松﨑泰知

Taichi Matsuzaki

IPPOで実現したいこと: 入社当時は「IPPOを大きくしたい」という想いが強く、自分の業績を上げることに注力していました。しかし、新卒採用を行い、IPOを目指すなど会社が大きくなるにつれて、「リーダークラスになって、活躍したい」という想いが強くなってきました。 IPPOもベンチャー企業なので、役員など責任者クラスと話す機会も多く、組織を大きくする上で責任を持つことの大切さを実感しています。また、入社当時は50坪以下のオフィス移転を担当することが多かったですが、数百坪の大規模オフィスを取り扱う機会も増えています。当然ですが、オフィス規模が大きくなるにつれて、オフィス移転に必要な費用や弊社の売上も大きくなるため、より緊張感と責任感が強くなっていきました。

入社する前は何をしていましたか？

小学生から大学まで野球一筋で、大学2年からは怪我で学生コーチとして裏側から選手を支える立場を経験しました。その影響で、誰かに感謝されることにやりがいを感じ、新卒で家庭医療機器メーカーに入社し、個人向け医療機器の営業を行っていました。
ただお客様に商品を売るだけでなく、お客様のことを第一に考えた提案を行い、店舗立ち上げでマーケティング戦略にも関わることができましたが、個人向け商品・サービスは熱量でアプローチすることで実績を上げられます。今後のキャリアを考えた時にもっと別の手法で実績を上げていく必要があると感じ、転職を考えていました。

その中で出会ったのがIPPOです。大学時代の友人からIPPOを勧められて、まずはカジュアル面談的な感じで代表の関口と話をしました。
IPPOは、不動産仲介の中でもオフィス、そしてスタートアップ・ベンチャー企業に特化しているため、住居の仲介に比べて動かす金額が大きくなるため、当然、熱量だけではお客様に選んでいただけません。論理的かつ丁寧な説明をする必要があり、IPPOに入社してから私自身の営業力も格段に上がったと感じています。

IPPOに入社しようと思った理由を教えてください。

弊社代表である関口と話して、「この人のもとで働いてみたい」と思ったことが大きいですね。
友人の勧めで面談を受けたので、他社の面談よりもカジュアルだったこともあるかもしれないですが、関口、そしてIPPOの会社としての魅力に惹かれました。

また、関口は自他ともに認める”オフィスオタク”です。古地図さえも頭に入っていて、古地図ベースで街歩きをすることもある話を聞いた時にはちょっと引きました（笑）
私も個人向け商品ですが営業経験があるので、商品理解には長けていると思っていましたが、関口が話すオフィス移転への想いや事業内容、これから会社としてやりたいこと聞いて、率直に面白いと思いました。

仕事の面白い部分、難しい部分を教えてください。

弊社はスタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転仲介することが多く、決裁権を持っている経営者と直接会話をする機会がとても多いんです。
革新的なサービスを展開する経営者の熱量にも直接触れられるため、同時に自分のスタートアップへの理解も高められます。
世の中に新しい価値や変化をもたらそうとしている企業や経営者と、オフィス移転を通じて、ご一緒に仕事ができる点はやりがいと面白さを感じています。

でも、実は数値が苦手だったりします（笑）
元々、大雑把な性格もあるんですが、苦手なことがわかっているため、お客様とのやりとりはとにかく丁寧かつ細かく対応することを心がけています。

「お客様からのご連絡はすぐに返信する」
「移転コストのシミュレーションは万全の準備をする」
「今までの営業経験から他社事例を元にしっかりと説明する」
「内装費などなぜこれだけコストがかかるかを丁寧に説明する」」

など、社会人としては当たり前ですが、行動量を増やして、カバーしています。

後からお客様に「なぜに弊社にオフィス移転をお任せいただけたのですか？」とお聞きすると「返信が早く、対応が丁寧」とご評価いただくことが多いので、本当に嬉しい限りです。

また、取り扱うオフィスの規模が大きくなるとご担当者も総務部などバックオフィスの方や資金調達後の経営者が多くなります。
資金調達後の経営者は株主（投資家）のご意見を、現場の担当者様は経営陣のご意見を反映させなくてはいけません。

そのため、私から事前に
「株主や担当役員様とコミュニケーションを取っておくことをおすすめする」
「担当者様の経営層や株主にご説明できるようにサポートする」
「物件選定の段階で代表が望む"理想"と”現実”をきちんと説明する」
なども心がけています。

こうしたお客様への配慮も個人のお客様とは全く異なるため、当時は難しいなと思っていましたが、お客様との信頼関係が構築できるため、とても手応えとやりがいを感じています。

お客様にどんな顧客体験を提供していきたいですか？

オフィスデザインや働きやすさなど、ただ物件を提案するだけではなく、お客様の現状にあったコストパフォーマンスの高いオフィス提案を進めていきたいです。

先ほども話しましたが、

「疑問に思ったことは事前に確認してお伝えする」
「こまめに連絡する」

ことを大切にしています。

10坪の小規模オフィスをご希望されるお客様にも何度も内見を行ったり、シミュレーションもしっかり行っています。
これはお客様とのやりとりが増えることで弊社への信頼感が増していくこともありますが、何より私が「新しいオフィスを探す」という楽しさや、働きやすさをより体感していただきたいからです。

その結果、お客様から「こんな小さなオフィスでもここまでしてくれるんですか」と自然に仰っていただけることもあり、非常に嬉しく思います。

今までの経験で「経験しておいてよかったな」と思うことはありますか？

小学校から大学までずっと野球をやってきて、大学2年生からは学生コーチとして裏側から選手を支えてきました。
そのため、「自分だけでなくて、組織全体として成長できるかを常に考え、実践できているか」を意識して行動できていると思います。

IPPOに入社するまでは個人向け商品販売が中心だったので、法人営業にはギャップは感じていましたが、個人向けの営業と同じように法人営業も対ヒトが大切になるため、細かいお付き合いを大事にしています。

暑い時期の内見でも移動で負担がかからないか事前に確認したり、オフィス移転後に直接お祝いをしに行くなどは必ず行っています。こうした顧客フォローは、個人向け営業をおこなっていた経験がとても役に立っていると感じます。

嬉しい話なのですが、お客様から成約後に飲みの席にお誘いいただくことも多いです。特にスタートアップやベンチャー企業は会社の成長に合わせて、オフィス移転を繰り返されるので、こうした関係作りはかなり大切にしています。

オフは何をしていますか？

自宅で自分で美味しいご飯を作って、お酒を飲むことにハマっています。

趣味は野球とせんべろ（1,000円程度でお酒を楽しめるサービス）だったのですが、結婚を機に家族との時間も大事にしています。
ただ、お酒が好きなので、お客様との内見中の合間時間にお酒の話や趣味を話すこともあり、オフィス移転後に食事やお酒のせきに誘っていただけるので、プライベートでは自宅飲みを徹底しています（笑）

今まではお酒を嗜める経営者イベントに参加して、移転ニーズを調査したり、ご紹介から広がっていく形でした。
しかし、今後は総務担当者が集まるイベントにも広げたいと思っています。総務担当者の方は転職される方も多いので、お酒以外の趣味や業務内容をきっかけにしっかりと関係性を構築していきたいと考えています。

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