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ビジネス2020.08.26実を視る癖

最近、ユニクロの柳井さん関連の書籍を読み返したり新たに購入したりしています。

 

真実を知ると、いかに表だって流されてくる情報が

 

ほんの表皮でしかない、言うことが分かってきます。

 

84年にユニクロの一号店が広島市中区に誕生したとき、

 

柳井さんが小郡商事へ戻って12年が経っていました。

 

ユニクロが全国区になったのが2,000年前後とされていますが、

 

柳井さんが小郡商事に入社しユニクロの一号店が出るまでの12年間、

 

カジュアル衣料店などを出しては閉店し、

 

そしてユニクロが誕生してから全国区にいたるまでの16年間、

 

スポクロやファミクロというシリーズブランドが生まれ、それらが僅か10か月で消滅し

 

借り入れが個人資産を大幅に上回ったころメインバンクから剥がしかけられた

 

ことがあったなんてことは大方の人は知るところにありません。

 

要は美化された表皮か脚色された悪底しか人目には触れないし、

 

掘りにいかないとキャッチアップできないのです。

 

例えばワイキューブが絶好調の時、さすがに馬鹿みたいに設備投資を行っていたりしたので

 

借り入れは少なからずあるだろうなと思っていましたが、非公開企業ですし

 

さすがに負債が40億を超えているとは検討及びませんでした。

 

また、コンサルベースの高利益率サービスでなぜにそこまで負債が膨らんだのかも、

 

最近の書籍を読むまでは理解できず、悪底しか見ていませんでした。

 

(もちろん、それが真実でない可能性もないことは無いのですが)

 

表皮や悪底から実を視る癖が養われてくると、

 

対象がクライアントの場合はある種のアドバンテージをもって提案に臨むことが出来ますし、お付き合いすることもできます。不渡りのリスクも回避することができるでしょう。

 

またそれが競合他社である場合は、少々ピンポイントの戦術にはなりますが、

 

どこを攻めて守れば良いのかもおのずと見えてくると思います。

 

ことクライアントが対象の場合は、実を知ってくれているというのは、

 

嬉しいし安心して志事を任せていただける一つの要因にもなります。

 

この実を視るという行為自体、当然当事者から直接真実を聞けるのが一番ですが、

 

そうでない局面の方が多い訳で、公表された表皮や悪底からある程度推察する

 

癖を養うことから始まるのかもしれません。

 

 

IPPO中川

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