目次
初めてのオフィスを構えた同じビル内で拡張を行っていたOwned株式会社。コミュニケーションの課題を解決するべく今回移転した同社に、今回の移転による変化やオフィスの価値についてインタビューしました。
左:
代表取締役
石井 翔 氏
右:
副代表
信谷 康邦 氏
<事業内容及びサービス概要について>
「医療系企業の現場が抱えるマーケティング・業務改善ニーズに応えます。」をミッションにDXやメディア運用、マーケティングなどのサービスを展開。
・DX
医療現場のユーザ行動を入力不要で管理し、パーソナライズされた顧客データを生成します。
診察予約や顧客獲得に基づく、完全な成果報酬型システムです。
・MEDIA
適切な資料検索アルゴリズムを用いて情報を蓄積し、EATに基づくメディア運営を行なっています。月間100万PVを超える複数のメディア運用歴があります。
・MARKETING
媒体やプラットフォームを問わず、インターネット上のあらゆるマーケティング領域で、提案から実行までを一貫したコンサルティングを行います。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
レストラン席 石井 氏
移転のきっかけは拡張に伴い、1フロアにしたかったからです。
前のオフィスは2020年10月に1部屋目を借りて、その後段階を経て、同ビル内で2部屋増床していました。しかし、その際に1つのフロアで増床を行うことができなかったため、同じビル内で複数フロアに別れてしまい、部署の壁ができてしまいました。そのため、全部署が集まることが難しく、コミュニケーションに課題を感じていました。
また、インターン生の採用を今後も行うにあたり、前のオフィスでは手狭になってきたため、さらに広いオフィスへの移転を検討しました。
物件選定の条件
検討する際、特にエリアと坪単価を重視していましたね。
弊社は東京だけでなく埼玉や神奈川から通勤しているメンバーもいるため、各方面からのアクセスが良い渋谷から大崎のエリアで探していました。前のオフィスも大崎だったため、大きなエリア変更はメンバーにとっても負担になると考えたからです。
前回の検討時と変わったのは、駅近であることを条件から外したことです。メンバーにヒアリングしたところ駅から徒歩10分程度であれば歩けるというメンバーが多かったからです。駅近の条件を外したことにより、かなり坪単価が抑えられたと思います。
エリアや坪単価が条件に合っていただけでなく、オフィスが24時間利用可能なことや清掃を管理会社がやってくれることが決め手になりました。弊社はいろいろな時間帯にインターン生が来るため、いつでも使えるオフィスであることも条件の1つでした。
オフィス移転時の状況について
以前のオフィス開設時はWi-Fi工事や電気の開通で苦労しましたが、今回は2回目ということもあり問題なくできました。しかし、今回は以前のオフィスが複数フロアあったため、解約に時間がかかっています…(笑)
元々、そんなに荷物が多くなかったので、引っ越し業者を使わずにみんなで歩いて引っ越し作業をしましたが、特に引っ越し作業で大変だった印象はなく、スムーズに作業できたと思います。
また、対面のミーティングやオンラインミーティングのスペースが必要という声があったため、レストラン席とフォンブースを設置しました。この他には大きな内装工事を必要としなかったので、入居もスムーズにできたと思います。
オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
レストラン席
全ての部署がワンフロアにまとまっただけでなく、レストラン席やフォンブースができたことにより前のオフィスよりもさらにオフィスらしくなったと感じています。以前はオフィスで飲み会をすることもあったのですが、このオフィスに移転してからはオフィスらしくなったからか飲み会が減りました。近くに飲食店が多く、外で飲みやすくなったことも影響しているかもしれません。
また、全体的にコミュニケーションが増えました。前のオフィスでは部署ごとにフロアが分かれていたのですが、それがワンフロアになったことで部署間の溝が埋まってコミュニケーションが取りやすくなりました。
オフィスのお気に入りポイント
フォンブース
全体的に気に入っています。レストラン席やフォンブースを設置して結果的に作業効率が上がったので良かったと感じています。レストラン席で対面のミーティングをしやすくなりましたし、休憩時にもメンバー同士が集まって話している姿も見かけます。
オフィスを構える理由
オフィスの価値
レストラン席 左:石井 氏 中央:信谷 氏 右:IPPO野橋
特に組織体制が整っていないベンチャー企業は、リモートワークを導入するのが難しいと考えています。オンラインよりも対面の方がコミュニケーションを取りやすいだけでなく、オンオフのメリハリを持って働けるのではないでしょうか。
弊社は前のオフィスでも全員出社の体制を取っていましたが、部署ごとにフロアが分断されていたことでコミュニケーションが取りづらいという課題がありました。出社していてもフロアが1つなのか、分断されているのかでもコミュニケーションの取りやすさは変わります。また、オフィスで複数のメンバーが働くことでチーム感が芽生えると思います。
今回のオフィス移転を通じて、事業をスケールさせる段階のベンチャー企業こそ、働くだけでなくメンバー同士のコミュニケーションが生まれる場所としてのオフィスが必要だと改めて感じました。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
レストラン席 信谷 氏
IPPOの野橋さんに頼めばなんとかなります。安心と信頼の野橋さんです(笑)
1つ相談するとレスが早い上に100の回答が返ってくるので、非常にスムーズだったと感じています。さらに、希望の条件で見つからない場合にも相談に乗ってくれるので、まずはダメ元でも相談してみるのが大事だと思います。
また、以前、住居の引っ越しを検討した際、別の仲介業者経由で審査に落ちてしまったのですが、野橋さん経由で同じ物件に申し込んだところ審査通過しました。同じ物件でも営業担当によって審査通過するかどうかが変わるのを経験し、どの仲介業者の営業担当に依頼するかが大事だと感じました。これはオフィスにも言えることだと思うので、信頼できる営業担当に依頼するといいと思います。
ハイッテ編集部からの一言
初めてのオフィス開設時と同じ大崎で拡張移転をしたOwned株式会社の石井氏と信谷氏にインタビューしました。拡張だけでなく、部署ごとにフロアが分断されてコミュニケーションが取りづらいという課題を解決するために移転をし、課題を解決した同社の移転。スタートアップ・ベンチャー企業にとっても参考になるのではないでしょうか。どんなにオンラインでコミュニケーションを取ることができるようになっても、事業をスケールさせる上で対面コミュニケーションを取る場所は必要になるのかもしれません。
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営業担当者
シニアセールス
野橋晃浩(nobashi akihiro)
大学卒業後、不動産仲介会社に入社。スタートアップの魅力に触れ、不動産業界の風通しを良くしたいという思いを持ち、2018年株式会社IPPO(イッポ)創業メンバーとして参画。マンションの一室やシェアオフィスの創業初期サポートから2000坪規模まで幅広い取引実績あり。不動産業界歴10年の経験を活かした多角的な提案を得意としており、お客様からの満足度が非常に高くリピート率99%以上を誇る。