始めましたのがきっかけです。

これからの未来を作っていくのは0→1、1→100みたいな業界だ。じゃあベンチャーだな、と。

元々学生時代からベンチャーには興味がありましたが、強烈な思いを持って社会を良くしていきたいと思っている企業に社会に貢献していきたい、そういう思いからBondsを選びました。

——VCをやっていて苦労した点はありますか?

加納さん:VCはいろんな知識が必要なので勉強が必要です。若手は同じ悩みを持っているかと思います。

起業家の気持ちがわかるようになりたいですね。そのためには……やはりいち早く経験値をたくさん積むことですかね笑

——これからのキャリアは?

加納さん:まずはいろいろと経験してVCとしての成果を残していきたいです。

自分が本気でこの会社の成功を信じていると思えるような会社を見付けたいです。責任持って最後まで歩いていける会社さんとご一緒していきたい。そういったことを積み重ねて結果を出していきたいです。

その後は今はまだ決めて無いですが、何処かの段階で個人的にエンパワーメント系の活動はやっていきたいです。が、それはもっと先の話だと思います。

——VCで仲の良い人はいますか?

加納さん:前述したイベントを一緒にやったKVPさんとは仲良くさせてもらっています。個人的には亀村さんとか仲が良いです。

STRIVEの古城さんとは良く勉強会でお話しをしたり、Wベンチャーズの高津さんとか、インキュベイトファンドの南出さんなどはよくお話しさせていただいています。

C業界はここ1年くらいに入ってきた人が多いので、同期という感じで仲良くさせてもらってます。

——気になっているVCはありますか?
加納さん:DCMベンチャーズさんは絡みがない分、気になっています。起業家からの信頼も厚く知性が溢れているイメージで、一度お話ししてみたいです。

編集後記

高校生の時の原体験によりVCへの道や、目標ができた加納さん。学生時代にこのような経験ができたのは、自分の力で一歩踏み出したからです。

お話をお聞きしながらも、その行動力とVCでの経験を活かして次は何をやるんだろうと、楽しみに思いました。また、Bondsのみなさんがとても暖かく迎えてくれて、不思議と落ち着き、そして楽しいチームだったのがとても印象に残りました。

是非皆さんも加納さんやBondsの方々とお話ししてみてください!

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