「H¹O(エイチワンオー)って実際どうなの?」「うちの会社に合っているのか分からない」——野村不動産が運営するサービスオフィスH¹Oへの入居を検討しているスタートアップ・ベンチャー企業の経営者や総務担当者から、こうした声をよくいただきます。
H¹Oは「10〜30名規模」のスタートアップに特化した設計が特徴です。ただし、企業のフェーズや働き方によっては、居抜きオフィスやセットアップオフィスの方が最適な場合もあります。本記事では、オフィス仲介のプロ視点で「H¹Oが合う企業・合わない企業」を明確にお伝えします。
この記事の目次
この記事でわかること
- H¹Oの料金目安・拠点数・基本サービス【2026年最新】
- 仲介のプロが見る「H¹Oがスタートアップに刺さる3つの理由」
- H¹O vs 居抜きオフィス vs セットアップオフィス|どれが自社に最適か
- 10名・20名・30名規模のコスト比較シミュレーション
- H¹Oへの入居がおすすめな企業・おすすめしない企業
H¹O(エイチワンオー)とは?|基本情報【2026年最新】
H¹O(エイチワンオー)とは、野村不動産株式会社が運営する10名以上の小規模オフィス需要に特化したサービスオフィスブランドです。「Value 4 HUMAN(バリューフォーヒューマン)」をコンセプトに、社員一人ひとりが心身ともに健康に働ける環境を提供しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 野村不動産株式会社(東証プライム上場グループ) |
| 東京都内の拠点数 | 17拠点(開業予定含む) |
| 推奨人数 | 3名〜30名程度(10〜20名がボリュームゾーン) |
| 料金目安 | 1席あたり月額10〜15万円程度 ※拠点・区画により変動 |
| 利用可能時間 | 24時間365日(受付対応:平日9:00〜18:00) |
| 最短契約期間 | 3ヶ月〜(基本2年契約) |
| 初期費用 | 事務手数料1ヶ月+保証委託料1ヶ月(敷金なし) |
| 法人登記 | 可能(追加費用なし) |
H¹Oがスタートアップに選ばれる3つの理由|仲介のプロ視点
オフィス仲介の現場で多くのサービスオフィスを見てきた立場から、H¹Oが他ブランドと比較してスタートアップに特に刺さるポイントを3つ挙げます。
理由①:入居者専用のラウンジ|外部利用者がいない安心感
WeWorkやリージャスなど多くのサービスオフィスでは、ドロップイン利用者やコワーキング会員と共用部をシェアします。一方、H¹Oのラウンジは入居者専用。外部の人が出入りしないため、機密性の高い会話や作業も安心して行えます。
- エンジニア・デザイナーが多く、集中環境を重視する企業
- 顧客情報を扱うことが多く、セキュリティを重視する企業
- 共用部の混雑・騒音がストレスになる企業
理由②:顔認証セキュリティとIoT環境|大企業水準のインフラ
H¹Oでは顔認証を中心とした生体認証システムを全拠点で導入。貸室内には人感センサーも設置されており、不正侵入を防止します。また、専用アプリで貸室の空調・照明を遠隔制御でき、共用部の混雑状況もリアルタイムで確認可能。
IPO準備中や大企業との取引がある企業にとって、「入退室ログが取れる」「セキュリティ水準を説明できる」ことは大きなアドバンテージになります。
理由③:野村不動産ブランドの信頼性|採用・営業での企業イメージ向上
オフィス環境は採用ブランディングに直結します。H¹Oの洗練されたエントランスやラウンジは、面接で訪れた候補者に「しっかりした会社だ」という印象を与えます。また、クライアントとの打ち合わせでも、野村不動産が手掛けるハイグレードな空間は信頼感を醸成します。
実際にH¹Oに移転した企業からは「面接での内定承諾率が上がった」「クライアントからオフィスを褒められるようになった」という声を多くいただいています。
H¹Oがおすすめな企業・おすすめしない企業
H¹Oは優れたサービスオフィスですが、すべての企業に最適というわけではありません。仲介実績を踏まえ、H¹Oが合う企業・合わない企業を明確にします。
| H¹Oがおすすめな企業 | H¹Oをおすすめしない企業 |
|---|---|
| 従業員10〜30名のスタートアップ・ベンチャー | 5名以下の少人数チーム(割高になる) |
| 資金調達済みで、オフィス環境に投資できる | コスト最優先で、最低限の設備でよい |
| IPO準備中でセキュリティ水準が求められる | 内装の自由度・カスタマイズを重視したい |
| 採用強化フェーズで、オフィスを武器にしたい | 長期(5年以上)の入居を想定している |
| 大企業の新規プロジェクトチーム・分室 | 他社との交流・コミュニティを重視したい |
5名以下の少人数チームにはCROSS COOPやリージャスがコスパ◎。長期入居や内装カスタマイズ重視なら居抜きオフィスやセットアップオフィスが最適です。以下のセクションで詳しく比較しています。
\ 自社に最適なオフィス形態がわからない方へ /
H¹O?居抜き?セットアップ?迷ったらプロに相談
【ハイッテ視点】H¹O vs 居抜きオフィス vs セットアップオフィス
オフィス移転を検討する際、H¹Oのようなサービスオフィスだけでなく、居抜きオフィスやセットアップオフィスも選択肢に入れるべきです。それぞれの特徴と、どのフェーズの企業に最適かを比較します。
| 比較項目 | H¹O(サービスオフィス) | セットアップオフィス | 居抜きオフィス |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 賃料2ヶ月分程度 | 賃料3〜6ヶ月分 | 賃料3〜6ヶ月分+造作譲渡 |
| 月額コスト | 1席10〜15万円 | 1席6〜10万円 | 1席5〜8万円 |
| 契約期間 | 最短3ヶ月〜 | 2年〜 | 2年〜 |
| 内装の自由度 | △ 家具持込可能 | ○ 一部変更可 | ◎ 自由に変更可 |
| 受付・会議室 | ◎ 有人受付・共用 | △ 物件による | × 自社で用意 |
| セキュリティ | ◎ 顔認証・有人管理 | ○ カード認証 | △ 自社で構築 |
| 原状回復 | ○ 1ヶ月程度 | ○ 軽微 | △ 居抜き退去で0円も可 |
| おすすめ規模 | 10〜30名 | 10〜50名 | 10〜100名以上 |
H¹Oは「すぐに入居したい」「運用の手間を減らしたい」企業に最適。一方、20名を超えて長期入居が見込めるなら、月額コストで20〜30%安くなる居抜き・セットアップの方がトータルコストで有利になるケースが多いです。
H¹Oを選ぶべきタイミング
- 資金調達直後で、1〜2ヶ月以内に入居したい
- 採用強化フェーズで、オフィス環境をアピールしたい
- 1〜3年後の組織規模が読めず、柔軟に拡張・縮小したい
- 受付対応・清掃・会議室運営など、管理業務を外部化したい
居抜き・セットアップを検討すべきタイミング
- 20名以上で、3年以上の入居が見込める
- 月額コストを抑えたい(H¹O比で20〜30%削減可能)
- 自社ブランドに合わせた内装カスタマイズをしたい
- 受付・会議室運営は自社で対応できる体制がある
人数別コスト比較シミュレーション|10名・20名・30名
H¹Oと居抜きオフィス・セットアップオフィスで、12ヶ月入居した場合のトータルコストを比較します。
| 人数 | H¹O(12ヶ月) | セットアップ(12ヶ月) | 居抜き(12ヶ月) |
|---|---|---|---|
| 10名 | 約1,500万円 | 約1,100万円 | 約900万円 |
| 20名 | 約3,000万円 | 約2,000万円 | 約1,600万円 |
| 30名 | 約4,500万円 | 約2,800万円 | 約2,200万円 |
20名規模で12ヶ月入居する場合、H¹Oと居抜きで約1,400万円の差が出ます。ただし、H¹Oには受付対応・清掃・会議室運営が含まれているため、「運用コスト」まで含めると差は縮まります。自社の状況に合わせた比較が重要です。
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シェアオフィス?居抜き?セットアップ?迷ったらプロに相談
H¹Oの基本サービス|月額に含まれるもの
H¹Oの月額料金には、以下のサービスが含まれています。通常の賃貸オフィスでは別途手配・費用が必要なものが多く、運用の手間を大幅に削減できます。
- 有人受付サービス(来客対応・郵便受取・宅配対応)
- 共用ラウンジ利用(24時間・入居者専用)
- フリードリンク(コーヒー・紅茶等)
- 貸室清掃(週1回床掃除・週5回ゴミ回収)
- 共用部Wi-Fi(ラウンジ・会議室)
- 顔認証セキュリティ(24時間入退室管理)
- 全室個別空調(自社で温度調整可能)
- 法人登記(追加費用なし)
H¹O拠点一覧|東京都内17拠点
H¹Oは東京都心5区(中央区・千代田区・港区・渋谷区・新宿区)を中心に17拠点を展開。スタートアップ・ベンチャー企業が集積するエリアをカバーしています。
| エリア | 拠点名 |
|---|---|
| 中央区 | 日本橋茅場町 / 日本橋小舟町 / 日本橋室町 / 八丁堀(2025年春) / 京橋(2027年冬) |
| 千代田区 | 平河町 / 麹町 / 神田 |
| 港区 | 芝公園 / 虎ノ門 / 赤坂 / 西麻布(開業予定) / 浜松町(2025年夏) |
| 渋谷区 | 青山 / 渋谷三丁目 / 渋谷神南 |
| 新宿区 | 西新宿 |
各拠点の詳細(アクセス・会議室数・設備)はH¹O公式サイト、または下記のハイッテお問い合わせフォームからご確認いただけます。
H¹O移転事例|株式会社クラウドケア
ハイッテの仲介でH¹Oに移転した企業の事例をご紹介します。
| 株式会社クラウドケア|H¹O 渋谷三丁目に移転 | |
|---|---|
| 業種 | 自費訪問介護マッチングサービス運営 |
| 従業員数 | 7名 |
| 移転の課題 | 採用強化のため渋谷・新宿エリアへ移転したい / スピード重視 |
| 選定理由 | 人数変更に柔軟対応 / 入居者専用ラウンジ / 有人受付で来客対応品質UP |
- 一都三県どこからでもアクセスしやすくなった
- 移転前と比べて来客数が増加
- H¹Oの受付対応により、来客対応の品質が向上
- フリードリンク・オフィスクリーニングの手間が削減
H¹Oに関するよくある質問(FAQ)
Q1. H¹Oの料金相場は?1席あたりいくら?
A. 1席あたり月額10〜15万円程度が目安です。拠点・区画サイズ・契約期間によって変動します。初期費用は事務手数料1ヶ月+保証委託料1ヶ月で、敷金は不要です。
Q2. 何名から入居できる?最小人数は?
A. 3名から入居可能です。ただし、H¹Oのボリュームゾーンは10〜20名規模。5名以下の場合はコストパフォーマンスの観点から、CROSS COOPやリージャスの方がお得になるケースがあります。
Q3. 居抜きオフィスとH¹O、どちらがお得?
A. 契約期間と重視するポイントによります。1〜2年の短期入居なら、初期費用が抑えられるH¹Oが有利。3年以上の長期入居なら、月額コストが安い居抜きオフィスの方がトータルコストで有利になります。受付対応・清掃の有無も考慮して比較することをおすすめします。
Q4. WeWorkやリージャスとの違いは?
A. 入居者専用のラウンジと、顔認証セキュリティが大きな違いです。WeWorkやリージャスはドロップイン利用者と共用部をシェアしますが、H¹Oは入居者以外の出入りがありません。セキュリティ・静粛性を重視する企業にはH¹Oが適しています。
Q5. 内見は可能?どこから申し込める?
A. 可能です。H¹O公式サイトから直接申し込むか、ハイッテ経由で申し込むことができます。ハイッテ経由の場合、複数の拠点を効率よく内見したり、他のオフィス形態(居抜き・セットアップ)と同時に比較検討することが可能です。
H¹Oへの入居相談・お問い合わせ
ハイッテ by 株式会社IPPOでは、H¹Oへの入居相談を承っています。野村不動産との密な連携により、最新の空室状況・料金情報をお伝えできます。
また、「H¹Oが自社に合っているか分からない」という場合は、居抜きオフィス・セットアップオフィスを含めた比較提案も可能です。
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執筆者 ハイッテ編集部
株式会社IPPO全般のマーケティングを担っています。ハイッテの運用のほか、オフィス移転事例や賃料相場、オフィス調査なども行なっております。