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ビジネス2020.09.28ブルーオーシャンを探して
大好きな経営理論で、定期的に書籍も見直すブルーオーシャン。
市場がすっかり出来上がり、
競合犇めくレッド・オーシャン。
その対局、未開拓の市場「ブルー・オーシャン」
今はまだ多くには知られていない市場で
それを開拓すれば新たな需要を掘り起こすことが出来ます。
ブルー・オーシャンを創造するためには、
次の3つの分析手法を用いて分析を行う必要があると言われています。
1)戦略キャンパス
既存の市場を分析するためのもので、競合他社の競争要因を
チャート化し分析するものです。
2)4つのアクション
買い手に提供する価値を見直すためのもので、これまで
業界標準とされてきたもののうち「取り除くべきもの」
「減らすべき要素」「増やすべき要素」
そして「付け加えるべき要素」について考えます。
3)アクション・マトリクス
4つのアクションを補うもので、4つのアクションを漏らさず
実現する上で有用です。
また優れたブルー・オーシャン戦略は
「メリハリ」「高い独自性」「訴求力のあるキャッチフレーズ」
という3つの特長を持ち合わせています。
最も重要なのは、この戦略を策定する際、
次の4つの原則に従うということです。
■市場の境界を引き直す
代替産業に学んだり、業界内の他の戦略グループから
学んだりして、既存市場の枠組みにとらわれることなく、
ブルー・オーシャンを創造すること。
■細かい数字は忘れ、森を見る
戦略キャンバスを描き、大局的な見地から戦略を導き出します。
■新たな需要を掘り起こす
顧客以外の層に目を向けます。
■正しい順序で戦略を考える
お客様にとっての「効用(価値)」→「価格」→「コスト」
→「実現への手立て」という順番で戦略を築いていきます。
正直、
上の3項はもとい、ブルー・オーシャン戦略は
需要を掘り起こせずに、市場にならないままに
終わっていくことが殆どだと感じます。
結果としてレッドオーシャンになった際、
何年前はブルーオーシャンだったけど・・・
などと後付されることがしばしばかとも思います。
実は、全くのブルー・オーシャンは
ともすればレッド・オーシャンより危険だとも思っていて、
ブルーが赤く染まりだした頃に
スピーディーに参入できる体質や戦略を持っている事が
重要だとも思います。
まず、やってみる
スピードスピードスピード
意識して今日もPCカタカタさせてます。