目次
コストを抑えながら利便性が高いことで人気の五反田エリアに移転した株式会社Pacific Meta。このオフィスへ移る前は自宅を仕事場にしていたとのことで、オフィスを構える理由やお気に入りポイントなどをインタビューしました。
CEO
岩崎 翔太 氏
<事業内容及びサービス概要について>
株式会社Pacific Meta(パシフィックメタ)は、ブロックチェーン技術を活用したトータルコンサルティング、トークンエコノミクスの設計、トークン(NFT・FT)の開発・発行、国内外へのPR・マーケティング、Web3人材の育成、コミュニティ運営といったWeb3のトータルサポートから、各種SNSを通じた発信も行っています。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
パシフィックメタを立ち上げてからこれまでは、私の自宅にメンバーも集まり仕事をしていました。そのような状況下で事業の方向性が決まり、今以上に事業のスピードを上げ、組織のエンゲージメントを高めていきたいとなった時、まずはオフィスを構えて企業としての文化を醸成していきたいと思ったのが移転を検討したきっかけです。
物件選定の条件
基本的に、創業期のオフィスはアクセス・コスト・広さのバランスで選ぶことが重要だと思っています。これらに加えて今回の移転では、共用部の充実度を追加して検討しました。オフィスにまつわるスタートアップの課題として、音が漏れない会議室や男女別トイレを用意できないことが挙げられます。
しかし、人数が少ないことが多く大きいオフィスは必要ないため、防音性の高い会議室や男女別トイレを用意できないというケースが多いと思います。そのような場合にはシェアオフィスやサービスオフィスが最も相性が良いと考えていたので、今のオフィス(カスク五反田)に決めました。このオフィスはインターネットも元々設置されていたので契約の必要もなく、水道光熱費もコミコミなのでそこも魅力的でした。さらに、比較的短期間で移転をすることの多いスタートアップ特性を鑑みた低い初期費用設定も嬉しいですね。
短期間でオフィス移転を完了させるには、緻密に計画されたスケジュールが必要です。
スタートアップ・ベンチャー企業のオフィス移転を多数支援する株式会社IPPO監修の「移転ステップ別タスク網羅!スケジュール資料」を無料でダウンロードいただけます。坪数別にどのくらいの準備期間が必要なのか、内装工事をする場合どのようなことをするのかまとめています。
オフィス移転時の状況について
執務室
移転自体は非常にスムーズに終えることができました。希望条件を野橋さん(IPPO営業担当)に伝えて2〜3つに絞ってもらい、このオフィスを内見した当日に即決したので要した期間は1ヶ月も無いと思います。
本来、「もっと良い物件があるのでは」と思ってしまいがちな性格ではあったのですが、サービスオフィスと五反田エリアなどというように予め条件を明確にしておくことで選択肢を減らし、即決することができたと思っています。
オフィスを移転した後について
画像出典:THE CASK GOTANDA公式HP
画像出典:THE CASK GOTANDA公式HP
オフィス移転後の変化
以前の自宅兼オフィスからは全て良い方向に変わりました(笑)。今までなんとなくだった勤怠が規則正しくなり、コミュニケーションが取りやすくなったことで事業スピードも上がったと体感しています。以前は自宅ということもあり、私が外出する際には解散する必要があったのですが、その点オフィスはいつでも自由に利用できるので効率的に業務を行えるようになりました。
オフィスのお気に入りポイント
やはり自由に使える共用スペースですね。先述の通り、会議室やフリースペースが充実していて、さらに屋上もあるのでとても快適です。
あとは、執務室のサイズも丁度よくシンプルで無駄がないのも気に入っています。
オフィスを構える理由
岩崎 氏
オフィスの価値
オフィスは組織文化を醸成する場所だと思っています。ただ仕事をする場所としてではなく、何気ない時間を共有する場でもあるので、条件が許す限り明るく活気あふれる立地や、近くに飲食店が多くあったほうが話題も増えて良いと思います。そのような時間を共に過ごすことで強固な組織になり、やがてビジネスの成長にも繋がるのではないかと考えています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
身の丈にあったオフィスにすることが大事だと思っています。経営者として資金は豪華なオフィスより事業に投資するべきだという考えのもと、利便性や設備など事業の状況に応じて優先順位を明確にしておくことで、移転タスクに対する人的コストも抑えることができるのではないでしょうか。
ハイッテ編集部からの一言
スタートアップならではの視点でオフィスを選定された同社。光熱費からインターネットまで全てコミコミの便利さや、充実した共用部が利用できるサービスオフィスは魅力的といえるでしょう。
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営業担当者
シニアセールス
野橋晃浩(nobashi akihiro)
大学卒業後、不動産仲介会社に入社。スタートアップの魅力に触れ、不動産業界の風通しを良くしたいという思いを持ち、2018年株式会社IPPO(イッポ)創業メンバーとして参画。マンションの一室やシェアオフィスの創業初期サポートから2000坪規模まで幅広い取引実績あり。不動産業界歴10年の経験を活かした多角的な提案を得意としており、お客様からの満足度が非常に高くリピート率99%以上を誇る。