目次
ほぼ即決で移転した同社がどのように移転を検討したのか、移転後大変だったことを伺いました。
<プロフィール>
代表取締役CEO
田中 博之氏
<事業内容及びサービス概要について>
CM、サービス紹介、人材採用、MV、ドキュメンタリー、YouTube、SNS向けコンテンツなどの「映像プロデュース」事業、社内外向けのオンラインセミナー、イベント、Web番組、音楽ライブなどの「ライブ配信プロデュース」事業をメインに行っており、最良な映像パートナーを目指しています。
映像制作・動画マーケティングに関するノウハウに特化したオウンドメディアの「シングメディア」、映像プロダクションに特化したバックオフィスサポートの「AIBOW(アイボウ)」なども運営しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
今回の移転は増床ですね。
以前のオフィスは同じビル内で9階と13階で、スタジオと執務スペースが分かれていました。弊社は出社がメインなのですが、階が分かれていることでほとんど会うことがない社員もいて、その部分を改善したいと思っていました。
ちょうど以前のビルで隣のフロアが空いていたので、スタジオと執務スペースをくっつける形で内装を変えようとも考えたのですが、この物件を内見してほぼ即決で移転を決めました。
物件選定の条件
もともと移転する気はなかったので細かい条件はそこまで決めていませんでした。
以前のオフィスの内装を変更するだけでもよかったので、いいところがあれば移転するくらいの感覚でしたね。
オフィスの決め手
知り合いにこのビルがいいと聞いていたので内見してみたのですが、ビル全体の雰囲気や立地が良くて、映像プロダクションの弊社にはピッタリでした。
このビルの裏に撮影機材のレンタル会社があったり、どん突きの場所でタクシーが停めやすかったり、駐車場もあるので機材の搬出入がしやすい立地です。
もともといたオフィスで増床した場合の合計家賃と、今回のオフィスの家賃がそこまで変わらなかったのも決め手になりました。
また、トイレが男女別であることや管理会社で清掃をしてくれるのもよかったです。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
移転したばかりでまだ内装が完成していないのでバタバタしているのですが、移転したばかりの頃は全員テンションが上がっていました(笑)
綺麗なのもありますが、何より遊びやすくなったことが大きいと思います。プロジェクターでゲームを映してみんなでゲームしたり、競馬をやってみたり、いろんな使い方ができます。また、全体会や会議をやりやすくなりましたね。以前は階が分かれていて、1フロアに全員入れるのはキツかったのですが、今は広々使えますしプロジェクターも役に立っています。
オフィスのお気に入りポイント
プロジェクターを映す場所があるところですね。弊社は映像プロダクションなので制作物の試写会をすることもあり、関係者全員で見るとなると、かなりの広さと大きなモニターが必要になるので、その時に活躍しています。
デスク配置とレイアウト
内装やレイアウトは創業時からデザインパートナーとして仕事をお願いしている友人に頼んで考えてもらいました。内装は未完成ですが、完成したらもっとクリエイティブな感じの内装になると思います。
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
以前のオフィスの解約と移転後のオフィスの内装会社とのやりとりですね。
以前のオフィスは2フロアとも居抜きで後継テナントが見つかったので、その関連の契約書や残していくものの什器リストを作ったりするのは大変でした。居抜きで退去するのが初めてだったので、書類関連が多くてバタバタしてしまいました。
移転後のオフィスの内装、レイアウトは友達が考えてくれました。クリエイティブな部分なのでやってると楽しいんですよね(笑)
その後の内装会社とのやりとりの中では、こちらの要望がすぐに反映されなかったり行き違いがあったりして、何度も連絡をする必要があり、大変でした。
今思えばやっておけばよかったこと
移転は基本的に僕一人で対応したのですが、社員を1名位専属で入れてもよかったな…と思います。移転先をどこにするかなどの最終決定をした後は、社員でも対応できそうな部分はありました。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
基本全員出社しています。
オフィスの価値
僕たちはオフィスを無くす気も、リモートをする気も今のところはないです。
一緒にいないとイノベーションは生まれないと思っていますし、何気ない雑談からアイデアが生まれたり、担当案件の進行状況も吸い上げることができたり、普段のコミュニケーションからアウトプットのクオリティをサポートし合うこともできます。外部の打ち合わせはZOOMでもいいと思うのですが、社内での生産性を上げるためにはオフィスは必要だと思っています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
内見のしすぎはよくないかもしれないです。弊社は今までの移転でほぼ即決で、この物件に関しては1棟の内見で決めているくらい決断は早いです。物件を見すぎても似たり寄ったりなことが多いと思うので、選択肢が増えすぎて結局決断が遅くなることもあり得ると思います。
また、1人でも会社のことをわかってくれる仲介会社の担当の人がいると移転は楽になると思います。今回の移転でも会社への理解度が高い大隅さんが対応してくださったので、かなり楽でした。
ハイッテ編集部からの一言
もともとは移転予定がなかった同社ですが、ほぼ即決で移転を決めたとのことでした。移転を検討する際、多いときは30棟近く内見をする企業もいる中で、1棟だけの内見で決めたのはかなり珍しいケースです。会社への理解度が高い仲介会社の営業担当がいることで、移転スケジュールの短縮にもつながるでしょう。
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営業担当者
セールス
利根川公紀(tonegawa kouki)
法政大学卒業後、新卒で大手インテリアメーカーに入社。自身の更なる成長を求め、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。入社1年間で年間開拓数100件以上、会社個人目標を大幅プラスで達成する。打ち合わせや商談に縛られず、まずはランチで交流して繋がりを作る「ランチAPO」の社内文化を自ら作り、多くの案件を創出。大手デベロッパーとの500坪のオフィス契約実績あり。