目次
人事労務・採用業務効率化のためのDXクラウドシステム「クラウドハウス」や製造業向けの人材採用プラットフォーム「ジョブハウス工場」を運営する株式会社Techouseの移転エピソードを伺いました。既に三田のオフィスを活用していた同社が、なぜ今回のオフィス増床で同じ三田を選択したのか、そしてどのようにオフィス増床をしたのかインタビューしました。
会社名について
株式会社Techouseの概要をご紹介します。
会社概要
本社会議室 株式会社Techouse 菊池氏
株式会社Techouseは東京都港区に本社拠点を置くテックカンパニーです。HR領域のあらゆる業務のDX化を実現させるサービスや、製造業向けの人材採用プラットフォームなど複数サービスの運営をしています。「時代の課題を、事業で解決する。」という事業方針を掲げ、社会が抱える課題に対しプロダクトを立ち上げることで自らも変化しながら挑戦しています。
会社名 | 株式会社Techouse |
設立 | 2012年1月 |
代表取締役社長 | 礒邉 基之 |
所在地(本社) | 東京都港区三田3丁目13-12三田MTビル 5階 |
業界・サービス内容
株式会社Techouseは、人事・労務業務の効率化のためのセミオーダー型DXクラウドシステム「クラウドハウス労務」や人材採用のためのサイト制作・集客・管理システム「クラウドハウス採用」といったクラウドサービス事業をはじめ、工場・製造業領域に特化した採用プラットフォーム「ジョブハウス工場」といった人材プラットフォーム事業を従来の枠にとらわれない柔軟なプロダクトを提供しています。
オフィス移転前の状況について
オフィス移転前の状況について紹介します。
悩みや移転のきっかけ
以前から三田MTビルに本社として入居していますが、今後の人員計画を策定した際に2023〜2024年には満員となり執務室内のスペースが無くなると想定していました。これらを含め今後の人員増加に耐えられるキャパシティを確保する目的で今回のオフィス増床計画を進めていきました。実際に毎月約10名のペースで増員していくため、日に日にスペースが無くなっていきました。スペースが足りないため席替えをして調整するなどはありましたね。
物件選定の条件
一番重視していた点はコストです。内装や家具にかけるコストが最小限な居抜き物件を中心に検討していました。とはいえ内装があまりにイケてないと社員の士気にも影響する為、内装の綺麗さやデザインなど含め総合的に判断していました。また、立地は現オフィスの近辺で検討していました。弊社は対面で仕事をしていくことを大切にしているため、フル出社の勤務形態を採用しています。そのため本社との物理的な距離は近い方がよいと考えていましたね。上記条件を基に2022年8月〜2022年11月の約3ヶ月の検討期間で選定を行いました。
今回入居した三田43MTビルは居抜きで入居をしたため、非常にコストメリットを感じました。B工事はなく、C工事も大掛かりにならなかったためコスト削減ができたと感じています。この規模だと通常は内装諸々で億単位のコストはかかると思いますが、結果的に大幅に抑制することができました。
やることは簡単!知ってるか知らないかで大きな差が出るワン!
ハイッテ by 株式会社IPPOでは、スタートアップ・ベンチャーを中心に経営戦略(採用計画や事業開発)に応じた居抜きによる移転を手がけています。退去費用、入居費用の削減は、移転予算を再配分し、事業成長速度を加速できます。居抜きによるオフィス・事務所移転が初めての方でも簡単でわかりやすい、居抜きオフィス移転マニュアルを事例付きで無料ダウンロードいただけます。
オフィス移転時の状況について
本社会議室 左:Techouse菊池氏 右:IPPO関口
移転時は情報のキャッチアップが大変だと感じました。私はオフィス移転を担当することが初めてで、移転時に重要な項目やトラブルの予測がつかなかったからです。加えて、交渉時の項目や方法などの知見もなかったため、そのあたりの情報のキャッチアップが大変でしたね。また、採用計画上オフィスが満員になる日も迫っていたため、スケジュール通り進めることも意識していました。IPPO関口さんや各関係者の協力を得ながら進めていけた印象です。
オフィス移転後の変化について
フリースペース
新オフィスは前テナントの居抜きを上手く活かして構築しました。特にフリースペースをそのまま活用することで、メリハリのある働き方に対応できるオフィスへと進化できたと感じています。
移転してよかったこと
執務室
今後一定期間はゆとりのある空間で働けることです。スペースに対して人が多すぎると密度が増すため、労働環境が悪いと感じることもあります。その点を今回の増床を経て解消できました。
また、本社(三田MTビル)と東京オフィス(三田43MTビル)で物理的な距離ができたため、部署間コミュニケーションが取れなくなるという懸念もありましたが、今のところ問題なく過ごすことができています。月一の全社員報告会を設けて物理的に集まる場を儲けることで対応しています。緊急の際はオンラインや通話も活用しながら対応できています。
IPPOに依頼してよかったこと
新オフィスエントランス 左:IPPO関口 右:菊池氏
今回IPPOさんに移転をサポートしていただいて感じた点は2点です。
1点目は相談のしやすさです。私はオフィス移転担当を担うことが初めてだったため、移転の進め方に不明な点がありました。その点を気軽に相談できたことは本当に有り難かったです。また、今回は居抜き入居だったため、前テナントとの残置物交渉など様々な交渉をリードしていただきました。実際にリストを用意いただき、内容の確認などを行いましたね。
2点目は長期的な目線で相談ができる点です。オフィス移転は経営戦略に大きな影響を及ぼす重要なイベントです。その点、IPPOさんは普段からスタートアップ、ベンチャーを中心にサポートしていることもあり長期的なオフィス戦略を相談できる点が他の不動産仲介との違いだと感じました。
オフィス移転を検討している方に一言
オフィス移転は会社の一大イベントで財務的なインパクトも大きいイベントです。そのため長期的な目線で考えることが重要です。固定費が増え、初期投資が必要になることも多いため、プランニングは入念に行いました。また、頼れる人が近くにいることが大切です。私の場合はIPPOの関口さんでした。頼れるというのは不動産業界の知識を知っているだけでなく、ベンチャーの実情を理解しているなど多岐にわたる知見があると良いと思います。
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株式会社IPPO(イッポ)ではオフィス移転を単なる「引越し」ではなく、企業価値を高める「重要なプロジェクト」のひとつと考えています。
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まとめ
フルオーダー型DXクラウドシステム「クラウドハウス」を中心に様々なプロダクトを通じて「時代の課題を、事業で解決する。」テックカンパニーとして注目を集めている同社にオフィス移転のエピソードを伺いました。オフィス移転後、MTGスペースの増加や一人あたりのスペースの拡大など労働環境が改善されました。従業員が心地よく勤務することで事業成長も加速しそうです。今回、スタートアップ・ベンチャー企業が抱える課題に対し豊富なネットワークから最適な居抜き物件を提案した結果、約3ヵ月という短期間でオフィス移転が完了し大幅なコスト削減が実現できました。スタートアップやベンチャー企業の抱えている課題には傾向があるため、同様のフェーズの実績がある仲介会社に依頼すると安心です。
営業担当者 / ハイッテ編集部監修者
代表取締役社長
関口秀人(sekigushi hideto)
宅地建物取引士【東京都知事:第101772号】
近畿大学卒業後、新卒で不動産仲介会社に入社。その後、不動産業界の経験を経て、株式会社IPPO(イッポ)を設立。主要大手デベロッパーとの契約を全て経験しており、何万坪でも対応可能。どの街に、どこが運営している、どんなビルがあるかを把握しており、まさに不動産生き地引といえる。また、不動産業界経験14年の中で、10年以上お付き合いのあるお客様も多く、顧客上場社数は20社以上、顧客EXIT社数は30社以上にのぼる。各企業の成長フェーズに合わせた課題とソリューションのノウハウがあり、関わったお客様は皆上がっていく傾向あり。
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