NTT都市開発株式会社が手掛ける新ブランド「owns」の1拠点目・owns平河町が2024年10月に開業。
本記事では、ownsの特徴やどんな企業に向いているのかご紹介します。
この記事の目次
ownsとは
ownsはNTT都市開発株式会社が手掛けるオフィスで、モダンで快適なワークスペースが特徴です。
2020年以降、オフィスでの働き方に大きな変化があり、従来のオフィスでは働きにくいケースもありました。例えばリモートワークに対応しにくいことやコミュニケーションを取りづらいなどの課題が発生しています。
そんな中ownsは、リモートワークの中でもわざわざ集まることで生まれる熱量やコミュニケーションから見えてくる未来があると考え、働き方が多様化した中で自分が働く場所を見つけられる「集まりたくなる場所」を追求しています。また、全ての拠点でZEB Ready認証を取得し、サステナブルな環境づくりにも貢献します。
使いやすい設備はもちろん、一人ひとりの働き方に合わせて共用スペースと賃室の使い分けをできるように設計されているのもポイントです。
拠点ごとに内装や家具が異なるため、自社のカラーに合ったオフィスを選ぶことができそうです。
ownsの魅力
多様化した働き方に対応する5つのポイントをご紹介します。
集いたくなる空間
全てのフロアに専用テラスが設置されており、貸室内でもリフレッシュが可能な空間を提供しています。コミュニケーションの一要素としてだけでなく、外観の特徴の一つにもなっています。
貸室の内装は、敢えて床をモルタル調にしたり、天井をスケルトン仕様にすることで、入居後にアレンジしやすい内装が特徴です。明るく開放的なオフィス空間のため、働く人が創造的で生産的に仕事に取り組める環境が整っています。
プライベート空間と多様な共用空間の実現
全拠点にラウンジや貸会議室、フォンブース、屋上テラスなどの共用スペースが作られており、働き方に合わせて使い分けが可能です。例えば、集中する作業や機密性の高い打ち合わせは貸室内で、コミュニケーションを取る必要がある場合には共用スペースの活用ができます。
また、スタートアップ・ベンチャー企業は、採用強化のタイミングで貸室内の席数が不足してしまうことがありますが、その場合にはリモートワークやフリーアドレスを採用することで席数不足にも対応できます。共用スペースは貸切も可能なため、社外の方を招いてイベントを開催することも可能です。
親睦を深める飲食・リフレッシュスペース
全拠点の1Fには入居者・地域の方など全ての方が利用可能な飲食スペースが設置されます。さらに屋上には、キッチン付きの入居者専用の屋上テラスが用意され、オフィスでは生まれないコミュニケーションが促進されます。
柔軟な拡張が可能なカスタマイズオフィス
貸室内は入居後即日利用ができるように内装が造作され、オフィス家具・Wi-Fiも設置された状態です。共用スペースとうまく使い分けることで、人数の増加にも柔軟に対応ができます。
環境認証「ZEBready」取得のサステナブルなオフィス環境
年間の一次エネルギー消費量50%以上の削減を実現する「ZEB ready」をowns全拠点で取得し、サステナブルにも貢献します。サステナブルに貢献するオフィスに入居することで、企業ブランディングにも効果的です。
年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物
ZEBの定義(環境庁)
ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物
ZEBの定義(環境庁)
その他にも入退室セキュリティ認証にプラスチック製カードではなく、スマートフォンと顔認証を採用し、脱プラスチックを推進しています。従業員数の増減の際にも手続きがスムーズに行えます。
ownsの設備・サービスについて
「集まりたくなる場所」を追求したownsの設備・サービスについてご紹介します。
内装・オフィス家具付き
全拠点が内装・家具付きのセットアップオフィスタイプで、複数のレイアウトから自社にあったレイアウトを選ぶことができます。
会議室やラウンジは共用スペースを活用することで貸室内の座席数を増やして効率的にレイアウトしたり、社内でのコミュニケーションを活性化させるために貸室内にもラウンジスペースを設けるなど柔軟に変更ができます。
また、入居時に内装工事を行う必要がないため初期費用を抑えられ、さらには退去時の原状回復費用削減にも繋がります。
専用バルコニー・共用バルコニー
全ての拠点に専用バルコニーと共用バルコニーが設置されます。専用バルコニーは拠点によってインナーテラスタイプとバルコニータイプがあり、それぞれの使い分けが可能です。
共用スペース(ラウンジ、会議室、フォンブース)
共用スペースは必要な時に必要な分だけ使用できるため、従業員数の増減があった際にも柔軟に対応ができます。例えば、貸室内の席数が不足した場合にラウンジを使用したり、貸会議室を必要な分だけ借りることができます。
また、貸室内のラウンジや会議室を省くことで効率よくレイアウトできます。
1Fの飲食スペース
入居者だけでなく全ての方が利用できるため、街との繋がりも感じられるカフェが併設しています。オフィスでは生まれないコミュニケーションを生み出せるかもしれません。
他拠点の横断利用
現在、4つの拠点のオープンが決まっており、その拠点全ての共用スペースを横断して利用ができます。(2024/03/13現在)拠点によりその街の特徴を活かした内装になっているため、複数拠点を利用することで気分もリフレッシュできます。
ownsをおすすめしたい企業の特徴
共同創業者/取締役
ownsは内装・家具付きであることや共用部の設備が充実していることから、特にスタートアップ・ベンチャー企業の働き方にマッチします。
スタートアップ・ベンチャー企業はフェーズに合わせてオフィス移転を行うため、例えば下記のようなフェーズにおすすめです。
ownsの契約の流れ
まずは、ハイッテよりお問い合わせいただくとスムーズです。最新のownsの募集情報をご連絡させていただきます。
お問い合わせいただいたownsの区画が満室の場合、似た条件のオフィスをご紹介することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
東京都のownsの拠点
ownsの2024年11月13日時点で公開されているownsの拠点をご紹介します。
owns日本橋
拠点名 | owns日本橋(2025年2月竣工予定) |
住所 | 東京都中央区日本橋二丁目10-4(予定) |
アクセス | 銀座線、東西線、浅草線「日本橋」駅 徒歩2分 JR各線「東京」駅 徒歩9分 |
拠点の魅力 | 「Layered」をコンセプトに様々な年代の人が混ざり合う多様で創造的な拠点 |
owns日本橋は、それぞれの年代が”レイヤー”となって混ざり合い、デザインを構成する、多様で創造的な拠点を目指したオフィスです。
木やスチールといった素材に加えて、版築やモルタルなどの素材を融合させ、ブラウン、グリーン、ホワイトを基調にしながら、くつろぎを演出することで、熱量もリラックスも一同に会する、集いたくなるオフィス空間を実現しました。
owns平河町
拠点名 | owns平河町 |
住所 | 〒102-0094 東京都千代田区平河町2丁目4-4 |
アクセス | 東京メトロ有楽町線「麹町」駅 徒歩3分 東京メトロ有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅 徒歩4分 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅 徒歩6分 東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅 徒歩8分 JR中央線「四ツ谷」駅 徒歩12分 |
拠点の魅力 | 「Formality」をコンセプトとし、平河町の格式高い街並みを表現 |
平河町が持つ、昔ながらの「格式」を継承することを目指し、心地よいひと時を過ごせるオフィス空間を実現。
タイルや、木を中心に染色突板などを採用し、白や黒、そしてブルークリーンを取り入れることで、凛とした空間を演出しました。直線的にデザインされたオフィス家具や備品により、洗練された空間は働く人のモチベーション向上にも効果的です。
owns八丁堀
拠点名 | owns八丁堀(2025年6月竣工予定) |
住所 | 東京都中央区八丁堀三丁目20−4(予定) |
アクセス | JR京葉線、日比谷線「八丁堀」駅 徒歩1分 東西線「茅場町」駅 徒歩6分 浅草線「宝町」駅 徒歩6分 有楽町線「新富町」駅 徒歩8分 銀座線「京橋」駅 徒歩9分 |
拠点の魅力 | 緑が多い街並みのように自然を感じられるようブラウン・ブルー&グリーン・ベージュを中心とした色使いで、天然の木材を使用 |
緑が共存する八丁堀ならではの自然の恵みを受け継ぎ、“Grace”というコンセプトを採用したオフィスです。
川や植物の自然を感じるブラウン、ブルー&グリーン、ベージュを中心にカラーリングを実施。
漆塗りなどの手仕事を感じられる仕上げと、天然の木材の利用によって、自然を感じられる空間を構成したオフィスとなっています。
owns新橋
拠点名 | owns新橋(2024年12月竣工予定) |
住所 | 東京都港区新橋一丁目14(予定) |
アクセス | 東京メトロ銀座線「新橋」駅 徒歩1分 JR山手線・京浜東北線・東海道線「新橋」駅 徒歩2分 都営三田線「内幸町」駅 徒歩3分 都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅 徒歩6分 |
拠点の魅力 | 人を繋ぐ街として「Port」をコンセプトに掲げ、 日々の疲れを癒すような落ち着きのある空間 |
人々をつなぐ街としての機能から“Port”をコンセプトに掲げ、新たな出会いやコミュニケーションを創出し、落ち着きのあるオフィス空間をめざします。
ブラウン、ブラック、グレーという新橋の中枢を担ってきたカラーを中心に、モルタルや木、黒皮鉄板などの素材・技術を採用したオフィスです。
ハイッテで「owns」への入居相談を受付中!
スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転を多数手掛けるIPPOでは、ただ物件を紹介するだけでなく、経営戦略や採用計画を伺った上で最適なオフィスを提案させていただきます。また、新オフィスをどのように使用したいのかや、現状のオフィスでの課題なども伺った上で入居後にしっかりと使えるようにサポートさせていただきます。
個別無料相談会を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
株式会社IPPO 共同創業者 取締役
大隅 識文 から一言
最近オフィス出社の復活やハイブリッドワークの浸透とスタートアップ・ベンチャー企業の増加により、スタートアップ・ベンチャー企業が求めるオフィス形態が増加しています。
その中でもセットアップオフィス・居抜きオフィスは高いニーズがあり、今後新築で供給されるオフィスでセットアップオフィスも増える可能性が高いです。
執筆者 ハイッテ編集部
株式会社IPPO全般のマーケティングを担っています。ハイッテの運用のほか、オフィス移転事例や賃料相場、オフィス調査なども行なっております。