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2022年5月にPMO渋谷へ移転したクロロク社会保険労務士法人 代表社員の栗本氏にインタビュー。2フロアに分かれていたオフィスから1フロアオフィスに移転した経緯や移転の中で大変だったこと、オフィスについて伺ってきました。
クロロク社会保険労務士法人
代表社員
社会保険労務士 / IPO・内部統制実務士
栗本 裕司 氏
クロロク社会保険労務士法人
特定社会保険労務士 / IPO・内部統制実務士
松本 藍 氏
<事業内容及びサービス概要について>
上場企業におけるマネジメント経験を活かしベンチャー企業から上場企業までクラウドツールを積極的に活用し、人事労務分野の制度設計から運用まで行っています。労務コンサルティングや給与計算、社会保険手続きなどの業務を代行しながら、クライアントの描くビジョンを共に実現させることに力を入れています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
社員数が増えて、今後採用をさらに強化していく予定だったため移転を検討し始めました。
以前のオフィスはマンションタイプで2フロアに分かれていました。フロアが異なると行き来する手間がかかったり、同じ会社であるのにカルチャーが分断してしまう問題が生じました。フリーアドレスであったにもかかわらず、コミュニケーションロスの状況を肌で感じていました。移転を機に、コミュニケーションを増やしカルチャーを一つにしたいという思いがありました。
物件選定の条件
渋谷という場所は変えずに、十分な広さを持つ1フロアの物件を探していました。
当初は社員数25名くらいであれば60坪ほどで考えていましたが、今後40人50人とさらに社員数が増えることを見越すとすぐに移転しなくてはならなくなります。長い期間入居することを想定して80~100坪ほどの物件が条件になりました。
社員数が増えたことが移転のきっかけではありましたが、在宅勤務も取り入れているため以前のオフィスでも席数が足りない状況にはなりませんでした。そのため、長い目で見て条件に合う物件を探しました。IPPOさんが時間をかけて一緒に物件を探して下さったので非常に助かりました。
いくつか内見に行きましたが、PMO渋谷は条件が合うことと直感で決めました。PMO渋谷へは、仕事で訪問したことがあり、公式サイトにも詳しい情報の記載があったため働くイメージがしやすかったです。以前のオフィスはマンションタイプだったので、ビルのグレード・ブランドも会社イメージに関係する点でした。ビル・ビル周辺のイメージも重要だと思っていたため、仕事の合間に近くを通って見にいくようにしていました。
オフィス・事務所移転をスムーズに完了させるには、物件選定からしっかりと準備をすることが大切です。
スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス・事務所移転を多数視点してきた株式会社IPPO(イッポ)がスケジュールややるべきことを坪数別に解説しました。
オフィス移転時の状況について
オフィス移転を過去に経験していたため、移転時に想定外のことが起きず、大変だと感じることはありませんでした。
手間がかかったことで言えば、社員に向けたビル・オフィスの利用マニュアルの作成です。社員が過ごしやすいように、ビルの利用時間や入り方、設備の使用方法などを1から全て作らなくてはならなかったので時間がかかりました。移転日当日に全て社内へリリースできるように進めていたので引っ越し作業と並行して作業していました。
オフィスレイアウトに関しては、頂いたイメージのものから若干の手直しをしましたが造作で作るのは会議室のみでスムーズに進みました。
実際にオフィスを使用して気づいたことですが、会議室を一日中使用することがないため照明のスイッチを部分管理できるよう業者へ細かい調整をしておけばよかったなと思います。
Wi-Fiの回線や電源タップなども実際に業務をする上で業務の効率に関わる点があり、業者と確認を徹底しておけばよかったです。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
以前はフロアが分断されていて、出社をしてもしなくてもあまり変わらない状況だったことからコミュニケーションが少なくなってしまっていました。移転して1フロアになったことで、すぐ近くに座っている人に声をかけに行ける状況になりコミュニケーションが取りやすくなったのは嬉しい変化です。
弊社は入社する社員に未経験が多いため、コミュニケーションを取りやすくなったことで教育などのサポートがしやすくなりました。出社してオフラインで業務をしていればすぐに気づくことができます。
月に在宅勤務50%可能になっていますが移転後、出社率は増えていて7割を超えています。1フロアで近くに誰かがいて相談できる、それが出社率が上がった要因かなと思います。
執務室にカフェエリアを作ったことで研修や全社会議をしやすくなりました。以前はそういったスペースがなかったため、デスクの上のものを移動し準備するところから始める必要があり大掛かりになっていました。カフェエリアのおかげで、気軽にミーティングできるようになったのは嬉しいです。
採用に関しては、事業会社に勤務しているような人などポテンシャルが高い人材の応募が増えました。
オフィスのお気に入りポイント
カフェエリアは以前のオフィスにはないスペースのため社員の利用度は高いです。社員同士で一緒に勉強をしたりMTGしたりランチをしたりしています。以前は、合間時間に会議室やデスクでランチをしていたのでカフェエリアのおかげで落ち着いて過ごせています。
また、以前は空間の使い方にゆとりがありませんでした。人数に対して、フロア自体が狭かったので執務スペースはミーティングしづらかったです。
移転により空間の幅が生まれたことで、仕事をする上でもメリハリがついたと思います。
オフィスを構える理由
オフィスの価値
私たちの事業は家で1人でやろうと思えばできてしまう仕事です。しかし、オフィスを構えることで仲間と組織として仕事ができると考えています。
オフラインとオンラインではキャッチアップできる情報が全く異なると思います。テキストだけだと上がってきた文字の情報しか取り入れられませんが、オフラインであれば誰かが話している情報も自動的に入ってきて、双方の気づきに繋がります。
個の力だけでは弱いですが、チームになると様々なバックボーンや知見を持つ人が集まりより良いものが作れます。チームで「今」と「クライアント」を考えることができる最適なカタチがオフィスです。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
出てくる物件の情報はどの仲介業者を使用してもほとんど変わりはないと思います。移転は一大決心で簡単に決められることではない中、会社を見捨てずに一緒に考え続けてくれる、そんな信頼できる業者を見つけるのが大切です。
ハイッテ編集部からの一言
活気溢れる渋谷駅から徒歩2分とアクセス抜群な立地ながら落ち着いたエリアにあるPMO渋谷へ移転した同社。栗本氏が思う、個の力がチームになることで発揮されるチーム力を大切にしている想いも交えたインタビューになりました。
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株式会社IPPO(イッポ)ではオフィス移転を単なる「引越し」ではなく、企業価値を高める「重要なプロジェクト」のひとつと考えています。
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営業担当者
シニアセールス
櫻井宏之(sakurai hiroyuki)
立正大学経済学部卒業後、飲食業界で働いた後、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。新着物件情報や新着居抜きオフィス情報などの旬な物件情報のキャッチが非常に早く、情報量は社内NO.1。スピード感のある提案と引き出しの多さでリピート率は99%以上を誇る。不動産営業とソリューション営業も兼ね備え、顧客からの信頼も厚い。