社員が気持ちよく仕事ができる空間を提供していくことで、より良いプロダクトが生まれると、代表取締役の梶谷さんはお話くださいました。
ARやVRなどの空間コンピューティング技術を用い、体験拡張技術を活用したサービスを展開し、様々な企業との共同研究と自社サービスの開発を行っている株式会社MESON。
渋谷と原宿の間にあるハイセンスなオフィスビルに入居したのは今年の4月のこと。こだわり抜いた内装や家具は、センス溢れるシックな空間を演出しています。
こだわりの内装やお気に入りのポイント、オフィスに対する考え方を熱く語ってくださっています。
この記事の目次
株式会社MESONについて
株式会社MESONの概要をご紹介します。
社名 | 株式会社MESON |
業種 | 拡張現実(AR)および仮想現実(VR)を含む 空間コンピューティング技術を用いたサービス / プロダクトの企画、デザイン、開発 |
従業員数 | 17名 |
課題 | ・人員が増えて、オフィスが手狭になった ・パートナー企業にサービスを体験をしてもらうスペースが必要だった |
東京オフィス | 東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア B1 PORTAL POINT -Ebisu- G1 |
移転の方法 | オフィス移転 |
株式会社MESONはARやVRなどの空間コンピューティング技術を用いて、人類の体験、そして可能性を拡張するベンチャー企業です。
空間コンピューティング時代に欠かせないサービスをつくるべく、様々な研究開発パートナー企業とともに、AR時代のユースケースとUXを探求するクリエイティブスタジオ事業を展開しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
理由は2つありまして、1つは社員が増えたからですね。前のオフィスは一軒家タイプだったため、大人数になると少し窮屈に感じていました。
もう1つは、XRがメイン事業なので、パートナー企業にオフィスに来てもらって体験をしてもらうスペースが必要だったんです。
パートナー企業は大企業やファッション系のハイブランドの方も多く、来社いただいた時にも遜色ないような「デザイン性のあるオフィス」がいいなと思い、移転に動きました。
物件選定の条件
いくつか細かい条件はあったのですが、大きくはオシャレなデザイナーズ物件で、社員が30名くらい入る渋谷エリアを希望していました。
ファッション系のプロジェクトも多いし、プロダクトのデザインに力を入れているので、デザイナーだけでなく全職種がデザイン感度が高くなるような、オフィス自体にもデザイン性があるかどうかも重視していました。
オフィスの決め手
内見は半年くらいかけて15棟は内見したと思います。
最終的にこのオフィスになった決め手は「気持ちよさ」です。
オフィスがあるエリアも渋谷と原宿の間なので、駅前の喧騒から離れつつハイセンスなエリアであることが良かったです。
また、代々木公園が近かったり、内装自体も清潔感があり、ウェルビーイングを意識したコンセプトビルなの共有スペースには緑が多く、都会の中でも自然の美しさを感じられるオフィスビルになっています。
ここで働いたら自分も社員も、気持ちよく働けそうだなというイメージが湧いたことが決定打でした。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
採用観点でいうと「XR体験できるので気軽に遊びにきてくださいね」とオフィスへ招待しやすくなったので、結果採用が加速したという変化があります。
あとは、プレゼンテーションルームは家具も良いものを揃えて、いい意味でのオフィス感がある部屋に仕上がったので、新規パートナー企業に来社いただいた時のポジティブな反応を貰えることが増えました。
オフィスのお気に入りポイント
本当に気に入っているオフィスなので良いところはたくさんあります!
- 各部屋の入り口に設置されている顔認証セキュリティが便利。
- 室内の設備がIOT連携されていて、スマホのアプリによって遠隔で空調のON/OFFができる。
- 執務エリアの窓側が天井から床まで全面窓になっているので見晴らしがよく、景色がいい。
- 1週間に1回、複数の飲食ブランドからウェルネスを意識した軽食を無料で提供される。
- 昼寝カプセルがある。
- 共用スペースのラウンジでコーヒーやクラフトビールが飲める(このオフィスに移転してから金曜は17時からお酒を飲んで良い社内ルールを作りました)
他にもたくさんありますが、トータルしてこれ以上のオフィスは無いというくらい気に入っています!
デスクの配置とレイアウト
なるべくグループが分割されないようにレイアウトは意識して配置しています。
物理的に離れるとコミュニケーションにもギャップが生まれてしまうので、常にコミュニケーションが取れるように全員が一島にデスクを並べています。
また、部屋の間に壁があったのですが、入居してから取り払ってガラス扉に変えました。
建築法の制限で、100平米を超えてはならないため一つの部屋にすることはできなかったのですが、ガラス扉にすることで、閉鎖感をなくし開放感が出るようにしました。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
ガラス扉に変えたり、床の施工をしたりなどの工事の手間が結構かかったことと、ビル側への作業申請も大変だった記憶があります。
また、工事はビルの指定業者を使わないといけなかったので、想定よりも施工費がかかりました。
今思えばやっておけばよかったこと
入居前に、先に家具を買っておけば良かったかなと思います。
納品までに発注してから4ヶ月かかる家具を買ったため、家具が揃うまでに時間がかかりました。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
今は、出社とリモートのハイブリットにしていて、月木金の午後だけ全員出社としています。
それ以外は基本はリモートなのですが、「Teamflow」というバーチャルオフィスを活用して、リモートであっても社員が気軽にコミュニケーションを取れるように工夫しています。
オフィスの価値
フルリモートでも100%の仕事はできるけど、120%のアウトプットは決して生まれないなとフルリモートをやってみて感じました。
プロジェクトのタスクを消化していくことはどこにいてもできますが、本来のタスクではないけれど、これをやった方が効率が良かったり、より良いものが作れるというアイデアは、何気ない雑談やちょっとした会話から生まれるものではないかなと。
こだわりや熱量を生み、120%の仕事をするには皆が集まれるオフィスが必要だと思っています。
また、XRのサービスは一緒にその場で見たり、触りながら感覚的なことを伝えるとなると指示やコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。
なのでしっかり話ができる時間がとれるよう、オフィスは在るべきものだと思いますね。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
自分の場合は、こだわり抜いた結果が事業にプラスの影響が与えられています。
オフィスは社員が過ごす時間が一番長い場所なので、納得のいくオフィスが見つかるまで時間はかけた方がいいと思います。
後悔が1点もないオフィスを納得いくまで探すことをおすすめします。
ハイッテ編集部からのひと言
「これ以上のオフィスはないだろうと思う」と、熱く移転したオフィスについて語ってくださった梶谷さん。
オフィス内をぐるっとご案内いただき、ここはこうだから気に入っている、とそれぞれの部屋にお気に入りのポイントがあるようで、オフィスに対しての愛が溢れていました。
ビル自体のサービスにも大変満足しているとのことで、終始楽しげにお話くださいました。
また、同社の福利厚生をお伺いしたところ、ユニークな制度を多く設けているようで、どの制度も社員が快適に会社生活を送れるように配慮したものとなっており、大変羨ましく感じました。
このユニークな福利厚生は、また別の記事でご紹介いたしますので、ご期待ください!
株式会社IPPO シニアセールス
営業担当者 塩沢 龍太郎
宅地建物取引士【東京:第280468号】
不動産TEC×スタートアップ支援に魅力を感じ株式会社IPPO(イッポ)へ参画。スタートアップ企業が多く集まるピッチイベントに多数参加し、「Morning Pitch(モーニングピッチ)」の運営にも携わる。
オフィス探しや退去サポートはハイッテまでご相談ください
ハイッテ by 株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業から100坪以上の中堅企業のオフィス移転もおこなっております。
お客様の経営課題や今後の事業戦略、採用計画に最適なレイアウトをご提案し、オフィス移転のサポートをご提案いたします。
お気軽にご相談ください。