2020.07.17
基本のキですが、顧客区分はしっかり頭に入れて
おさえておきたいものです。
よく事案の中でも、
「ターゲットはF1前半で・・・」といったような
やり取りを行うかと思います。
このF1~3、M1~3、はたまたCやT層というのは、
TVの視聴率を検討する為の、
いわばメディアマーケティングの用語として
用いられ始め、今では一般的なマーケティング上の
ターゲット層を解釈する用語として広く活用されています。
アルファベットは
C=Child、T=Teenager、F=Female、M=Male
をそれぞれ意味します。
良く、ヒットの背景としてF1層での先行したブレイクが
取り上げられることもあり、
特に化粧品や洋服、モバイル等のジャンルでは、
猫も杓子もF1層をターゲットに据えてきます。
この『F1層』の理解についてですが、
「20代前半の女性」を指す言葉として誤認しているケースが
非常に多いのですが、
正確には、「20歳から34歳の女性」を意味します。
ただし最近では、20歳から34歳の幅が広すぎるため、
F1層の中でも趣味や嗜好、ライフスタイルに差が
生じていることから、F1前半/中盤/後半と
区切った上で、さらに居住地や職業、
既婚・未婚に接触頻度の高い媒体等を掛け合わせ
セグメンテーションとペルソナ(より具体的なターゲットモデル)
の開発を行うのが定石となっています。
ちなみに、各層のは以下の通り。
正確に認識しておきましょう。
□C層 4-12歳の男女
□T層 13-19歳の男女
□F1層 20-34歳の女性
□F2層 35-49歳の女性
□F3層 50歳以上の女性
□M1層 20-34歳の男性
□M2層 35-49歳の男性
□M3層 50歳以上の男性
IPPO中川