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デザイン2020.08.05バージョン管理
■バージョン管理とは??
バージョン管理とは、あるプロジェクトのソースコードを変更したら、変更分を保存してくれる便利なシステムです。
毎回変更のたびにバージョンを管理しておくことで、クライアントの「やっぱり前のに戻して」みたいな鬼畜要望に対しても即座に対応可能ですし、「Aのコードを残したまま改良してA’を作りたい」といった要望にも柔軟に対応できます。
バージョン管理を導入していない場合は、個人個人のローカルフォルダで「○○プロジェクト2」みたいに名前をつけて管理していたかもしれませんが、後々なんのことかわからなくなりますし、複数人で行うプロジェクトだと「最新版は誰がもっていてどこにあるの?」といった問題が浮上します。
そこを効率良くするのがバージョン管理です。
「バージョン管理」といった一言だけ聞くとカンタンそうですが、その業界は一定のお作法があるらしく、導入時にちょっと勉強というか事前知識つめこみが必要です。
でも一回覚えちゃえばあとはとっても効率よくなります。
■どういうサービスなの??
マック派では、「GitHub」(読み:ギットハブ)というサービスが引き続き主流です。
このシステムは、「分散型」という種類のバージョン管理になり、サーバー(このサービスのサイト)で、マスターのプロジェクトを管理します。
しかし、それぞれ作業者のローカルでもバージョンを管理できるので、複数での開発の場合、まずは個人レベルの修正はローカルで管理し、プロジェクト全体の進行にかかわる変更を行った場合はサーバーにアップロードするといった具合に、個人的なバージョンと、全体的なバージョンを分けて管理できるので非常に便利らしいです。
■で、どうしたいの??
GitHubはソースコードのソーシャルみたいなもので、無料プランだと誰でも自分のコードや人のコードを見れます。
クライアントワークの時は困りますね。
そこで自分のコードをプライベート(不特定多数が見れないように)に設定するのですが、GitHubの場合は有料となります。
ネット上に転がっている情報が豊富なので、バージョン管理でぐぐると、GitHub使ってればとりあえずモテる!くらい洗脳されかねない勢いです。
ですから、ドキュメントが豊富な点ではGitHubの使用が間違いないと思っております。(GitHubのメインキャラの、タコみたいな猫もかわいいですよ!)
■「GitHub」か「Bitbucket」か??
両者どっちを使ってみたいかということになりますが、無料でできるBitbucketは素晴らしいです。
素晴らしいのですが、ちょっとわかりづらい&日本語のドキュメントが少ないといった点が難点ですね…
実際にGithubもBitbucketも登録して試してみた結果です。
GitHubはUI的にもわかりやすかった&ドキュメントが豊富です。
IPPO中川