目次
オフィスを彩るインテリアグッズの観葉植物。しかし月日が経てば枯れてしまったり、手入れが面倒なんてことも。
またオフィス移転などのタイミングで観葉植物を処分する際には注意することがあります。
まず植木鉢や土、植物本体は別々に処分しなければなりません。それぞれ大きさや素材によって処理方法が異なるので気をつけましょう。
今回は観葉植物を処分する方法からお手入れ方法まで紹介していきます。
観葉植物を処分する際の費用
観葉植物を処分する場合は有料になることがあります。その際の費用は地域や業者、観葉植物のサイズなどによって異なるんです。
例えばある専門業者では、1鉢2000円~6000円程度で引き取ります。そして引き取った植物はリサイクルして販売することもあるのだとか。
一方で一般的な不用品回収業者に依頼して処分する場合には、単なるゴミとして処理されます。その場合の処理費用は1鉢数百円から数千円程度。
また安すぎる値段設定の業者の場合、不法投棄を前提にしていることもあります。引き取った後の観葉植物をどのように処理するか、その処理内容まで把握し納得できる業者へ依頼することが大切です。
観葉植物を無料で処分するには
小型の観葉植物をゴミとして処分する方法
小型の観葉植物は植物や土、鉢にわけてそれぞれ無料で処分が可能です。植物をゴミ袋に入れて集積所に出せば、燃えるゴミとして回収してもらえます。
土は少量であれば燃えるゴミとして処分できることもありますが、地域のルールを確認する必要があります。場合によっては回収不可の自治体もあるからです。
プラスチックや陶器など鉢の素材の種類は様々で素材によって捨て方が異なります。鉢の素材を確認してから、自治体の決まりにのっとって処分しなければなりません。
少しでも判断に迷った場合は、該当する地域の役所などで確認しましょう。
大型の観葉植物をゴミとして処分する方法
大型の観葉植物は細かく切り刻んで小さくした上で、燃えるゴミとして処分が可能。
そのままの状態で捨てる場合でも、自治体によっては粗大ごみとして回収してくれることもあります。
土に関しては、大量であれば燃えるゴミとして捨てるのは難しいです。
近所の空き地などに捨ててしまうと不法投棄になるので気をつけましょう。
自治体によっては土の回収を受け付けているところがあったり、ホームセンターなどで回収してくれたりするので、まずは問い合わせることが大切です。
植木鉢も大きいサイズだと粗大ごみに分類されますが、植物本体と同じように自分で細かく粉砕できるなら普通ゴミとして捨てられるケースもあります。
友人や知人に引き取ってもらう
植物が好きな友人や知人がいれば引き取ってもらえる可能性があります。その場合に処分費用はかからず、無料で引き取ってもらえることがメリット。
このケースでは、生きている植物を最後まで育てることが出来る点が魅力です。
一方で枯れてしまった植物を引き取ってもらうのは難しいもの。その場合、無理に押し付けることにならないよう気をつけなければなりません。
リサイクルや専門業者に引き取ってもらう
観葉植物は、状態が良ければ無料で下取りしてもらえることがあります。新しい観葉植物と買い換えるときには、業者に相談するとよいでしょう。
またリサイクルショップに持ち込むと買い取ってもらえることも。もちろん枯れてしまっていては難しいですが、商品価値があると判断されれば値がつくことも十分にありえます。
植物自体に価値はなくても鉢に価値がある場合もあり、そのケースでは引き取ってもらえるかもしれません。しかし土や植物部分を別途処理する手間は発生します。
【関連記事】オフィス用品の処分方法とは?元不用品回収業者に聞いてみた!
インターネットやフリーマーケットで売る
観葉植物はインターネットオークションなどに出品して処分する方法もあります。ネット環境さえあれば誰でも出来る方法です。
確実性は低いかもしれませんがうまくいくと観葉植物を処分して更に、売上金も手に入る可能性もあります。しかし商品情報の掲載や、発送手続きなどの手間がかかるのがネック。
また買い手と直接やり取りすることが一般的であり、トラブルが起きる可能性も否定できません。
インターネットを介した観葉植物の個人売買に不安を感じる人は、地域で行われているフリーマーケットなどに参加するのも一つの手段です。対面式で観葉植物を販売できるので柔軟な対応が出来るメリットがあります。
これは売り手と買い手ともに安心できるポイント。ただし、この場合も確実に処理できるとは限りません。
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観葉植物を有料で処分するには
自治体の粗大ごみとして処分する
一定の大きさ以上の観葉植物は粗大ごみとして処分できます。粗大ごみ回収は行政が行っており、安心できるのも特徴の一つ。
ただしすべての観葉植物が必ず処理できるわけではなく、自治体によってルールが異なる点に注意しましょう。
また事前に有料の処理券を購入したり、回収日の予約をしたりする手間が発生する点も煩わしく感じるかもしれません。
ただし即日回収は基本的に難しいので、急ぎの場合には適さないと言えます。
ゴミ処理場で処分する
観葉植物の大小に関わらず、ゴミ処理場であれば有料で処分が可能です。その際に自分で持ち込むと処理費用を節約できます。
ゴミ処理場の場合、植物と一緒にガーデニング用品などもまとめて処理できる点が魅力的です。また植木鉢がどのような素材だったとしても大抵は受け入れてもらえます。
処分する際のデメリットは、場所が遠かったりや観葉植物が大きかったりした場合に手間がかかることです。また状況によっては車や人手を手配する必要があります。
観葉植物の処分を業者に依頼するには
観葉植物が大きすぎたり自分で処分する時間がない場合に、回収業者に依頼するとスムーズです。
処分業者に依頼することで回収場所を指定することができます。さらに植物や土、植木鉢を分別する必要性もなくなり置き場所を事前に移動しておく必要もありません。
観葉植物をまるごと回収してくれるので便利です。観葉植物の処分業者によっては対応できる地域が異なりますので、事前に付近の業者を調べておくと良いでしょう。
ここではおすすめの回収業者を紹介していきます。
クリーンワークス
クリーンワークスは、関東近郊を中心に営業している回収業者です。土やプランター、植木鉢などを500円から引き取ってくれます。
即日対応が可能なので急な依頼にも応じてくれるでしょう。
株式会社アルファグリーン
アルファグリーンは、大阪や神戸など阪神圏内で回収作業を行う業者です。室内置き観葉植物の回収処理を請け負っています。
プラスチック製10号鉢までの大鉢やプラスチック製6号鉢が対象です。
費用は基本料金3000円で別途、大鉢1,000円、中鉢500円が加算されます。
観葉植物の手入れ
観葉植物は月日と共に成長していきます。気づけば枝葉が伸びていたり、葉っぱが茶色に変色していたりなんてことも。ここでは成長した観葉植物の手入れ方法を紹介します。
観葉植物の剪定(せんてい)
観葉植物を切ることは「剪定」といわれており、伸びすぎた植物の枝葉を切って整えることです。
植物を育てるために水やりや肥料やりが必要であるように、剪定も大切。
余分な枝葉を切り落とすことで風通しがよくなり、病気を防ぎ害虫もつきにくくなります。また新芽など必要なところに養分が行き渡るようなるというメリットも。
観葉植物を剪定する時期
剪定することには、植物の成長をサポートする意味が含まれています。そのため春から夏の植物がよく育つ時期に行いましょう。
観葉植物の剪定を行う際には、清潔なハサミなどを使ってください。切り口からバイキンが入ることを防ぐ効果があります。
そのため、ハサミは火であぶるなどしてから使うと更に良いです。
具体的な剪定方法
観葉植物をしばらく育てていると、ぴょこんと一部分だけ枝が伸びることがあります。そのような箇所をハサミでカットすることで、元通りの見た目に戻せます。
また葉っぱの先が、緑から茶色に変色していることも。これは栄養が行き届いていないことが原因です。このような場合には、変色部分だけカットする剪定方法もあります。
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まとめ
観葉植物は、オフィスなどの空間を豊かに演出してくれます。きちんと剪定などして、手間と暇をかければ長く楽しめるでしょう。
しかし、それでもやがては枯れてしまいます。その時には、きちんと処分しなければなりません。
観葉植物を処理するときには、自治体の決まりにのっとって自分で行っても良いですが、専門業者に回収を依頼するのも一つの手段です。
こちらの記事ではオフィスで育てやすい植物をまとめていますので、合わせてぜひご覧ください。