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ビジネス2020.10.08マクロ経済学、ミクロ経済学

マクロ経済学・ミクロ経済学について。

 

「木ばかり見るな。森を見ろ。」という慣用もありますが、

 

ミクロ(経済学)が木とすると、マクロ(経済学)が森と言えます。

 

経済学の中で言うところの、マクロ経済学は、

 

「政府・企業・個人という経済主体」の行為を、

 

大きな観点から総合的に分析する学問であり、

 

「GDP・国民所得・物価・貯蓄・消費・投資・

 

国際収支・景気指数などの集計データ」を元にして

 

研究・洞察が進められます。

 

マクロ経済学の目的を端的に述べるとすると、

 

『将来の経済状況(景気変動,デフレ,インフレ,バブル)の予測』

 

であり『有効な経済政策(政府の財政・金融政策)の

 

実行のための理論構築』です。

 

加えてこれは、国民の自由な経済活動のみに基づく

 

市場原理(競争原理)を完全に信頼することは出来ないという

 

ケインズ経済学の前提に立っています。

 

一方、ミクロ経済学は、物価の変化のメカニズムと

 

その影響を受ける市場のプレイヤー(生産者・企業・消費者・個人)

 

の経済行為を分析する学問分野です。

 

ミクロ経済学の市場における需要は絶えず均衡していて

 

完全雇用を実現していると仮定しているので、

 

景気変動による不況や失業を考えずに経済活動を

 

分析するという特徴があります。

 

その意味で、マクロ経済学と比較するとミクロ経済学は、

 

理想的なモデルに準拠した形式から逸脱しない

 

学問であるという事が出来ます。

 

ミクロ経済学の市場で景気変動が存在しないのは、

 

市場では供給が需要を生み出し、売れない商品でも

 

値下げし続ければ何処かで必ず売れるという前提があるからです。

 

資本家と労働者の関係においても、労働者が希望する賃金を

 

どんどん低くしていけば必ず雇ってくれる企業があるという

 

完全雇用の前提を置いています。

 

その意味では、現実社会で起きる不況の経済現象や

 

仕事をしたくてもできない失業者の存在を

 

十分に説明し尽くすことが出来ない部分があります。

 

全体的な視点から経済を眺めるマクロ経済学に対して、

 

ミクロ経済学は個々の個人や企業の経済行為を中心にして

 

経済事象を分析していきます。

 

もう一つ絶対的な違いを挙げると、

 

マクロ経済学には経而的視座(時間軸)が存在しますが、

 

ミクロ経済学はほぼほぼ一時の状況で判断をします。

 

往々にしてミクロ(経済学)の方が取り扱いやすいし、

 

個人の見地でモノが言えるので、ラクチンですが、

 

マクロで考える癖を付けておくと、より大局が掴め、

 

ミクロの説得力も増してきます。

 

難しかったかもしれませんが、

 

今日はマクロとミクロの勉強でした。

 

 

IPPO中川

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