
監修者:大隅識文
株式会社IPPO共同創業者/取締役
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「ファミレス席って何?オフィスに必要?」と疑問に思っていませんか?会議室不足やコミュニケーション不足を解消する設備として、今スタートアップを中心に導入が増えています!
ファミレス席(ファミレスブース)とは、ファミリーレストランのようにソファが向かい合わせで配置されたボックス席タイプのワークスペースです。省スペースで設置でき、4〜6人程度の少人数ミーティングやカジュアルな打ち合わせに最適。導入費用は1セット20万〜60万円程度で、セットアップオフィスなら設置済み物件を選べます。
ソファが向かい合わせのボックス席です。会議室より気軽に使える打ち合わせスペースとして、多くのオフィスで導入されています。
シンプルなタイプで20万〜40万円、ハイバックタイプで40万〜60万円が相場です。セットアップオフィスなら設置済み物件を選べば内装費0円で導入できます。
4人掛け〜6人掛けが一般的です。5〜15分程度の短時間ミーティングやカジュアルな打ち合わせに最適です。
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この記事の目次
ファミレス席(ファミレスブース)とは
ファミレス席とは、ファミリーレストランのようにソファ席が向かい合わせで設置されているスペースのことを指します。会議室とオープンスペースの中間的な存在として、多くのオフィスで導入されています。
近年、コミュニケーションの活性化や会議室不足の解消を目的として導入する企業が増えています。特にスタートアップやベンチャー企業では、オフィス移転・改装の9割以上がファミレス席を設けるというデータもあります。
ファミレス席の標準サイズ
ファミレス席には、使用人数によってサイズが異なります。導入を検討する際は、以下のサイズを参考にしてください。
| 部位 | サイズ目安 |
|---|---|
| ソファの背もたれ高 | 606〜1,000mm |
| ソファの奥行き | 450mm |
| ソファの座面高 | 420mm |
| テーブルの奥行き | 700〜750mm |
| ソファ長さ(4人掛け) | 1,500mm |
| ソファ長さ(6人掛け) | 1,800mm |
ファミレス席は壁際に設置されることが多いため、片方からしか入れない構造の場合が多いです。4人掛けの場合、約3〜4㎡(約1坪)程度のスペースがあれば設置可能なため、限られたオフィスでも導入しやすい設備です。
ファミレス席の導入費用と相場【2026年版】
ファミレス席の導入を検討する際、最も気になるのが費用です。ここでは2026年最新の相場をタイプ別にご紹介します。
購入する場合の費用相場
| タイプ | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| シンプルタイプ(4人掛け) | 20万〜40万円 | ソファ+テーブルの基本セット |
| ハイバックタイプ(4人掛け) | 40万〜60万円 | 背もたれが高く半個室感あり |
| 防音パネル付き(4〜6人掛け) | 60万〜100万円 | 吸音パネルで遮音性向上 |
| フルクローズタイプ | 100万〜150万円 | 完全個室に近い仕様 |
ファミレス席は基本的にソファとテーブルだけで構成されるため、会議室を新設するよりも大幅に費用を抑えられます。パーテーション工事も不要で、オフィスのデッドスペースや限られたスペースに設置できるのが魅力です。
内装工事で設置する場合
造作工事でファミレス席を設置する場合は、上記の家具費用に加えて工事費が必要です。
- 内装工事費:坪単価15万〜30万円程度
- 電気工事(コンセント増設等):5万〜15万円
- 工期:2週間〜1ヶ月程度
費用を抑える方法:セットアップオフィスという選択肢
2025年12月末時点で東京都心5区のオフィス空室率は1.92%と歴史的な低水準。Aグレードオフィスの空室率は0.9%と「空室枯渇」状態です。賃料も22ヶ月連続で上昇しており、内装工事費も高騰しています。
このような市場環境では、セットアップオフィスが有力な選択肢になります。セットアップオフィスとは、内装・家具・設備があらかじめ整備された状態で入居できるオフィスのこと。ファミレス席付きの物件を選べば、内装工事費ゼロで導入できます。
- 内装工事費:不要
- 原状回復費:不要または大幅軽減
- 入居までの期間:最短2週間
- ファミレス席などの設備が最初から完備
ファミレス席を導入するメリット5選
ファミレス席を導入することで、どのような効果が期待できるのでしょうか。主なメリットを5つご紹介します。
①会議室不足を解消できる
ファミレス席の最大のメリットは、慢性的な会議室不足を解消できることです。
会議室は予約制であることが多く、「使いたいときに空いていない」という問題が発生しがちです。一方、ファミレス席は予約不要で気軽に使えるため、5〜15分程度の短時間ミーティングや、ちょっとした相談に最適です。
重要な会議は会議室、カジュアルな打ち合わせはファミレス席と使い分けることで、会議室の利用率を下げ、本当に必要な会議に会議室を使えるようになります。
②コミュニケーションが活性化する
ファミレス席のようにオープンな作りは、会議室よりもカジュアルに話ができます。リラックスした状態であれば気兼ねなく発言でき、新しいアイデアが生まれやすくなります。
また、ファミレス席は省スペースに作られるため、一般的な会議テーブルよりも幅が狭いことが多く、対面に座ると自然と相手との距離が近くなります。
アメリカの文化人類学者エドワード・ホールによるプロセミックス(proxemics)理論では、人間同士の心理的距離は4つに分けられるとしています。
| 距離区分 | 距離 | 関係性 |
|---|---|---|
| 公衆距離 | 3.6m〜7m | 認識していない距離 |
| 社会的距離 | 1.2m〜3.6m | ビジネス的な距離(会議室) |
| 個体距離 | 45cm〜120cm | 相手の表情が読み取れる距離 |
| 密接距離 | 0〜45cm | 親しい友人・家族の距離 |
一般的な会議室は「社会的距離」であることが多いですが、ファミレス席は自然と「個体距離」まで近づきます。このことから相手に対して親近感が湧き、心理的距離が縮まり、コミュニケーションが円滑になる効果が期待できます。
③省スペースで設置できる
ファミレス席は、少ないスペースで設置が可能な設備です。ソファとテーブルを置くだけで完成するため、場所を取りません。
多くの場合、壁際や窓際に設置されるため、デッドスペースになりがちな場所を有効活用できるのもポイントです。会議室1室分のスペースでファミレス席2〜3セット設置することも可能で、小規模オフィスでも導入しやすい設備といえます。
④リラックスした環境で集中できる
ファミレス席はオープンな空間でありつつ、セミクローズドな感覚もあるのが特徴です。囲むような壁があるわけではないけれど、不思議と目の前の作業に集中できるようになります。
自席と異なるソファ席で気分転換ができ、集中して作業がしたいとき、気分転換に自席以外で仕事がしたいときにも有効です。1人作業から少人数ミーティングまで柔軟に対応できます。
⑤来客対応にも使える
ファミレス席はカジュアルな商談・打ち合わせにも最適です。会議室よりも堅苦しくない雰囲気を演出でき、来訪者をリラックスさせることができます。
応接室が使用中でもすぐに案内できるため、来客を待たせる心配もありません。スタートアップらしいフランクな企業文化をアピールする場としても活用できます。
ファミレス席を導入するデメリット3選
ファミレス席には多くのメリットがありますが、導入前に知っておくべきデメリットもあります。
①大人数には向かない
会議室と違い、ファミレス席は座れる人数が固定されてしまいます。一般的なファミレス席は4人掛けまたは6人掛けが上限で、7人以上の会議には不向きです。
会議室であれば椅子を追加することも可能ですが、ファミレス席はソファのため座席を増やせないことが難点です。大人数の会議には会議室を使用するなど、使い分けが必要です。
②機密性の高い話には不向き
ファミレス席は会議室のように密室空間ではないため、機密性の高い話をする場としては向いていません。人事・給与・経営判断など、当事者以外に聞かれたくない話や静かな場所で話したい場合は、会議室を利用する方が賢明です。
ただし、防音パネル付きタイプやハイバックタイプを選べば、ある程度の遮音性を確保することも可能です。設置の際に検討してみてはいかがでしょうか。
③Web会議には注意が必要
オープンスペースであるファミレス席は、周囲の音が入りやすく、相手の声が周囲に聞こえる可能性があります。Web会議が多い場合は、フォンブースとの併用を検討することをおすすめします。
ファミレス席はメリットが多い一方で、用途に合わせた使い分けが重要です。会議室やフォンブースと組み合わせることで、より効果的に活用できますよ!
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ファミレス席の活用パターン4選
ファミレス席は、デザインや設置場所によってさまざまな使い方ができます。ここでは代表的な4つの活用パターンをご紹介します。
①窓際の明るいファミレス席
窓際に設置されたファミレス席は、自然光が入る開放的なスペースとして人気です。
背もたれはそこまで高さはないものの、広めのスペースに設置されているため、集中できるスペースになっています。
観葉植物を一緒に配置することで、よりリラックスした空間を演出できます。気分転換やリフレッシュに最適です。
②ハイバックタイプで集中空間
背もたれが高いハイバックタイプは、視線を遮断して半個室感覚で作業に集中できます。
眺望の良さも相まってリラックスして話ができます。執務エリアとの間に棚を設置すれば、オープンでありながらも他の人に話を聞かれる可能性を低減できます。
集中作業やカジュアルな1on1ミーティングに最適です。
③半個室タイプでミーティング

壁やパーテーションで囲われた半個室タイプは、通常のファミレス席よりも機密性が高いのが特徴です。
周囲の目も気にならないので作業に集中できる作りです。モニターを設置すれば、資料を表示させながらの会議もスムーズに実施できます。
軽い打ち合わせやブレストに最適です。
④セミクローズドタイプ

座った時に頭よりも高い位置に背もたれがくるセミクローズドタイプは、周囲からの目線を遮りながらも開放感を保つことができます。
入り口側も壁で囲まれているため、スペース内の話に集中することができる作りです。
視線を遮りつつも上部は開放されているため、近づけば誰が使っているかが把握しやすく、来客対応にも使いやすいデザインです。
ファミレス席付きオフィス物件のご紹介
ハイッテでは、ファミレス席が設置済みのセットアップオフィス・居抜きオフィスを多数ご紹介しています。内装工事なしで、すぐにファミレス席のあるオフィス環境を手に入れることができます。
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よくある質問(FAQ)
ファミレス席に関するよくある質問をまとめました。
ファミリーレストランのようにソファが向かい合わせで配置されたボックス席タイプのワークスペースです。会議室よりカジュアルに、オープンスペースより集中できる環境として、多くのオフィスで導入されています。
シンプルな4人掛けタイプで20万〜40万円、ハイバックタイプで40万〜60万円が相場です。防音パネル付きや造作工事を含む場合は100万円以上かかることもあります。セットアップオフィスならファミレス席付き物件を選べば内装費0円で導入できます。
一般的なファミレス席は4人掛けまたは6人掛けです。4人掛けはソファ長さ約1,500mm、6人掛けは約1,800mmが目安となります。7人以上の会議には会議室を使用することをおすすめします。
主なメリットは5つです。①会議室不足の解消②コミュニケーション活性化③省スペースで設置可能④リラックスして集中できる⑤来客対応にも使える。特に心理学的にも「個体距離」による親近感向上の効果が認められています。
主なデメリットは3つです。①大人数(7人以上)には不向き②機密性の高い話には適さない③Web会議時は周囲への配慮が必要。用途に応じて会議室やフォンブースと使い分けることをおすすめします。
4人掛けの場合、約3〜4㎡(約1坪)程度のスペースがあれば設置可能です。壁際や窓際のデッドスペースを活用できるため、限られたオフィスでも導入しやすい設備です。
ファミレス席は2〜6人程度のカジュアルなミーティング向けで、セミオープンな空間です。フォンブースは1人用の完全個室で、電話やWeb会議に最適です。目的に応じて併用するのがおすすめです。
最もコストを抑える方法は、ファミレス席が設置済みのセットアップオフィスに入居することです。内装工事費・原状回復費が不要になり、初期費用を大幅に削減できます。
壁際・窓際が一般的です。デッドスペースを有効活用でき、片側からの入り口で動線もシンプルになります。執務エリアから少し離れた場所に設置すると、ミーティング時の会話が気になりません。
居抜きオフィス・セットアップオフィス専門のハイッテでは、ファミレス席付き物件を検索できます。内装費用を抑えながら、理想のオフィス環境を実現できます。「おまかせ問い合わせ」で専門家に相談することも可能です。
まとめ:ファミレス席でオフィス環境を改善しよう
この記事では、オフィスにおけるファミレス席(ファミレスブース)について、定義から導入費用、メリット・デメリット、活用パターンまで詳しく解説しました。
- ファミレス席は省スペースで会議室不足を解消できる
- 心理学的にもコミュニケーション活性化に効果あり
- 導入費用は20万〜60万円が相場
- セットアップオフィスなら内装費ゼロで導入可能
- 2026年はオフィス空室率が低く、即入居できる物件が人気
2026年現在、東京のオフィス市場は空室率1%台と歴史的なひっ迫状態が続いています。内装工事には時間もコストもかかるため、ファミレス席などの設備が整ったセットアップオフィスへの需要が急増しています。
ハイッテでは、ファミレス席付きの居抜きオフィス・セットアップオフィスを多数ご紹介しています。「自社に最適なオフィスがわからない」「費用を抑えてオフィス環境を改善したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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希望条件をお聞かせいただければ、ファミレス席付きの最適な物件をご提案します。

執筆者 ハイッテ編集部
株式会社IPPO全般のマーケティングを担っています。ハイッテの運用のほか、オフィス移転事例や賃料相場、オフィス調査なども行なっております。