目次
個人向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi / カシャリ」を運営するガレージバンク株式会社。創立2年目を迎え、業界注目のスタートアップ企業にインタビューを実施!オフィスを構えて半年が経過し、移転前から現在を振り返っていただきました。インタビューに対応くださったCEOの山本氏とCOOの磯田氏は、オフィスや不動産を見ることが大好きで、内見時に見るべき点や条件などが好きだからこその視点をお話しいただきました。
<プロフィール>
ガレージバンク株式会社 代表取締役 山本義仁氏
ガレージバンク株式会社 取締役 磯田岳洋氏
<事業内容及びサービス概要について>
ガレージバンクは2020年1月に設立した、「モノの価値を、みんなの力に」をミッションとするスタートアップです。モノの価値を活用したファイナンスを実現する、C向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi / カシャリ」を運営しています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
弊社は2020年1月に創業したのですが、昨年1年間は他社のオフィスを間借りする形にしていました。昨年11月にプロダクトをリリースし、かつ仲間を増やしていきたかったので、メンバーみんなが集まってコミュニケーションが取れるよう、オフィスを構えることに。オフィスを決める際はメンバーみんなで内見して決めました。
物件選定の条件
オフィスの場所は、メンバーの自宅や、ビジネス上のアクセス、街の雰囲気も考えて選んでいました。条件が細かいオーダーになってしまったのですが、「山手線の代々木から目黒までの沿線、もしくはその間の駅に乗り入れる、私鉄・メトロから2駅」というエリアに絞って探していただきました。細かい条件故になかなか合致する物件がなく、半年くらいは悩んでいましたね。そんな時にこちらのオフィスを見つけてもらい、経済条件も雰囲気も立地も全て条件に合致していたので、内見して即決しました。
内見時に見るところ
建物の管理状況や部屋の雰囲気、あとは感覚的な「匂い」です。匂いに関しては完全にフィーリングにはなりますが、合う合わない、があると思います。
あとは、使用している建材などで貸主の熱量が感じられるので、そのあたりは重視して見ていました。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
メンバーがよく出社するようになりました。期待した通り、濃密なミュニケーションが取れていると思います。また、子連れ出社もOKにしているので、時にはベビーマットを敷いてお子さんも楽しめるような、皆が心地よい雰囲気のオフィスになったのではないかと思っています。
オフィスのお気に入りポイント
ソファエリアが気に入っています!のんびり休憩したり、軽くお昼寝できたり、メンバーのお子さんもゆったりできるので好きなエリアです。
あとは会議室があるので、オンライン会議の時は別室でできるのはいい環境です。この坪数で会議室がある物件はなかなかないので、ありがたいですね。
デスクの配置とレイアウト
そんなに人数が座れるほど席はないので大体決まっていますが、一応フリーアドレス制です。席で仕事したり、会議室やソファで仕事をするひともいて、自由に過ごしています。
▼合わせて読みたい▼
移転して見えた改善点や後悔
移転して大変だったこと
初めてオフィスを構えたので、家具をすべてイチから買い揃えたことです。自分で運んで組み立てたので、楽しかったですが結構大変でした(笑)
今思えばやっておけばよかったこと
もう少し人員計画のシミュレーションを精緻にしておくと、良かったかなと。事業が伸びているため、予定よりも早くメンバーを増やしている関係もあるのですが、若干手狭になってきました…。
企業にとってオフィス移転は単なる引越しではなく、事業拡大のための一大プロジェクトのひとつ。
煩雑になりやすいオフィス移転のタスクや人数に合わせた必要な坪数の考え方、スケジュールなど網羅的に資料にまとめました。
オフィスを構える理由
現在のオフィスの稼働状況
エンジニアは基本リモートで、他のメンバーもリモートOKという状況です。ですが、オフィスの居心地がよく、出社するメンバーも多いです。
オフィスの価値
コミュニケーションの密度を濃くしたい、というのが一番の目的です。リモートでももちろん仕事はできますが、直接会って話すことで何気ない会話の中から素晴らしいアイディアが生まれる可能性があると思うんです。仕事して、休憩して、メンバー同士のコミュニケーションを深めて、新たなアイディアを生み出す、これはオフィスがあるからこそだと思っています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
オフィスに何を求めるか、そしてオフィスを構える一番の目的とは何かをしっかり考えることが大事だと思います。
あとは、経済条件は緩めないことでしょうか。素敵なオフィスを見るとつい揺らいでしまいうと思いますが、毎月出ていく固定費ですので、強い意志を持って探すことが大事です!
ハイッテ編集部からの一言
インタビューを通して、山本さんのオフィスに対する情熱や好き度がひしひしと伝わる取材となりました。内見時の見る部分などは、マニアックながらもまさにプロ目線!好きだからこそ気になる部分や、目に入ってくるものがあるのだなと感じました。初めてオフィスを構えることになったガレージバンク様の記事は、スタートアップ企業の方にぜひ参考にしてみてほしい内容となりました。
経営戦略・採用計画に合わせたオフィスコンサルティングが可能!
株式会社IPPO(イッポ)では、スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転を多数支援する中で、ただ物件を提案するだけでは不足すると考え、経営戦略や採用計画もヒアリングした上で最適なオフィス移転計画をトータルでご提案しています。
【サポート例(一部)】
- オフィス家具サブスクリプション
- セキュリティ(スマートロック、勤怠管理など)
- スタートアップに特化した内装会社
- インフラ周り(NTT、NUROなど)
- 火災保険 など
中にはオフィス・事務所の内見から内装会社やインフラの担当者が同席して、オフィス空間創りも支援することも可能です。代理店を挟まずにご紹介が可能なため、無駄な費用も削減できます。
随時、無料相談会を実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
営業担当者
シニアセールス
上田豊(ueda yutaka)
宅地建物取引士【東京都知事:第234599号】
九州情報大学卒業後、新卒で東証一部上場のアパートサブリース会社に入社。その後不動産仲介会社へ転職し、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。不動産業界経験16年ならではの街、物件の知識量は社内NO.1。内装写真を見ただけでどのビルかわかるだけでなく、周辺環境にも詳しく、その知識量の多さは歩くGoogleMAPと呼ばれるほど。オーナーとの条件交渉が得意で、確実に決めてくれる安心感から、4年間で1社13件の成約を達成。オフィス移転以外も幅広く取引実績あり。