ippoLog

  • TOP
  • ippoLog
  • ホワイファイブ(why×5)

ビジネス2020.10.18ホワイファイブ(why×5)

今日の掲題の件は、割と有名な話なので知っている人も

 

多いかもしれません。

 

販売台数世界一を奪取したトヨタ自動車の文化だったかと思いますが、

 

「カイゼンの為には原因ではなく真因を知れ」というものがあります。

 

何かしらの事故やトラブル、ビジネス上の敗戦があった際、

 

なぜにそうなったのか?を知ることなくして、

 

カイゼンは成し得ません。

 

そこで”原因”を洗い出し、手を打っていくわけですが、

 

概ねパッと想起できる”原因”の多くは表層的なものが多く、

 

真に因るものへ辿り着かないまま、表層的なカイゼンが行われ、

 

次はまた同じ真因による別の原因に阻まれ、

 

負のPDCAを回してしまうといいます。

 

そうならない為に、浮かび上がった”原因”に対して、

 

「それはなぜ?」を5回以上繰り返すことで真因を掴む習慣・文化が

 

カイゼンの代名詞トヨタを創り上げてきたそうです。

 

仮の話ですが、机の上に置いていたはずの大事な書類が

 

見当たらなくなったとします。

 

すると、その原因は机の上が散らかっていて、

 

ほかの書類の中に探している書類が紛れ込んだと

 

推測するかもしれません。

 

あるいは山積みの書類の一部が離席中に崩れ、

 

肝心の書類が机の下に落ちたのかもしれません。

 

このように、人は誰でも問題が起きると、

 

「どうしてそんなことになったのか」と、一度は考えます。

 

この場合は、自分が机の整理・整とんを怠っていたことが

 

原因だと思うかもしれません。

 

ですが、そこで考えるのを止めてしまったら、

 

現状から何も進化しない恐れがあります。

 

自分はなぜ、整理・整とんをしないのか。

 

書類や文房具の置き場所をきちんと決めていないからなのか。

 

それとも整理・整とんする暇がないほど忙しく、

 

書類がたまる一方だからなのか。

 

なぜを繰り返して理由をどんどんさかのぼっていくと、

 

真因が見えてきます。

 

個人的には5回という回数に固執する必要はないと思いますし、

 

元々この手法は主に製造業の現場で重宝されてきましたので、

 

why5が改善へ向けた手法として機能しないケースもあると思います。

 

真因として認識すべき項目が一つとも限りません。

 

肝要なのは、”(わかった)つもりの罠”や”決めつけの罠”に陥って

 

思考停止にならないようにする習慣を身に付けておくことだと思います。

 

その為のルールとしてwhy5を活用してみるのは

 

良いかもしれないですね。

 

ちなみにこの習慣は、カイゼンに対するアプローチとしてだけでなく、

 

例えばお客さまの抱く真のニーズが何か理解する為に

 

活用できたりもしますし、ロジカルシンキングのトレーニングとしても有効です。

 

Contact

お電話でのお問い合わせ
03-6812-9808