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世界有数の古書街とアクセスの良さが魅力な神保町エリアに移転した株式会社サムシングファン。「メンバーが個々のブランドを確立し、人と社会に影響力を持つ企業となる」をビジョンとして掲げる同社取締役CEOの薮本氏に、移転にまつわるエピソードやオフィスの価値などをインタビューしました。
代表取締役CEO
薮本 直樹 氏
<事業内容及びサービス概要について>
株式会社サムシングファンは「価値を映す」をミッションに掲げ、メンバーそれぞれがブランドを確立し、人と社会に影響力を持つ企業となることを未来像に事業を展開しています。
【動画DX事業】
年間2300件以上の制作実績に基づき「動画DX®︎」をコンセプトに、様々な用途や目的に対応する映像制作サービスです。動画の企画戦略と制作における2つのボトルネックに対し、活用事例や動画マーケティング支援ツールのDOOONUTを用いた分析データを用いて、個々のケースに応じた最適なコンサルティングも一貫して提供することが可能です。
また、ライブ配信も行っており、お客様のニーズに合わせ、小規模配信から大規模イベント中継まで、サムシングファンだからこそできるサービスを提案しています。
【クリエイターエージェンシー事業】
フリーランサーの動画クリエイター約5000人が登録する「サムジョブ」と所属ライバー500名を超えるライバーエージェンシー「サムファン」で構成されています。案件に最適なクリエイターのリソースを活用し、無駄なコストを抑えつつ高品質な動画を提供し、クリエイターへは自分のやりたい事をしながら、空いてる時間を有効活用できる自由な働き方を提案しています。
【動画マーケティング支援ツール「DOOONUT」】
動画は「作る」から「使う」へ。DOOONUT(ドーナツ)は動画活用におけるコストを減らし、売り上げを大きく伸ばすための動画マーケティング支援ツールです。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
コロナが落ち着き始めた中で、リモートワーク中心のメンバーがオフィスに戻ってくるようになったとき、広さにあまり余裕のないことに気づきました。それまであまり気にしていませんでしたが、トイレや会議室も混雑し始めていたこともあり、拡張を目的とした移転を決意しました。
物件選定の条件
そのエリアのブランド力や利便性の高い立地選びもさることながら、コストパフォーマンスに重点を置いて探していました。以前のオフィス移転の際、賃料の相場観を自分たちなりにリサーチしたのですが、千代田区は不便でない割りに安いという結果だったため今回も千代田区をメインに検討していました。
オフィスのスペック面では、コストパフォーマンスに優れる「居抜き」を前提として探していました。日々行う業務で会議はもちろんのこと動画収録するための静かな部屋、広いデスクスペースと集中できる環境を必要とする編集業務など、入居した後のイメージがしやすいかどうかも意識して探しました。
オフィス移転時の状況について
収録室
コントロール室
特にトラブルなどもなくスムーズに終えることができたのですが、オーナー様との交渉する中で、コストを重視する弊社より好条件で入居したい企業がいれば当然そちらを選ぶべきだという考えもあったので、確定するまでの間はハラハラしましたね。
居抜きということもあり、前テナントのオフィスの使い方と弊社の使い方がある程度合うかは心配でしたが、概ね問題なく活用できています。ひとつ気になるとすれば、近隣に警察署があることもあり、サイレン音が響くので収録に影響が無いか少し心配しています(笑)
オフィスを移転した後について
執務室
レストラン席
テレワークブース
オフィス移転後の変化
大変ありがたいことに案件が着実に増えており、ディレクターやエンジニアなどは現場に向かうことが多いので、思ったより寂しいなと移転を決意した当初とは真逆の感想を持っています(笑)
移転を期に、リフレッシュスペースやレストラン席も設置できたので、そこでランチや休憩したりと、以前に比べてコミュニケーションも増えた印象です。
オフィスのお気に入りポイント
エントランスが広くなったので、お客様をお招きする際に心の余裕ができたと思います。以前はエントランスから執務室まで距離が近く、コロナ対策のため扉を開放していたため、中の様子も当然見えてしまう状況でした。移転後はしっかりとエリアを分けることができ、明るさも十分に確保できたので気に入っています。
また、テレワークブースやリフレッシュスペースを設置できたことで、業務中と休憩時間をメリハリをつけられるようになったのは良かったと思っています。
オフィスを構える理由
会議室
オフィスの価値
前提として、会社はメンバーが幸せになるためのツールという風に定義付けて、「メンバーが会社をいかに上手く使い幸福を実現するか」を経営陣はコミットしています。逆の視点では、自分が使うだけではなく周囲の人間にとっても価値あるブランドにしていくために、いかにメンバーが会社に愛着を持ち、会社というブランドをブラッシュアップしていくかという視点を持ってもらえるかどうかも同時に考えています。本来会社は目に見えませんが、オフィスがあることで、組織やブランドを実感しやすいものに変わるので、その観点で見た時にオフィスは存在する意義のあるものだと思っています。
その上で、シンプルに仕事をするという意味では、必要な環境が揃っていて生産性を高めることができる場としてハード面で価値があるのはもちろんのこと、ソフト面でも多くの時間を共にし、仕事をするチームと常に接することができるというのも、オフィスの魅力であり価値だと思います。
また、来客やパートナー・外部の方との接点という意味でも、オフィスがあると非常にスムーズになるので、良好な関係づくりという面でも有効に機能しています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
薮本 氏
何を重視するのか優先順位を明確にしてからパートナーに相談することです。移転をする際、例えばコストを抑えたい、広さを優先したいなど様々な理由があると思いますが、いかに本気度がパートナーに伝わるかというのは重要だと思っています。仮に「コスパも大事だけど広さも欲しいしこれもあれも・・・」となると探す方も大変で依頼者もベストな物件に出会いにくいでしょう。「コスパ重視です!」と明確に伝えた方が思い切りもよくスムーズに求めている物件に出会えるのではないでしょうか。
ハイッテ編集部からの一言
「コスパ」を最重視し物件を選定した同社。内装コストを削減できる居抜きに絞り、条件に叶う物件に移転をすることができたとのことです。事業の成長だけでなく、メンバーの幸福実現まで視野を広げコミットする同社のこれからに注目です。
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株式会社IPPO(イッポ)ではオフィス移転を単なる「引越し」ではなく、企業価値を高める「重要なプロジェクト」のひとつと考えています。
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営業担当者
シニアセールス
上田豊(ueda yutaka)
宅地建物取引士【東京都知事:第234599号】
九州情報大学卒業後、新卒で東証一部上場のアパートサブリース会社に入社。その後不動産仲介会社へ転職し、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。不動産業界経験16年ならではの街、物件の知識量は社内NO.1。内装写真を見ただけでどのビルかわかるだけでなく、周辺環境にも詳しく、その知識量の多さは歩くGoogleMAPと呼ばれるほど。オーナーとの条件交渉が得意で、確実に決めてくれる安心感から、4年間で1社13件の成約を達成。オフィス移転以外も幅広く取引実績あり。