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ビジネス2019.09.03定義する力

20代の中頃、最初に入社した会社の上司と久しぶりに再会し

カフェで談笑していたときに

 

「最近、いろいろな物事を”定義する”ってことの大事さに気づいた」

 

ということを言われました。

正直、当時この内容を聞いた時の感想としては

 

定義するって、どゆこと???

 

という疑問符がたくさんついた思いのみ。笑

歳を重ねたらそういうことも考えるものなのか?

と深く考えずに時が経ちましたが

あれから5、6年の歳月が流れ

やっと私にも”定義する”ということがどれほど大事なのか

少しずつ分かってきました。

 

定義する対象は数多ありますが、ビジネスシーンにおいて

定義することの多い対象は大きく3つあるように思います。

 

 

まずは”場の定義”。

主にMTGをする際に感じることですが

このMTGは何を話す場で何をゴールとしたものなのか

定義されているMTGと定義されていないMTGで

参加者の発言のしやすさや、MTG後のアクションまでの速さが変わると感じます。

 

先日も、最近メディアに取り沙汰されている

上場企業の社長とのMTGをしたのですが

事前に何度も確認していたにも関わらず、紹介者によるその場の定義が曖昧で

すでに何度も見聞きした会社概要を先方から30分ほど伺い

それに対して、私がただ感想を述べる、というなんとも居たたまれない時間となりました。

 

しっかり場の定義が成されていれば、事前に話す内容を準備することも出来ますし

ゴールが明確になることで議論を脱線しすぎることなくMTGをスムーズに進行可能です。

 

もちろん、ブレストをする場、と定義し活発な意見をとにかく出すような場合も

とにかくアイデアの数を出す場、などのように定義して進める意味は十分にあります。

 

何を話す場なのか、これが明確になっているだけで

参加者の発言のしやすさが格段に上がると思います。

 

 

 

次に”強みの定義”

自分の強みを定義する、部下の強みを定義して伝える

などこちらも日々の業務の中で重要となってきます。

 

自分の強みはなんなのか、同じオフィス移転の仲介業務を行う営業でも

  • 人気エリア、家賃相場などオフィス情報を詳しく知っており物件提案が上手い
  • スタートアップ、ベンチャー界隈に詳しく、協業提案もできる
  • 物件オーナーと仲がよく、入居審査を通しやすい

など、それぞれの定義により、普段の動きが変わってきますし

部下の強みを定義してあげることで、自信を持って営業時に話すことができます。

 

また、”定義する”ということは、一度決めた定義を”再定義する”という内容も含みます。

人間、半年もすれば成長もしますし考えも変わり

その人自身の状態や、その人を取り巻く状況に変化が生まれます。

 

定期的に強みを定義し直すことで

自分、もしくは部下が、より力を発揮しやすくなるように感じます。

 

 

 

最後に”事業の定義”

こちらはよく議論されるところだと思いますが、自社の事業を

  • オフィス移転の仲介業務
  • 働く人の仕事環境をより良くする
  • 未来の街づくりをする

上記それぞれで定義した場合で、事業展開や出てくるアイデアも変わってくると思います。

 

オフィス移転の仲介業務、と定義した場合は

入居テナント様と物件オーナー様を

つなぐ業務に従事することになると思いますが

 

働く人の仕事環境をより良くする、と定義した場合は

オフィス内のオフィス家具家電の提案や

エレベーター内の環境、共用部のリノベーション提案など

入居テナント様とオーナー様、それぞれに対して

より幅の広い提案をすることがありえます。

 

 

未来の街づくりをする、とした場合

オフィスを移転する、ということは企業が動くことになりますので

多くの企業が1つの街に集まる場合や

社員数が何千人何万人にもなるような大きな企業がオフィスを移転する場合には

 

その移転先の街周辺には多くの人が移り住むことにもなりますので

確実に街並みに変化が生まれます。

 

そういう内容も加味して、オーナー様、もっというと各市区町村と

どういう企業を誘致したいのか

しっかり戦略立ててテナント様に一緒に提案する、というような動きは

十分に考えられます。

 

 

このように、様々な事象や物事を定義することは非常に重要で

また、適切に定義することで事業の成長、個人の成長が加速すると感じます。

 

そして、重要なのは

合っているかどうか分からなくても

とりあえず仮にでも定義してしまうということです。

 

あやふやなままだと、定義が合っているのかどうかもわからず

定義の修正もできません。

 

1つ、確かな定義があることで

定義が適切なのかどうかを検証することができ

自社、自分のその時々において適切な定義を導くことが

できると思います。

 

適切な定義付けは、MTGをより良いものにし

個人の強みが明確になり成長を促し

ダイナミックな事業展開を実現します。

 

この記事の冒頭に登場した当時の先輩に感謝し

また今から、適切な定義付けを適宜しながら

仕事をしていこうと思います。

 

 

P.S

弊社IPPOは中期の事業ビジョンを

”オフィス賃貸の世界の新しいスタンダードを作る”

と定義しています。

 

不動産業界はまだまだ秘匿性が高く

紙文化で改善の余地がたくさん残っています。

 

一緒に業界をアップデートしてくれるメンバーを

随時募集しておりますので興味のある方は

是非ご連絡下さい。

info@ippooffice.co.jp

 

 

IPPO中川

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