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数々のスタートアップ企業が移転をしてきた渋谷の出世ビルと噂される「渋谷ホームズ」。
シェアオフィスから初の自社オフィスを構えたという同社。代表取締役の來住氏に、移転時のエピソードを伺いました。
代表取締役
來住 樹生 氏
<事業内容及びサービス概要について>
月間100万PVを超えるSNSメディアやウェブメディアを運営。事業拡大につきD2C事業にも参入。
オフィス移転前
オフィスを移転するきっかけ
大学二年生の時に起業してから、2021年まではメンバーが2〜3名だったのでシェアオフィスにいました。少しずつ売上が上がってきて、社員やメンバーを増員することになったので、広めのオフィスが必要だと考え、移転先のオフィスを探し始めました。
オフィスを移転した2022年は、正社員を10名くらいを目標に増やしていく想定でいます。
物件選定の条件
物件の一番の条件は、渋谷であることでした。渋谷に限定した理由は、人が集まりやすいからです。採用の観点でも、渋谷にオフィスを構えていた方が通勤がしやすく、スタートアップ界隈の友人とも会いやすいので、渋谷にこだわりました。
また、弊社は女性向けのコンテンツを運営しているため女性を採用したく、内装は白基調で清潔感のあるところを条件の一つにしていました。可能であればコスト削減のために居抜きオフィスであることも希望条件に入れていました。
内見は10棟ほどしたと思います。この渋谷ホームズは最後の最後に提案してもらい、一目惚れして即決しました。
オフィス移転時の状況について
このオフィスは、内見時にはまだ前のテナントさんが入居していたので先方の移転時期が決まらず、契約までに少し時間がかかりました。結果として移転のタイミング的には問題なかったのですが、居抜きでのオフィス移転は通常の移転とは少し違うと思います。
また、今オフィスで使っている什器はもらいものが多いです。今回仲介を依頼した櫻井さんの取引先で什器を捨てたいという企業さんがいたので、デスクやイスなどを譲ってもらいました。サイズもちょうどよく、使い勝手の良いデザインで気に入っています。
居抜きオフィス・事務所移転は通常の移転と異なる点が多く、初めて対応する場合にトラブルになるケースも。
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オフィスを移転した後について
オフィス移転後の変化
移転後の変化は、メンバーが出社するようになったことです。弊社はコミュニケーションを大事にしているので、会議などの大事なシーンは対面でするようにしています。直接顔を合わせた方が想いも伝わり、タイムロスなくスピーディーに物事が進みます。
自分たちだけの一箇所に集まれる場所ができたことは一番の変化だと思います。
オフィスのお気に入りポイント
このオフィスに決めたポイントは、周りに高い建物がないので眺望が良いことでした。天気が良くて雲が少ない日は、窓から富士山が見えます。窓が大きくて電気を付けなくても室内が明るいところも気に入っています。居抜きオフィスなので、前テナントさんの什器をそのまま使えたりするのもコスト削減になってよかったと思います。
また、この渋谷ホームズは数多くのスタートアップ企業が入居し、拡大移転していっている縁起のいいビルだというところもポイントです。ゲン担ぎを結構大事にしており、実際移転してきてから事業成長も順調なので、オフィスのおかげでもあると思っています。
オフィスを構える理由
オフィスの価値
オフィスを構えるか構えないかは、ビジネスモデルや会社の風潮で決まると思っています。
個人的には、ひとりで仕事を進めるよりもみんなで集まって仕事する方が好きです。
また、face to faceで向き合うことで「人情感」がより伝わると思っています。メンバーに対して厳しく指摘する場面があったとしたら、オンラインよりも対面の方が熱量や微妙なニュアンスも伝わってコミュニケーションのミスなく進められると考えます。
リモートワークだとチームワーク感が薄れて、個人プレーになってしまう部分が懸念で上げられることが多いと思います。ベンチャー企業はみんなで伸ばしている感覚が大事なので、対面での働き方を優先していきたいと思っています。
オフィス移転を検討している方へのアドバイス
私は、エリアやそのオフィスに前はどんなテナントさんが入っていたのかを見るようにしています。今のオフィスは出世ビルとして名高く、以前の入居テナントさんも拡大移転していったという経緯もありますし、運気や縁起の良さという部分も考慮してみるといいかもしれません。
ハイッテ編集部からの一言
若干21歳という若さで起業された來住氏。事業も順調で事業とともにオフィスもどんどんグレードアップしていきたいとお話くださいました。渋谷は様々なスタートアップ企業が羽ばたいて行ったエリア。最初の一歩、二歩として渋谷エリアを検討してみてはいかがでしょうか。
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営業担当者
シニアセールス
櫻井宏之(sakurai hiroyuki)
立正大学経済学部卒業後、飲食業界で働いた後、株式会社IPPO(イッポ)へ参画。新着物件情報や新着居抜きオフィス情報などの旬な物件情報のキャッチが非常に早く、情報量は社内NO.1。スピード感のある提案と引き出しの多さでリピート率は99%以上を誇る。不動産営業とソリューション営業も兼ね備え、顧客からの信頼も厚い。