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ビジネス2020.10.11機を見て、時を待ち、人を待つ

『聖人の薬を投ずること機の深浅に随い、賢者の説黙は時を待ち人を待つ。』

 

聖人(しょうにん)の薬を投ずること  機の深浅(じんせん)に随(したが)い、賢者の説黙(せつもく)は、 時を待ち人を待つ

 

これは空海が般若心経秘鍵に残した教えです。

 

現文訳すると、以下のようになります。

 

名医が病人に薬を与えるときは、病状をよく診て薬の量や投薬時期を判断し、賢者が説法したり沈黙を守ったりするのは、時機と人に応じて判断するもの。

 

これは、良い薬だからといってやたらと与えても、かえって重い副作用がでることがあり、正しい考えだからといって、話すタイミングや相手を選ばなければ、真意は伝わりません。

 

空海のこの言葉は、重要な行動は、それを起こすべき機会を正しくとらえることが大事だと言っています。

 

氏はその大きな実績や後世作られた伝説から、万能の天才とか超人のように伝えられている部分があります。 

 

著作や功績を見れば、類まれな天才であったことは 確かな事実ですが、悩んだりもがいたりしながら 努力を続けた一人の人間だったこともわかります。

 

 ただ空海が人と少し違っていたのは、 “機を見て、時を待ち、人を待つ”判断力と、 「いまだ!」という決断力、 そして行動力が人より勝っていたのでしょう。

 

 天才の頭脳をもらうのは無理でも、 幸いにしてこの三つなら誰にでも磨くことが出来ます。

 

 大きな決断に際する提言としてだけでなく、 こと前段部分などは、 日頃の些細なアクション一つ一つに応用が利くと思いますので、 意識していきましょう。

 

 

IPPO中川

 

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