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ビジネス2020.10.13注目業界 自動販売機

対面店販と自動販売機のメリット/デメリットを比較すると、

下記の様になります。

 

□対面店舗販売のメリット

・ブランド構築に有利 

・小数店舗からビジネスレンジに乗る 

・事業派生しやすい 

 

□自動販売機のメリット 

・イニシャルコスト、固定費が安価≒事業リスクが低い 

・比較的営業利益率が高い 

・展開スピードが速い 

 

■対面店舗販売のデメリット 

・イニシャルコスト

・固定費が高い≒比較的事業リスクは高い 

・比較的出店候補地に制限がある 

 

■自動販売機のデメリット 

・1台あたりの収益は低い 

・比較的ブランド構築し難い 

・比較的事業派生し難い 

 

調べ始めるまで知らなかったのですが、 飲料メーカーの収益のうち4-5割は自動販売機が稼ぐそうで、 ダイドードリンコに至っては約7割(全盛期は9割)を稼ぐそうです。 

(しかもダイドーは飲料部分も完全なるファブレスメーカー (委託生産)なんですね) 

 

飲料自動販売機の国内総台数は約250万台((社)日本自動販売機工業会)で、 トップシェアは圧倒的にコカコーラで全体の約4割。 

 

次いでサントリーとなりますので、概ねこの2社で全体の 過半数強を占めております。 

 

ちなみに、国内の飲料自動販売機の総売上高は約2兆円。 

 

たばこやインスタント食品なども含めた自動販売機全体でみると、 総台数が約520万台で約6兆円の市場規模となり、 百貨店(8兆)やCVS(7兆)の市場規模にも見劣りしない規模。 

 

とは言え、これらと同じ立地で支持されるような商品では無いので、 所謂路地や小さな飲食店の店前など、必然的に弾かれていく場所は出てきます。 

 

但し、オフィスビルや企業ユースによるオフィスフロア・工場内、 またスポーツ施設内、駅構内/ホーム内、渋谷バスケットストリート等、 初期のPR的立地など、セグメントされた立地やシーンには、 既存の”ジュース”よりも存分に支持される商品をお届けすることが可能です。

 

 こと飲料自販機業界の悩みとしては、今や身近な小売店(CVSや量販)が 自販機同等の距離感で、消費者の生活の中に存在しており、 売られている商品も同じなため、差別化が難しく、 CVS等小売店とのカニバリゼーションにより撤去となるケースも多い。 

(実際、2006年を境に、全体で昨対1-2%減少)というものです。(矢野総研) 

 

また、その流通や商流、マージン構成についても、 古い業界で且つ寡占状態にある市場ですから、突っ込みどころが満載で、 阪神酒販のオフィスオアシスなんかは(超々薄利多売なモデルですが)、 そこを突いた奇襲でシェアを獲得できたとも言えます。 

 

成長ジャンルで特長のある商品を軸に、旧態依然としたビジネスモデルを 改訂できるチャンスがあると言うもの、非常にエキサイティングで、

ドキドキしますね。

 

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