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ビジネス2020.08.14価値の4階層
製品価値を分析する場合の4つの階層と聞いて、
ピンときますでしょうか?
答えを言ってしまうと、以下の4つがそれにあたります。
1)基本価値
製品の基本的な品質や機能
2)便宜価値
使用や消費の際の便宜性
3)感覚価値
デザインの魅力や使用の楽しさなど
4)観念価値
製品コンセプトやブランド
例えば車でいうと、移動手段としての機能が基本価値であり、
燃費の良さや操作性、手に入りやすさが便宜価値となり、
感覚価値にはデザインの美しさや乗り心地などが含まれ、
観念価値には製品開発ストーリーやブランドの強さが入ります。
マーケッターは当該製品がどの価値階層に該当するかという
選定を行ったり、どの価値階層にポジショニングさせるかといった
価値階層デザインを行うことも重要な職務の一つです。
他社を寄せ付けない突出した価値を提供できれば、
消費者の選択の強力なドライバーとなるわけですね。
さて、ピンククラウンはどの価値階層に該当するでしょうか?
IPPO中川