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2021年に設立し、リンクスクエア新宿へ初めての移転をした同社。初めての移転ならではの大変だったことや、オフィスを構える理由について伺いました。
コーポレート部 事業部長
門脇 史恭 氏
<事業内容及びサービス概要について>
事業用駐車場手配アプリ「at PORT(アットポート)」、短期駐停車スペース予約・決済アプリ『PIT PORT(ピットポート)』の運営を軸に、コネクティングポイント、衛星データ、AIを活用し、駐車場の可能性を拡張する「不動産テック事業」、インターネット環境(6G)の進歩、車のIoTの進化、自動運転化を見据えた「モビリティインフラ事業」を推進しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
移転のきっかけは、増員による拡張です。以前は20坪弱のビルの一室を借りて稼働していました。定員数10名弱だったのですが、それを超える人数が出社しており、最終的にはエレベーター前で仕事をしなくてはいけないメンバーも出てきたため、移転を検討し始めました。
物件選定の条件
現在インターン生が10名ほどいるため、彼らが通いやすく、楽しく出社してもらえるような場所が第一希望でした。あとは新宿、渋谷、六本木などの所謂IT系ベンチャー企業が多く集まる場所で探していました。
さらに、1年以内に正社員30名規模になる計画のため、その人数が収容できる坪数と、2年間利用した際のコスパが見合っているかなどを、営業担当の塩沢さんに計算してもらっていくつか候補を出してもらいました。
シェアオフィス以外も候補はあり、貰った資料を全部メンバーに共有して意見を聞いた結果、リンクスクエア新宿に決定しました。移転先の物件を選べるフェーズを経験することはあまり多くないと思うので、メンバーにも情報をオープンにしています。駅から近い方がいいなどの意見を貰ったので参考にしました。最終的には、オフィス内の雰囲気が決め手になりました。以前が雑居ビルだったので、その頃と印象がガラッと変わる綺麗なオフィスも両方、メンバーに経験してもらいたかったんです。
オフィス・事務所移転を検討し始めるタイミングは企業によって様々。どのようにオフィス移転を検討するべきか、そしてどのようにオフィス移転プロジェクトを進めるべきか全容解明しました。
オフィス移転時の状況について
名刺や各種資料の住所を変更することが大変でした。初めての移転だったので、段取りを把握しておらず、何をすればいいかわからなかったので少し手間取りました。これに関しては、一度経験すればもう流れがわかるので大丈夫だと思います。あとは電話回線など業者の手配も大変でした。今回の移転では、優秀なインターン生が色々調べたり手伝ってくれたので本当に助かりました。
荷物は元々少なく、そこまで大掛かりではなかったのでそれ以外は比較的スムーズに移転できたかと思います。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
ポジティブな変化としては、皆出社するのが楽しそうなことです。特にインターン生は、こういう会社で働いていると親御さんにも話しやすいみたいです。
移転前のオフィスではいい意味でメンバー同士の距離が近かったのですが、移転して数週間でまだ慣れていないということもあり若干コミュニケーションが取りづらい場面があります。以前は全員でランチに行くこともできたのですが、新宿で全員が入れる飲食店をまだ見つけられていません(笑)これからこのオフィスに慣れて、ランチ処も開拓していきたいです。
オフィスのお気に入りポイント
1番気に入っているのは、アクセスの良さです。メンバーの出社のしやすさだけでなく、取引先や面接対応など外部の人を呼びやすくなりました。また、オフィススペースのすぐ近くに、会議室や電話ブースがあるので利用しやすいところも気に入っています。以前は会議室や電話ブースなどの個別で話をする場所がなかったので、皆に筒抜けで話をするか、大事な話は近くの喫茶店や非常階段でしていたのですが、今はちょっとしたことでもすぐに時間と場所を確保できるので便利です。
さらに、ドリンク飲み放題やネット回線の速さなど、気に入っている部分はたくさんあります。シェアオフィスはもっと制約が厳しいのかと思っていたのですが、快適に稼働しています。
オフィスを構える理由
オフィスの価値
弊社は設立して1年弱の会社なので、まだまだ企業文化を醸成していく段階です。今だからこそ、皆で集まって自分達で会社を創っていきたいと思っています。実際、現段階での成果はオフラインだからこそ出せたものだと思っていますし、もしオンラインだった場合は恐らく3分の1程度で留まっていたと思います。オンラインとオフラインではどうしてもスピード感が変わってきますし、オフラインであればトリティカルな動きが必要なくなって効率的です。また、商談後や電話後などにポロッと出る何気ない一言が聞けることも大事だと思っています。オンラインだと絶対聞けないものですが、そういうものを聞けることで、メンバーのケアもしやすくなります。
そういった根本の考え方がある上で、メンバーの属性も大事だと考えています。現在のメンバーは、オンラインよりオフラインで顔を見て仕事をした方が合っていると判断したので基本的には出社の体制をとっています。しかし、全員フル出社にしてしまうと非効率な部分もあると思うので、エンジニアのみフルリモートで、それ以外のメンバーの出社の頻度は固定で決めていません。今後、メンバーの入れ替わりでオンラインが適していると判断した場合はオンラインでの稼働が増えるかもしれません。メンバーに合わせて柔軟に対応していきたいです。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
条件や移転の目的などが明確に決まっていない状態で移転を決めない方がいいです。人員計画、移転をすることで得たいもの、お金の計画、この3つを全て固めてから動くことをお勧めしたいです。弊社は明確にオフィスを構える目的があったので、スムーズな移転ができたと思っています。
ハイッテ編集部より一言
藤林氏とメンバーの距離が近く、仲の良さが伝わるインタビューでした。
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塩沢龍太朗(shiozawa ryutaro)
宅地建物取引士【東京都知事:第280468号】
大学卒業後、新卒で地方銀行に入社し法人営業を5年間経験。創業支援をやりがいに感じ、数字に強い自己の特性と経験を活かし大企業向けコスト削減コンサルティング会社に転職した後、不動産TEC×スタートアップ支援に魅力を感じ株式会社IPPO(イッポ)へ参画。スタートアップ企業が多く集まるピッチイベントに多数参加し、「Morning Pitch(モーニングピッチ)」の運営にも携わる。